八丈島をめぐる2泊3日旅【女ひとり旅】
5月末に、2泊3日で八丈島に一人旅。お天気がかわりやすい&雨が多いらしい八丈島ですが、毎日青空が見られて雨に降られることもなく、お天気に恵まれた島旅になりました。
2泊したので、おそらく八丈島で観光するべきところはほぼもれなく巡ってきたのでは、と思う旅でした。
旅行のタイムスケジュール
1日目
- 八丈島空港に13:10に到着して、レンタカー屋さんへ
- 14時ごろ:大坂トンネル展望台
- 14時半ごろ:裏見々滝
- 15時過ぎ:名古の展望台
- 15時半ごろ:末吉温泉 みはらしの湯
- 17時すぎ:八丈スーパーで夕食を調達して宿へ
2日目
- 9時〜:シュノーケルでウミガメと泳ぐ
- 12時ごろ:ふれあいの湯
- 13時半過ぎ:ジャージーカフェで軽めのランチ
- 14時半ごろ:八丈歴史民俗資料館
- 15時半ごろ:大里の玉石垣
- 16時半ごろ:ふれあい牧場
- 18時ごろ:大坂トンネル展望台で夕日鑑賞
- 18時半ごろ:南原千畳岩で夕日鑑賞
3日目
- 10時〜:服部屋敷で無形文化財の踊りと八丈太鼓鑑賞
- 11時ごろ:八丈植物公園
- 12時すぎ:八丈スーパーでランチを調達してふれあい牧場へ
- 14時半ごろ:大越鼻灯台&ナズマド
- 15時ごろ:古民家喫茶中之郷
- 16時過ぎ:レンタカー屋さんに車戻して、空港へ
旅の振り返り
1日目
レンタカーを借りて、まずは島でも有数の展望スポット・大坂トンネル展望台へ。八丈富士(右手)と八丈小島(左手)を一望できるスポットで、見晴らし抜群です。
続いて滝の裏側が見られる裏見々滝へ。滝まではこういう感じの道を歩いて行きます。植物がいかにも南国に来た感!
5分ぐらい歩けば滝にたどり着きます。水量は少なめのシトシト系。でもお天気によって水量も変わるのかな。
裏見々滝のあとは、八丈島の絶景露天風呂と言われている日帰り温泉「みはらしの湯」へ向かいました。偶数日・奇数日で男女入れ替えになるのですが、女性が絶景露天に入れるのは偶数日。ということで偶数日のこの日に行ってみることにしたのでした。
温泉に向かう途中に通りかかった「名古の展望台」に寄り道しつつ、たどり着いた「みはらしの湯」は確かに見晴らしが良かった!でも露天の日除けになるものがなにもないので、日差しの強い日はお風呂に入りながら日焼けしちゃいそう。
行くなら日差しが弱い時間帯を狙うのが良さそうです。景色の良さはもちろんのこと、湯温も高すぎないし、日差しさえ気にならなければ長湯したくなるお風呂でした。
朝から移動続きで疲れたので、お風呂の後は宿へ向かうことに。途中で最初に立ち寄った大坂トンネル展望台にまた通りかかったので、またまた寄り道。
ここは夕日の名所でもあるのですが、日の入りまではまだ1時間半ぐらいあったので、そこまでは待てないなあと諦めて、写真を撮ったらすぐに宿へ行きました。
宿泊先は「満天望」をチョイス。食事の評判が良い宿のようなのですが、食事付きプランがなぜか予約時に選択できない&近くに飲食店もない場所だったので、夕飯はスーパーで調達して向かいました。
1日目の夕食に選んだのは、八丈島名物の「島寿司」。お魚の漬けを使ったお寿司で、ワサビじゃなくて洋からしを使っているのも特徴のよう。
八丈スーパーではいろんな魚の島寿司が並んでたけど、一番安かったメダイを選んでみました。漬けになっているので魚の旨味が凝縮されてておいしい。でも島の人のおすすめはムツの島寿司らしいです。
2日目
2日目は朝9時からシュノーケルを予約していました。ホテルを出る前に、朝食は昨日八丈スーパーで買っておいたやたけのあんぱん。
製菓やたけという八丈島のパン屋さんのパンで、これが思いのほかおいしかった!余計なものが入ってなさそうなやさしい味で、このあとの旅の最中に何度もやたけのパンを食べました(他に食べるものがあんまりなかったとも言う…)。
そして初めてのシュノーケル!実はそんなに興味があったわけでもなかったのですが、八丈島はマリンスポーツをするのに最適な場所のようなので、じゃあやってみようかなと。
八丈島の底土海水浴場というところでのシュノーケルで、砂浜からすぐのところにサンゴ礁が広がっていて、そして優雅に泳ぐウミガメの姿も。
そもそもウミガメに会えるというのがウリのシュノーケルで、私が申し込んだ↓のシュノーケルツアーもウミガメとの遭遇率がすごく高いそうです。
私がシュノーケルをしている間に遭遇したウミガメは2頭。ウミガメにも実は別に興味がなかったんだけど、目の前を泳いでいる姿を実際に見るとなかなかテンション上がる!人気の理由がわかった気がします。(写真はツアー会社の方が撮ってくれたものです)
シュノーケルの後、ツアー会社のオフィスでシャワーは浴びられたのですがすごく簡易なシャワーだったのと、シャンプーもしっかりしたかったので、日帰り温泉「ふれあいの湯」へ。海で冷えた身体がしっかりあったまる温泉で、露天もあってのんびり入浴できました。
お風呂を上がったらもう13時過ぎ。腹ペコなので目星をつけていたお蕎麦屋さんに行ったのですが、なんと運の悪いことに臨時休業中。しょうがないので、こちらも行ってみたいと思っていたジャージーカフェに行ってみました。
サンドイッチぐらいはあるかなあと思ったんだけどそれもなくて、並んでいる中では一番お腹に溜まりそうだったフレンチトーストと、パッションフルーツゼリーにソフトクリームがトッピングされたスイーツを注文。
甘い×甘いになってしまったけど、糖分を欲していたらしく、ペロリとおいしく食べられました。しかしお昼ご飯としては当然量は足りませんでしたが…。
続いて東京都八丈支庁の展示ホールにある、八丈歴史民俗資料館へ。とくに八丈島にかつて島流しにあった人たちの紹介が興味深いものでした。罪人とはいえいろんな文化が持ち込まれて、島にとってはメリットも多かったよう。
そのあとは大里の玉石垣へ。この石垣を積む技術も流人の一人が伝授したものだそう。
