小豆島をぐるり散策する女ひとり旅2日目は、お米がおいしすぎる宿発見!
小豆島をぐるりと散策する女ひとり旅2日目、まずは小豆島オリーブ公園を訪れました。
- ギリシャのような風景が広がる小豆島オリーブ公園
- 1日2回、引き潮のときだけ現れる砂浜の道
- もちもち食感の“生”そうめんが人気の「なかぶ庵」ランチ
- 天皇皇后両陛下も訪れた!急勾配の中山千枚田
- 2日目ラストは、ノスタルジックな「二十四の瞳映画村」へ
- まさかの3膳!お米がおいしすぎる宿「小豆島 シーサイドホテル 松風」
ギリシャのような風景が広がる小豆島オリーブ公園
ここで有名なのはなんと言っても水車!小豆島の姉妹島であるギリシャ・ミロス島から寄贈されたものだそうで、確かにここだけ切り取ってみると、まるでギリシャのよう?に見えますでしょうか…
日本で初めてオリーブが根付いた場所が小豆島だそうで、オリーブの林のなかに石碑も立てられています。
どこに行っても海が見える小豆島、もちろんここからの見晴らしも気持ちよいです。
あと好きな人にはきっと貴重なオブジェ、イサム・ノグチの遊具彫刻がいくつか展示されています。
イサム・ノグチのアトリエが香川県高松にあることが関係しているのでしょうか?なぜここにあるのかはよく分からない…。
ここは景色を楽しむぐらいで、さくっと見てまわり、次に移動です。
1日2回、引き潮のときだけ現れる砂浜の道
次いで向かったのはエンジェルロード。
潮が引いたときだけ現れる道で、恋人たちの人気スポットと言われているらしく、確かにカップルが多かったような気も。
こういう場所でのおひとりさまは多少浮いているような気がするかもしれませんが、そんなときはまるで写真が趣味の人のように、カメラを構えてシャッターを押しまくりましょう! 「あ、写真撮りに来てるのね〜」と思われるので(たぶん)、堂々といられます。笑
砂浜に落ちていた桜貝。淡いピンクがかわいい。
ここらでそろそろお腹がすいてきました。小豆島名物のそうめんを食べに行きましょう。
もちもち食感の“生”そうめんが人気の「なかぶ庵」ランチ
お昼ごはんに選んだのはこちら。
そうめんで 有名な小豆島のなかでもめずらしい、「生」のそうめんが食べられるお店です。
そうめんは本来、じっくり乾燥させて仕上げますが、「生」そうめんとは、乾燥させる前の状態のこと。要は生麺なんですね。そのため食感がもっちもちのぷりぷり!そうめんとしては初めての食感。ほそーいうどんのような雰囲気もあり、やっぱり香川だな〜、なんて思いながらつるっと食べきってしまいました。
こちらのお店、メニューは生そうめんのみ。普通盛りは500円、大盛りは750円ととってもリーズナブル。お店は住宅街にあり、驚くほどほそい道を通って行かないとたどり着けない場所にありますが、とっても人気のお店らしく、私が入店した11時頃は先客が2組ほどでしたが、食べている間にあっという間に満席になりました。
天皇皇后両陛下も訪れた!急勾配の中山千枚田
ランチの後は、天皇皇后両陛下も訪れたという有名な中山千枚田を見に行きました。
どこから撮ればきれいに全体が映るんだろう〜とどんどん登って行ったら引っ込みがつかなくなって、ものすごい急勾配を汗だくで登っててっぺんまで行きました。
だからって、全然良いアングルじゃないっていう…。
ちなみにこんな道のり。写真では分かりにくいかもしれませんがものすごい急勾配です。ここで転んだら一気に下まで転がり落ちそうです。
そこまで上に登っている人はほかに誰もおらず、さすがに心細い気持ちになりましたので、1人で行く方はお気をつけ下さい。それでもめげずに登って行くと、日本名水百選に選ばれた湧き水「湯舟の水」が飲める「蓮華寺(通称「湯舟山」)」にたどり着きます。
「湯舟山」は小豆島八十八カ所霊場のうちの四十四番札所だそうですが、こちらも人がぜんぜんいない。人気のないお寺は昼間でも結構怖いです。
2日目ラストは、ノスタルジックな「二十四の瞳映画村」へ
不朽の名作「二十四の瞳」の撮影に使われた建物がそっくり残る「二十四の瞳映画村」、こちらも小豆島の有名な観光名所です。
海辺に建つ岬の分教場。
実際に小学校として使われていた建物をロケで使ったそう。
当時もこんな感じで遊んでたんでしょうか。
今日の宿のチェックインまで時間の余裕があるからと寄ってみましたが、千枚田に登ったおかげでもうすでにヘトヘト。一通り映画村を見たら、ホテルへ向かうことにしました。
まさかの3膳!お米がおいしすぎる宿「小豆島 シーサイドホテル 松風」
この日のお宿は小豆島 シーサイドホテル 松風。
「【平日限定】お父さんの出張応援プラン」というプランをお父さんでも出張でもないのに利用させていただいたのですが、2食付きでお値段なんと7,560円。
ということで正直あんまり期待せずに泊まったのですが、良い意味で裏切られました。すごく良い宿。なにせごはんが豪華!そしておいしい!
ごはんを写真に撮る習慣があまりないのですが(なぜなら出来立てをすぐにでも食べたいから写真を撮ってる暇がない)、思わず写真に収めた一皿。鯛のかぶと煮です。しっかり甘辛の味付けで、かぶと煮と言っても身はたっぷり、おかげでビールが進むこと進むこと。
後半は白いごはんと一緒に食べたくて、持って来てもらったごはんがまあおいしい!なんだこのごはんは!ってぐらいおいしい!
写真を撮ったのはかぶと煮だけで、あとのお料理はなにが出て来たか全然覚えてないけど(でもたぶん全部おいしかったです)、このお米のことだけは忘れません。
ちなみにこちらのホテルで出しているお米は「おいでまい」という銘柄だそうです。