漆喰も使っていないのに、地震に遭っても壊れないんだそう。江戸時代に造られたものだそうですが、きれいに残っていました。
朝から動き回って疲れてきたけど、この日は夕日を見たいなと思っていて。夕暮れまではまだまだ時間があったので、続いてふれあい牧場へ。八丈富士の中腹にある牧場で、眼下に海を望める場所でした。
牧場の下に雲が広がっていて、つまり雲より高い場所にある牧場!開放感抜群で、とても気持ちの良い場所でした。
牧場でのんびり景色を眺めていたら、ようやく良い時間になってきたので、この旅3度目の大坂トンネル展望台へ移動。
太陽はすっかり傾いてはきているけど、まだ沈むまでは時間がかかりそうだなと思い、こちらも有名な夕日スポット・南原千畳岩へ移動してみました。
こちらでしばしのんびり、八丈小島の裾野に日が沈む様子を眺めて2日目は終わり。
ちなみに2日目の夕飯もホテルで、スーパーで買ってきたもので済ませました。
3日目
最終日の3日目は、服部屋敷の観光からスタート。
朝10時からの「樫立踊りと八丈太鼓」を見るのが目的。渋いショーですが、日本舞踊を習っているためか伝統の踊りにちょっと興味がありました。
驚いたのは、音楽がなくて全部生歌にあわせて踊ること。本当に素朴な踊りで、でも動きは結構早いものもあって(複数種類の踊りを連続して踊ります)、よくこれを受け継いでいるなあ。
服部屋敷自体はほぼ見るものがないので、もし訪れるならこの踊りの開催時間にあわせて来た方が良さそうです。
ショーを見た後は、八丈植物公園へ。
思いのほか敷地が広くて、1時間以上歩き回る。森の中を歩くのは気持ち良いです。
なぜかキョンもいる。檻の中でなんだか所在なさげでしたが、姿形はなかなか可愛かった。
八丈植物公園を見終わるともうお昼の時間。なのですがもう本当に食べたいものがなくて…八丈島は名物と言われるものも少ないし、これ食べてみたい!と思える選択肢も少なくて、食べるもの選びに本当に苦労したなあ。
結局またまた八丈スーパーに行って、おそらく島寿司のヅケがのった漬け丼をチョイス。せっかくだから見晴らしの良い場所で食べたいと思って、昨日行ったふれあい牧場へまた行ってみました。
牧場の自由に使える休憩所のようなところで食べることにしたのですが、いざ行ってみたらうっすら牛のフンの臭いがしてるし(牧場なんだから当たり前か…)、これは場所選び間違えたなーと思いつつ、移動も面倒なのでここで食べてしまう。
が、食べ終わった後で、牧場のおじさんにここは飲食禁止と言われる…。(でも食べ終わるのを待って言ってくれた、優しいおじさん)
いろいろ間違ったけど、とりあえずお腹は満たされたのでよかったです…。
何はともあれ、この日も牧場の見晴らしは最高!
そして八丈島空港もこの牧場からはよく見える。しばし待って、飛行機の離陸を見送りました。
そしてまだ飛行機まで時間があるので、もう完全な消化試合という感じで、大越鼻灯台まで車を走らせてみたり、
ナズマドというダイビングスポットに行ってみたりする。透明度高くてすごくきれいだけど、波がけっこうザップンザップンしてて、ここから海に入っていくなんて怖くないのかなあ…。
そしてそれでもまだ時間があるので、最後に古民家喫茶中之郷へ。
島の人気カフェで、このカフェスペースの三方の窓が開放されていて、風が抜ける心地よいカフェでした。ただバリリゾート風の音楽みたいなのが流されていて、この音楽なしだったら自然の音で満たされてより良いのになあとは思ったけど。
ここで小一時間のんびりして、ようやく良い時間になったので、レンタカー屋さんへと車を返しに行って、空港へと送迎してもらって帰路に着いたのでした。
八丈島の旅を振り返って
2泊3日の旅を終えて思ったことは、八丈島は本当に手付かずの豊かな自然が残る場所なんだなあということ。
観光スポットらしい観光スポットはあまり多くなく、なので訪れるならマリンスポーツ目当てか、あとは私はしなかったけど八条富士への登山や、時期によっては光るキノコを見にいくというアクティビティなんかも人気あるよう。
海&山の自然の中で遊ぶ!というのを目的に行くのが良さそうな場所でした。
そして食事難民にならないように、宿は夕飯付きのプランを予約した方がよかったなというのが、なにげに一番思ったところです。
5月八丈島旅行の服装&コーディネート
旅行プラン
- 日程:2泊3日
- 主な目的地(予定)
- 1日目:歴史民俗資料館、みはらしの湯、大阪トンネル展望台
- 2日目:シュノーケル、裏見ヶ滝、登龍峠展望台
- 3日目:服部屋敷、八丈植物公園、八丈島ジャージーカフェ
- 天気予報
- 1日目:最高気温25度、最低気温20度、降水確率10%
- 2日目:最高気温26度、最低気温20度、降水確率0%
- 3日目:最高気温25度、最低気温20度、降水確率60%
服装&コーディネート
1日目
1日目は午前中に移動して、八丈島には13時過ぎに到着予定。
飛行機&新幹線に乗るため、移動中は冷房で冷えそうなので長袖をチョイス。そして足がむくんでも窮屈感を感じないように、パンツはストレッチが効いているタイプを選びました。
靴はマムート。白ですがレザーなので汚れがついても落としやすい&靴底が岩場でも滑らない仕様のものです。2日目に滝を見に行く予定があるので、そのためのチョイス。
バッグはもう何年も前に買った、マリンデイのショルダーバッグ。ショルダーが太いので肩に食い込まなくて使いやすいのと、素材が丈夫なので何年使ってもヘタレない優秀なバッグです。多少の水は弾くので、たとえ雨に濡れてもあまり気にならないのもポイント。
2日目
2日目は午前中にシュノーケルのツアーに参加予定。水着を着て行って着替えて、が必要になるので、脱ぎ着しやすいワンピースをチョイスしました。
ストレッチが効いたナイロン素材で、速乾&軽量なのも旅行にピッタリ!と思って買ったもの。今年の夏は活躍しそうです。
そして帽子はノースフェイスのもの。丸洗いできる&あご紐がついているので、暑い日も風の強い日も、気にせず被っていられる優れものです。
3日目
3日目は、1日目のコーディネートからトップスだけ変える予定。この日はまた移動日なので、長袖をチョイスしています。
1日目のトップスも3日目のトップスも、どちらも袖口がゴムなので、暑かったら肘ぐらいまでまくり上げておけます。真夏だとさすがに長袖は暑いので着ないけど、夏の始まりぐらいから重宝するトップスたちです。
岩手の猊鼻渓と厳美渓をめぐる1泊2日旅【女ひとり旅】
新緑の猊鼻渓&厳美渓を見に行きたくて、5月中旬に一関へ一人旅。一度食べたかったもち膳も食べて、渓谷の風景に癒されて、短いけど充実の旅になりました。
旅行のタイムスケジュール
1日目
- 12時過ぎ:蔵元レストランせきのいちで餅ランチ
- 14時〜:猊鼻渓で舟下り(所要時間:1時間半)
- 16時前:石と賢治のミュージアム
- 17時過ぎ:旅館舞鶴にチェックイン
2日目
- 10時ごろ:達谷窟毘沙門堂
- 11時ごろ:厳美渓
旅の振り返り
1日目
まずは一関の伝統食だという「もち膳」を食べに、「世嬉の一酒造(せきのいち)」という蔵元がやっている建物の雰囲気が素敵なレストランへ。
これが9種類の餅料理が食べられる「果報もち膳(2,200円)」です。お椀に入ったお餅8種+お雑煮(上の写真には写ってません)。
お餅でこの値段はちょっと高いのではと思いましたが、手がかかってるなあというのが分かるラインナップ&お味でした。
お口直しのお惣菜と、甘酒もおいしかった。
続いて向かったのは猊鼻渓。舟下りでの観光です。30分間船に乗って川の上流を目指し、たどり着いた先の陸地で20分の散策、そして再び30分川を下ってくるというルートでした。
川の流れはとにかく穏やかで、鳥のさえずりもよく聞こえます。とても心地よい船旅。
そして船でたどり着いた先のお楽しみが「うん玉」。対岸の岩に空いている穴に向かってうん玉(3個で100円)を投げて、入ればラッキーという運試しです。
わりと距離があって、私は岩まで届くのがやっとでした。同じ船に乗っていた10数人が投げて、入ったのは2人だけと言ってたので、なかなか難易度高めです。
続いて向かった「石と賢治のミュージアム」は、宮沢賢治がかつて勤務した、旧東北砕石工場のそばに作られた博物館。
てっきり宮沢賢治は生涯学校の先生だったものと思い込んでいたので、砕石工場に勤務していたとは驚きでした。そんなに見るところは多くないのですが、鉱石好きならおすすめ!
石と賢治のミュージアムの後は旅館舞鶴にチェックイン。部屋は新しいけど簡素な造りで、お風呂も3人入ればいっぱいの名ばかり大浴場だったけど、食事が良いお宿でした。1泊9,900円とは思えない内容で、食事重視の方にはおすすめ。
私はトイレだけついている部屋を予約しましたが、混む時期に泊まるならユニットバス付きの部屋にしたほうが良いかも。お風呂が本当に狭いので、泊まっている人が多い日だと入るタイミングが難しそうです。
2日目
2日目は、まずは達谷窟毘沙門堂へ。岸壁にくっついて建てられているお堂が見どころのお寺です。
境内に生えていた「大オッコウ」。樹齢500年のイチイだそうで、立派な枝振りにしばし見入ってしまう。
続いて厳美渓へ。街中にある渓谷でした。渓谷を見通せるポイントが少ないので、あっという間に見終わってしまう。
厳美渓名物のかっこう団子はおすすめ。カゴにお金を入れて木槌で合図すると、対岸のお団子屋さんがカゴを引きあげて、団子(3本入り)を入れて戻してくれる仕組み。
木槌での合図なので、聞き逃さないように対岸からお店の人がずっと見張ってます。引き上げるのもなかなか大変そうで、案外体力と気力が要りそうなお仕事。
5月岩手旅行の服装&コーディネート
旅行プラン
- 日程:1泊2日
- 主な目的地:厳美渓、猊鼻渓
- 天気予報(厳美渓の予報です)
- 1日目:最高気温18度、最低気温13度、降水確率80%
- 2日目:最高気温18度、最低気温11度、降水確率70%
服装&コーディネート
- アウター:FRAMeWORKのマウンテンパーカー
- トップス:ノースフェイスのパーカー
- スカート:emmiのストレッチチノ素材のスカート
- バッグ:LE VERNISのキルティングクラッチ
- シューズ:マムート(MAMMUT) のHueco Advanced Low
マウンテンパーカー脱ぐとこんな感じ。自然の中に溶け込むアースカラーのコーディネートになりました。
パーカーの中に着るインナーだけ取り替えて、1日目・2日目ともにこの服装の予定です。5月なのに20度いかない予報なので、パーカーはちょい厚手。
LE VERNISのキルティングクラッチは、
- 軽い
- ショルダーが太い
が選んだポイント。ショルダーが太いと肩に食い込まないしキルティング素材で軽いので、肩が凝りにくいです。
マムートのスニーカーは、レザーなのでカジュアルすぎない&白だけど汚れにくいこと(レザーのスニーカーは防水スプレーなどしておけば、意外とサッと拭くだけで汚れが落ちます)、
岩場でもアスファルトでも優れたグリップを発揮するMichelinアウトソール
らしいので、渓谷歩きにも滑りにくくて良いかなというのがチョイスの理由です。(厳美渓・猊鼻渓は初めて行くので、足場の状況がわからない&雨予報だから足元ドロドロかもしれないので滑らないように対策)
実際に出かけてからの感想
- マウンテンパーカーまではいらなかったけど、最低気温を加味するとちょうど良い感じでした。ただ日差しがある日だったら着込み過ぎだったかも。(曇りだと暑くも寒くもなく、でした)
- 厳美渓・猊鼻渓ともにほとんど歩かないで観光できる場所だったので、お天気良ければ靴はフラットであればなんでも良さそう。
- 雨の日だったら、厳美渓は岩場の上がメインの鑑賞ポイントなのでやっぱり滑らない靴の方が良いと思います。今回のチョイスはお天気考えると正解でした。
コロナ禍を経て女子ひとり旅に思うこと
2021年最初の更新になってしまいましたが、相変わらずひとり旅は続けています!
2020年からのコロナ禍で、旅行には確かに行きづらい時期もありましたが、必要以上の人との接触は避けて、一人で静かに旅行する分には別に普段の生活とリスクが変わらないのでは?
と都合よく解釈して、Gotoキャンペーンもあったおかげでなんだかんだ、コロナ前と旅行の回数はあまり変わらず出かけていたような。
むしろコロナ禍が一人旅にとってプラスになったと思えることがあって、それは一人の旅が今までよりも推奨されるようになったこと!
私は一人旅をするようになってもう10年ぐらいは経つので、一人でどこに出かけるにもほぼ抵抗がなくなったのですが、
今まで一人旅に行ってみたいと思っていたけど、なかなかチャレンジできなかったという女子の皆さんにとっては、過去最高に行きやすい環境が整ってきているように思います。
(通常は一人旅を受け入れていない旅館にも一人旅向けプランが誕生したり、飲食店でも黙って食べてくれるおひとり様を歓迎している雰囲気を感じます)
ということでぜひ女子一人で旅に出かけてみようよ!ということを言いたいがために久しぶりに記事を書いてみました。
女ひとり旅、楽しいですよ。仲間が増えたら嬉しいな。
おいしくて感動した全国のグルメ・スイーツまとめ
ほぼ全国を旅行して、各地で名物グルメやらスイーツやらを食べてきたなかで、これを食べるためにまた行きたい!と思えるほど印象に残っている食べ物をまとめてみました。
<目次>
- 小布施堂のモンブラン(長野)
- 高砂の天ぷらそば(青森)
- ブラッチェリーア・ロトンド小渕店のピザ(山梨)
- 衣笠の鯛めし膳(広島)
- キングタコスのタコライス 野菜チーズ(沖縄)
- はるこまベーカリーのフランスパン(北海道)
- Patisserie T’s Cafe 玉屋のパフェ(広島)
小布施堂のモンブラン(長野)
長野で有名な栗菓子専門店「小布施堂」のモンブランです。栗そのもの!という風味が豊かな栗のペーストと、たぶん脂肪分低めのあっさりクリームと控えめな量のスポンジとのバランスが絶妙。
ショーケースから出したてをイートインスペースで食べたら、クリームがかなりしっかり冷えていてそれが美味しさにつながっているような気がしたので、持ち帰る場合もしっかり冷蔵庫で冷やしてから食べるとよりおいしそうです。1個600円もしますが、私はまたリピートしたい!
高砂の天ぷらそば(青森)
「高砂」は青森県の弘前にあるおそばやさん。ここはそばよりも実は感動したのは天ぷらのほう!天ぷらそばの天ぷらがエビ2尾とそばを揚げたものだけ、というシンプルさなのですが、このエビ天が驚くほど美味しいのです。
身が厚くて、プリップリで、カラッと揚っていて、天ぷら専門店の天ぷらよりよっぽどおいしい。行列ができるお店なのですが、でも並んでも損はない天ぷらそばだと思います。
ブラッチェリーア・ロトンド小渕店のピザ(山梨)
「ブラッチェリーア・ロトンド」は、山梨県の道の駅に併設されているお店で、広尾にあるイタリアンの支店だそう。道の駅のなかのレストランなので、正直そこまで期待してなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。
マルゲリータを頼んだのですが、もっちり系のピザ生地に、トマトソースがまたフレッシュで絶品。セットのサラダの野菜もおいしくて、ランチだけじゃなくて夜にも行っていろいろアラカルトで食べてみたいなあというお味でした。
衣笠の鯛めし膳(広島)
「衣笠」は広島の鞆の浦にある、老舗の和食店。鞆の浦は鯛めしが名物で、いろんなお店で食べることができますが、こちらは鯛めしはもちろん、他のお料理もすごく丁寧に作られていてとてもおいしいのです。
ランチの和食膳で、予約なしで食べられるのにこんなにしっかり作ってるんだ!と驚いたほど。
ちなみに「鯛うずみ」という、福山名物の鯛茶漬けのようなメニューもあるのですが、衣笠の鯛めしは本当においしいので個人的には「鯛めし膳」の方がおすすめです。
それか他の定食でも、追加料金を払うと白飯を鯛めしに変えられるようです。
キングタコスのタコライス 野菜チーズ(沖縄)
地元では「キンタコ」と呼ばれているキングタコス。タコライス発祥のお店で、ものすごいボリュームのタコライスがなんとも後引くおいしさなのです。
白飯にタコミート、千切りレタスにチーズがトッピングされていて、ここにサルサソースをかけて食べるのですが、この組み合わせが本当に絶妙なんだと思います。
タコスもメニューにありますが、キンタコで食べるなら断然タコライスがおすすめです!あと暑い日に食べた方がなぜかおいしく感じるので、ぜひあっつ〜い日にどうぞ。
はるこまベーカリーのフランスパン(北海道)
北海道の帯広にあるパン屋さん「はるこまベーカリー」。ここは特にハード系のパンがおいしくて、なかでもフランスパン!
パンより断然米派だったのですが、はるこまベーカリーのフランスパンを食べて以来、パンが今までより好きになって、食べる機会が格段に増えました。
帯広は他にも麦音とか、人気のパン屋さんがあるのですが、フランスパンははるこまベーカリーが一番なんじゃないかと個人的には思っています。
Patisserie T’s Cafe 玉屋のパフェ(広島)
Patisserie T’s Cafe 玉屋は、しまなみ海道が通る島の一つ・伯方島にあるカフェ。海がすぐ横のロケーションもすばらしいのですが、ここのパフェは今まで食べたパフェの中で一番おいしかったです。
まず盛り付けられたフルーツが全部甘い!フルーツの下は一番下にカシスのシャーベット、その上にバニラアイス、さらにその上に生クリームがトッピングされています。
とくにバニラアイスが食べたことないさっぱりさで、組み合わせはシンプルですが、最後まで飽きずにおいしく食べられるパフェでした。
一人旅でも泊まれるおすすめ温泉宿まとめ(実際に泊まったとこだけ!)
コロナ禍で一人旅ブームがきているそうですね。私はコロナ以前から一人旅派なので変わらず平常運転という感じですが、ここ何年か特に温泉が沁みるようになってきて、一人でも泊まれる温泉宿を着々と開拓中です。この記事では、実際に一人旅で泊まってみてよかった、おすすめの温泉宿を順次紹介していきます!
- 1.【新潟】岩室温泉 割烹旅館 松屋(休前日1泊2食付で16,485円)
- 2.【青森】嶽温泉 山のホテル(平日1泊2食付で8,000円※Twitterで案内していた特別プランでした)
- 3.【高知】土佐佐賀温泉こぶしのさと(休前日1泊2食付で12,000円)
- 4.【群馬】小野上温泉旅館 きくむら(平日1泊2食付で8,775円)
- 5.【長野】浅間温泉 みやま荘(休前日1泊2食付で12,400円)
1.【新潟】岩室温泉 割烹旅館 松屋(休前日1泊2食付で16,485円)
新潟県のパワースポットとして有名な、彌彦神社近くにある温泉地「岩室温泉」にある松屋さん。
割烹旅館を名乗っているだけあって、まずお料理がとってもおいしい!夕食は前菜になすの田楽、お刺身に岩がきに、鮎の塩焼きに鰆の幽庵焼き、そしてステーキor陶板焼きまでついてくるボリューム感で、〆のとうもろこしご飯もメロンアイスも絶品でした(8月宿泊でのお料理です)。
そして朝食は土鍋で炊いたという白飯がメインの献立。新潟のおいしいお米がすすむ、細々としたおかずがたくさん並びます。朝・夕ともに食事は部屋食なので、大広間で一人ポツンと食べるのは苦手、という人にはもってこいですね。
お風呂は貸し切り温泉が2つで、空いていれば何度でも入ることができます。1日に3組しか予約を受け付けてないそうなので、全然空いてなくて困るということにはならなそうです。
温泉は湯の花が黒いというめずらしい泉質の温泉で、かなりのぬる湯だったのでいくらでも入っていられる感じ。足の裏とお尻が沈殿した湯の花で黒くなったのには笑いました。
お部屋はクラシカルな和室で、年季は入ってますがお掃除が行き届いていて清潔感がありました。
【岩室温泉 割烹旅館 松屋の口コミ評価】
・じゃらん:☆4.8
・楽天トラベル:☆5.0
2.【青森】嶽温泉 山のホテル(平日1泊2食付で8,000円※Twitterで案内していた特別プランでした)
岩木山のふもとにある、嶽温泉にあるお宿。ホテルと名はついていますが建物の外観は民芸調で、客室も和室なので旅館という雰囲気です。ここも近くに岩木山神社という、とっても清々しい気分になれる神社があります。
なによりここの魅力はやっぱり温泉!嶽温泉は白濁した温泉らしい温泉で、身体の芯からあったまるしほぐれます。
そして私が行った時点ではまだなかったのですが、2つある浴場のうちの1つの湯船の周囲に畳が敷かれて、そこで裸のままトド寝ができるようになったそう。温泉の浴室で寝転がるって最高に気持ちいいので、トド寝をしにまた行きたくなりました。
食事は大広間での食事で、メインは「マタギ飯」と言われる宿名物の山菜の炊き込みご飯なのですが、これが良くも悪くも普通かなあ。他のお料理もまあ特筆することはあまりないかなという感じではあって、お料理はあまり期待しすぎない方が良いかもです。
こういう宿にしてはめずらしいなと思ったのが、夕食後に利用できるバースペース。照明が思いっきり暗くされていてキャンドルが灯されているのがなかなか良い雰囲気で、青森のお酒やアイスなどを注文できます。
ここで出会った「TEKIKAKA」というリンゴのシードルがとてもおいしかった。ただし値段はけっこう割高なので、気にせず飲んでいるとあっという間に良いお値段になってしまいそうなので量を飲む方はお気をつけて。
お部屋はごく普通の和室です。この時はお布団が先に敷いてあるプランだったので、到着時点でお布団が敷かれていました。部屋は狭く感じちゃいますが後から部屋に入ってこられるのも嫌と言えば嫌なので、これはこれでありがたいサービスです。
【嶽温泉 山のホテルの口コミ評価】
・じゃらん:☆4.7
・楽天トラベル:☆4.6
3.【高知】土佐佐賀温泉こぶしのさと(休前日1泊2食付で12,000円)
高知県の土佐湾側、黒潮町にある温泉宿。日帰りの入浴施設に温泉宿がくっついた、という感じの宿で、カジュアルな雰囲気の温泉宿です。
この宿の魅力はなにより食事!お魚がメインで、地元産の魚介を使ったお料理がたくさん出てきてどれもおいしかったです。お刺身も新鮮だったし、グレのたたきも良い味で、〆のハモのひつまぶしも絶品。すごくお料理を工夫されているなあという印象で、宿泊料金以上の食事でした。
朝食も一工夫の魚料理が出てくるし、宿で出てくるのはめずらしい卵かけご飯がなにげにおいしかったなあ。朝夕ともに食事は食事処で、宿泊客以外も受け入れているレストランでいただきました。
温泉は肌あたりがやさしくて、ツルツル、すべすべになる良泉です。スーパー銭湯として営業しているので、日帰りで利用する人も多いのがちょっと難点ですが、夜の1時間と朝は確か宿泊者専用だったかと思います。
お部屋はちょっと取ってつけた感はあったけどもまだ新しいのか、全体的にきれいでよかったです。ここもお布団が先に敷いてあるスタイルでした。
【土佐佐賀温泉こぶしのさとの口コミ評価】
・じゃらん:☆4.6
・楽天トラベル:☆4.3
4.【群馬】小野上温泉旅館 きくむら(平日1泊2食付で8,775円)
群馬県の渋川市というところにある小野上温泉の旅館。小野上温泉は榛名山のふもとに位置している温泉地です。
小野上温泉は“美人の湯”と言われているそうで、確かに肌がつるつるのすべすべになりました!かけ流しなのもうれしいポイント。ただし湯温を下げないためなのか、いちいち湯船に浮かべられたブルーの断熱パネル?のようなものを外したり戻したりするのがちょっと面倒でした。(写真は外してから撮りました)
そしてここはご飯もおいしかった!家庭料理という感じですがどれもやさしい味付けで、素材も良いようで特に群馬名物の刺身蒟蒻と〆の白米がおいしかったです。食事は食事処でいただきました。
1つ気になるポイントとして、部屋にトイレも洗面台もなく、基本的に全て共同という点。(こじんまりとした宿なので、部屋から近くにありそこまで不便さは感じないとは思いますが)
建物自体が古い宿を改装して再オープンしているそうで、だからこそこういう造りなのかなと思いますが、全体的にまだ新しい感じがありお掃除も行き届いていてきれいです。(ここもお布団先に敷いてありました、そう言えば)
【小野上温泉旅館 きくむらの口コミ評価】
・じゃらん:☆4.6
5.【長野】浅間温泉 みやま荘(休前日1泊2食付で12,400円)
松本市内の浅間温泉郷にある温泉宿。なんと2020年で65周年のお宿だそうです。でも平成24年にリニューアルしているそうで、全体的にそこまでの古さはまったく感じなかったので、結構こまめに施設をメンテナンスしているのかもしれません。
お部屋は和室と洋室があって、今回は洋室に宿泊しました。水回りも比較的新しそう。
大浴場に露天風呂もこの通り、さほど年季の入った感じもないし清潔だし、宿泊料金からしてもうちょっと古めかしさを感じるかなと思っていたのですが(旅行サイトの口コミが良い宿で、休前日に1人で泊まって1万円台前半の場合はだいたい施設に古さが目立つ場合が多いような気がします)、良い意味で期待を裏切られる施設でした。
ご飯もちゃんとお品書きがあって嬉しい。品数はさほど多くないのですが、どれも味付けが濃すぎず薄すぎず、素材を生かしたちょうど良いお味。そしておかわり自由という野菜サラダの野菜がみずみずしくて美味しかった。旅行中は野菜が不足しがちなのでありがたいサービスです。
あとお米がおいしかったのにも驚き。長野県の宿ってどこも米がおいしいイメージがないのですが、おいしくて思わずおかわりしてしまいました。(ご飯とお味噌汁、漬物もおかわりできます)自家製のお漬物も良い塩梅で、ご飯がいくらでも食べられる味でした。
ちなみにご飯は食事処で食べることになります。一人泊の人は他にもいましたが、この日は私以外はおじさんばかりでした。でも従業員の方はみなさんわりと親切だし、女性一人の気まずさみたいなのは特にないと思います!
翌朝の朝食もお品書き付き。普段はビュッフェらしいのですが2020年10月に泊まったので、この時期は個別にお膳スタイルに変更されていました。お味噌汁は具が見えませんがしじみ汁で、しじみがどっさり入っていて染みるお味。朝もごはんとお味噌汁をお代わりしてしまいました。
そして着いた日はすでに日暮れだったので気づかなかったのですが、翌朝快晴の窓の外を見たら北アルプスが!この施設でこのロケーションで、食事内容も良くてこのお値段じゃ申し訳ないぐらいのお宿で、本当におすすめです。
【浅間温泉 みやま荘の口コミ評価】
・じゃらん:☆4.5
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出雲大社・女ひとり旅1日モデルコース!美保神社と両参りで縁結びのご利益アッププラン
縁結びの神様として有名な出雲大社と、両参りすることでさらに縁結びのパワーがアップすると言われる美保神社をめぐる、女ひとり旅1日モデルコースをまとめてみました。出雲大社で見つけたとびきりかわいいお土産スイーツや、両神社間を移動する方法についても説明します。
<目次>
- より良い縁に恵まれる!出雲大社と美保神社の両参り
- 午前:うさぎ探しも楽しい出雲大社に参拝〜参道をぶらり歩き
- ランチ:お昼は名物の出雲そばがおすすめ
- 午後:海風が抜ける清々しい美保神社&情緒たっぷりの青石畳通り散策
より良い縁に恵まれる!出雲大社と美保神社の両参り
そもそも、出雲大社は知ってるけど美保神社って?という方も多いと思うので、具体的なルートの紹介に入る前に、簡単に2つの神社の関わりについて説明を。
まずはそれぞれの位置関係ですが、出雲大社は島根半島の西端、美保神社は東端に位置しており、出雲国の東と西を守る神社として崇められてきたそう。
お祀りする神様は、出雲大社は「大国主大神」、美保神社は「事代主神(えびす様)」を祀っており、この神様は親子関係で「大国主大神」が父親、「事代主神(えびす様)」が子供なんだそう。そこで出雲大社と美保神社に両参りすると、この親子の縁にあやかってより良い縁に恵まれると言われるようになったそうです。
そして2つの神社をお参りする場合は、先に親に当たる出雲大社をお参りした方が良いとのことなので、まずは先に出雲大社を参拝しましょう。
1日で両参りするなら車が必要。公共交通機関を使うなら2日間かけよう
先述の通り、出雲大社は島根半島の西端、美保神社は東端に位置しており、その距離は約70kmほど。車であれば1時間半〜2時間ほどで移動が可能なのですが、公共交通機関を使う場合、乗り継ぐ電車やバスの接続があまり良くないので、4時間〜5時間ほどかかってしまうのです…。(以下のサイトに移動経路がくわしくまとめられています)
そのため、免許をお持ちの方ならぜひがんばって一人旅でもレンタカーを借りて欲しいのですが、それが難しい場合は2日間かけて回るというのが現実的。1日目に出雲大社、2日目に美保神社へ参拝してみてくださいね。
今回は車移動の想定で、1日で回るモデルコースを紹介します。
午前:うさぎ探しも楽しい出雲大社に参拝〜参道をぶらり歩き
両参りの旅は出雲大社からスタート!全部で鳥居が4つあるのですが、参道の目の前にある「二の鳥居」が正門に当たるということなので、できれば二の鳥居から境内へと入りましょう。
境内に入ると、目に入ってくるのは松の並木。この間に建てられているのが第三の鳥居だそうです。そしてこの参道の両サイドが東神苑、西神苑として整備されているのですが、このあたりからもう、あちこちにうさぎの像が!
このうさぎ像は因幡の白うさぎ神話にちなんだもので、リアルなうさぎというよりはキャラクター風の像で、それぞれ表情やしぐさが違っていてなかなかにキュートなんです。
うさぎの居場所が書かれた立て看板もあったので、見逃したくない人はこちらでチェックして探してみてくださいね。
そんな寄り道をしつつ進むと、四の鳥居が見えてきます。この手前に手水舎がありますのでこちらで清めてから四の鳥居を潜りましょう。
四の鳥居から先にはいくつかお社がありますが、奥にあるのが御本殿。その手前にある八足門から参拝します。出雲大社の参拝は二礼二拍手一礼ではなく、二礼四拍手一礼が正式な参拝方法なのでお間違いなく。
そして御本殿の裏側にもうさぎの像があるので、参拝を終えたらぜひ裏側にもぐるっと回ってみてください。
御本殿の方角を向いているこのうさぎたち、なんとしっかり目をつぶって祈っているんですよ~なかなか芸がこまかい!
一通り境内を回ったら、最後に西側にある神楽殿に立ち寄りましょう。
出雲大社といえば立派なしめ縄のイメージがあると思うのですが、その大しめ縄がかかっているのがこちらの神楽殿なんですよ。確かに、他では見たことの無いサイズ感のしめ縄です!
ちなみに、御本殿の前にある拝殿にも十分立派なしめ縄がかかっているのですが(上の写真が拝殿です)、そのしめ縄より神楽殿のしめ縄の方が大きく、よく出雲大社の写真で見るしめ縄といえば神楽殿の方なので、忘れずに見ていってくださいね。
そしてこの神楽殿の前に建てられた門の手前にもうさぎ像がいるのですが、なぜか一緒に猫の像も!どなたかから寄贈されたもののようですが、猫の像はおそらくこれだけなので、こちらも気になる方はお見逃しなく。
参拝を終えたら、参道をぶらぶらしてみましょう。パワーストーンのお店や和の雑貨を扱うお店、手ぬぐいのお店など、のぞくのが楽しいお店が並んでいます。
そしてお土産に良さそうなお菓子を扱うお店もいくつかあり、個人的なイチオシが「いづも寒天工房」。
寒天を使った見た目にもかわいいお菓子がたくさん店頭に並んでいて、どれにしようか悩むのも楽しいラインナップです!
悩みに悩んで私が買ってみたのはこちら。淡雪寒天にコーヒー、いちご、巨峰の寒天を四角く切ったものを散りばめているもので、ビジュアルがとってもきれい!「雪ふわり」という名前もすてきですよね。女性向けのお土産にしたら、きっと喜んでもらえるんじゃないかなと思います。
ランチ:お昼は名物の出雲そばがおすすめ
一通り参道の散策を終えたら、サクッとお昼ごはんを食べましょう。出雲のグルメといえば有名なのが出雲そば。なかでもよく知られている食べ方が割子そばで、冷たいお蕎麦を盛った丸い漆器を三段~重ねて提供されます。
中身はトッピングなしのそばが入っているところもあれば、卵やとろろ、錦糸卵など具材がトッピングされているお店も。出雲大社の参道にも何軒も出雲そばのお店があるので、好みで選んでみてくださいね。
おいしいと評判のお店をいくつか挙げておきます↓
ちなみに、先ほど紹介した「いづも寒天工房」は奥がカフェになっていて、
「抹茶ぜんざいパンケーキ」や寒天を使ったスイーツが食べられるので、お蕎麦屋さんには一人で入りにくいという方や、ちょっと軽く食べられれば良いという方はこちらのカフェ利用もおすすめですよ。
午後:海風が抜ける清々しい美保神社&情緒たっぷりの青石畳通り散策
午後は美保神社へ!先に書いた通り、車でなら出雲大社から1時間半〜2時間ほどで向かうことができます。
神社前に車が停められるスペースがあるので、こちらに車を停めて参拝しましょう。
美保神社は出雲大社のように大きな神社ではないので、境内への入り口も一箇所だけですが、石造りの立派な鳥居が立っています。
鳥居をくぐって進んだ先にある神門。重厚感のある立派な門で、出雲大社と雰囲気が似ているなあと思って調べてみたら、どちらも同じ大社造りという建築様式で建てられているんだそうです。
頭上には立派なしめ縄がかけられています。
そしてこちらが拝殿。拝殿の奥に本殿があり、こちらからお参りします。出雲大社の参拝方法は二礼四拍手一礼でしたが、美保神社は二礼二拍手一礼です。
参拝を済ませたら、国宝にも指定されている本殿の裏手に回ってみましょう。裏側から見ると分かりやすいのですが、2つの御殿がぴったりくっついて建っているんです。この造りは美保造りと呼ばれるもので、とてもめずらしい様式なんだそう。
一通りぐるっと回ったら、神門とつながっている回廊にぜひ腰掛けてみてください。
窓が大きく取られていて、風が抜けてとっても気持ち良いんですよ。
窓から参道と鳥居、そして港のすぐそばの立地なので、海まで見えています。 とても落ち着く空間なので、私はここに腰掛けて30分ほど過ごしました。
気がすむまで神社で過ごしたら、帰る前に参道の足元にも注目してみましょう。石畳がうっすら青いのが分かるでしょうか?緑色凝灰岩と呼ばれる石で、雨で濡れると青く見えることから「青石畳」と呼ばれているそうです。
Flow in edgewise [CC BY-SA 3.0], ウィキメディア・コモンズ経由で
そしてこの参道から、青石畳通りという500メートルほどの通りが伸びています。レトロな建物が並んでいて雰囲気抜群なので、ぶらっと歩いてみてくださいね。
金沢や神戸、沖縄の女ひとり旅モデルコースもまとめています↓
おなじみの包装紙柄パッケージがかわいい!販売店舗限定の六花亭ポテトチップス
六花亭でお買い物したことがある方ならきっと見覚えのある、草花の絵を散りばめた六花亭の包装紙。その包装紙の柄がそのままパッケージになっているのが、2018年に発売されたポテトチップスです。北海道のあちこちにある六花亭ですがこのポテトチップスは販売店舗が限定されており、どこでも手に入るものではないので、ちょっぴりレアな北海道土産としてもおすすめです!
<目次>
なんと言ってもパッケージがかわいい!
なによりまず惹かれるのはこのパッケージ!六花亭の包装紙の柄とおんなじなんです。商品名すら表に書いていない、とてもシンプルなデザインですが、これが六花亭好きとしてはたまらない〜!
開けるのが惜しくなるかわいさですが、もちろん良いのは見た目だけではなく、原材料にもこだわっていて味もしっかりおいしいんですよ。
添加物なし!素朴でおいしいポテトチップス
裏面に原材料名の記載があり、使っているのは
- じゃがいも
- こめ油
- 塩
だけとシンプル。すべて国産なのも安心感がありますよね。
実際に食べてみるとこめ油を使っているせいか油くささが全然なく、味付けが塩だけというのも相まって、ポテトチップスなのになんだかあっさり!厚切りタイプでじゃがいもの味もちゃんとしますし、いくらでも食べられてしまうようなやさしいおいしさです。
店舗からの発送はできず、お持ち帰りのみの販売
こちらのポテトチップスは店舗からの発送はできず、お持ち帰りのみと案内されています。でも12袋入りの箱が店頭に山積みになっており、箱単位で買っていく人も多いよう。嵩張るのが難ではありますが、1袋150円とお土産としてはリーズナブルなので、まとめ買いする人が多いのかもしれません。
店舗からの直発送はNGでも、おそらく自分でコンビニなり郵便局なりに持ち込めばもちろん発送はできるはずですが、割れてしまうかもしれないので宅配便は利用せず、できれば持ち帰りがベターだと思います。
販売店舗は限定!だけど新千歳空港でも買えるよう
販売当初は中札内村にある「六花の森」併設の店舗限定だったようですが、徐々に販売店舗を増やしているよう。
この記事を書いている2019年9月現在では
- 六花亭帯広本店
- 六花亭札幌本店
- 新千歳空港のスカイショップ小笠原(国内線ターミナルビル2階)
などで購入できるようです。
空港で購入できるとなると手に入れやすいですね!六花亭好きはもちろん、ちょっぴりレアな北海道土産として渡しても喜んでもらえると思うので、見つけたらぜひ買ってみてください。
できたての六花亭バターサンドが食べられるのはここだけ!帯広・六花の森の「六’cafe(ロッカフェ)」
六花亭のお菓子の中でも人気のバターサンド。このバターサンドのできたてを食べられるのが、帯広の郊外にある「六花の森」に隣接するカフェ「六’cafe(ロッカフェ)」です。いつも食べているバターサンドとはまた違ったフレッシュなおいしさを味わえますよ!
<目次>
できたてバターサンドを食べられる唯一のお店「六’cafe(ロッカフェ)」
ロッカフェのある「六花の森」は、六花亭の包装紙に描かれた山野草などを育てている広大な森のガーデンで、その六花の森に隣接している建物内にロッカフェが入っています。
カフェは六花の森の出口を出てすぐの場所にあり、立ち寄る人が多いためかなかなかに混んでいて、私が行った時は満席!ただ、バターサンドなど一部のメニューはテイクアウトもできるので、店内で食べることにこだわらなければあまり待たずに買うことができます。
こちらがカフェのメニュー。注文は自分で店内の奥のカウンターで済ませるスタイルです。
できたてのマルセイバターサンドもこのカウンターに並んでいます。「六’cafeオリジナル」のマークがついている通り、できたてのバターサンドは、ここロッカフェでしか食べられない限定メニューなんです!
できたてのバターサンドはフレッシュなおいしさ!
満席の店内を出てすぐ、建物前にこんな木漏れ日が気持ち良いスペースが広がっていたので、ここの椅子に腰掛けていただきました。
できたて、と言っても見た目はいつものバターサンドととくに変わりなし。ただ、バタークリームとビスケットがまだくっついておらず、手に持つとビスケットがちょっと浮く感覚はあります。
一口かじってみたところ。写真からバタークリームのフワフワ感、伝わりますでしょうか。普段食べているバターサンドよりクリームが柔らかくて、味わいも軽い!ビスケットもサクサクです。
パッケージに入っているバターサンドも、買ってすぐと時間が経ってからだと、ビスケットとクリームの馴染み具合が違うと思うのですが、それができたてとなるとまだ全く馴染んでいない状態。なので好みは分かれると思いますが、買ってすぐ食べるのが好き派の人は好きな味だと思います!
そしてできたてクリームはやっぱりおいしい。ベタッとした重たい感じがまったくなくフレッシュで、そこができたての一番の良さかもしれません。
カフェの手前には売店も
カフェスペースの手前は売店になっていて、ここで一通りの六花亭のお菓子を買うことができます。お菓子以外にも、包装紙の柄のグッズやポストカードなども揃っていて、売店としてはかなり充実している方なので、お土産選びにもおすすめ。地方発送用に購入すると、隣の工場からできたてを送ってくれるみたいですよ。
六’cafe(ロッカフェ)へのアクセス
ロッカフェのある六花の森は、帯広市の隣の中札内村に位置しています。帯広駅からは車で40分ほど、帯広空港からなら車で20分で行くことができます。ちなみに「六花の森」への入場は有料ですが、ロッカフェと売店は六花の森に入場しなくても利用可能。駐車場も無料です。
六花亭のバターサンド好きの方は、ぜひ一度ロッカフェのできたてバターサンド、試してみてください!