だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

青森ヘビーリピーターがおすすめする弘前1泊2日観光モデルコース!

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今までに10回以上は青森に旅行に出かけ、好きが高じて1ヶ月滞在したこともある青森リピーターの私がおすすめする弘前12日観光モデルコースをご紹介します!

<目次>

1日目早めのランチ:一休寿司

出発地点にもよりますが、弘前に到着するのは早くてもお昼前、という旅程の方が多いと思いますので、弘前に着いたら早速ランチを食べましょう!おすすめのランチは「一休寿司」のばらちらしです。

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その時々によって魚介の種類は変わると思いますが、私が食べた時はマグロに穴子、アワビに数の子にいくらにうに、とびっこと豪華な魚介類がご飯の上にびっしり!食感が色々なので食べていて楽しくて、そして海に囲まれた青森なのでもちろんお魚がおいしくて、旅の始まりとしては最高のランチですよ。(上の写真はお持ち帰り用に包んでもらったもので、もちろん店内でも食べられます)

1日目午後:津軽藩ねぷた村~弘前シードル工房kimoriでシードルを試飲!

弘前といえば弘前ねぷた!お祭りが開催されるのは8月の頭ですが、いつ行ってもねぷたを見られる津軽藩ねぷた村を訪れて、芸術品のような山車を鑑賞しましょう。

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663highland [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)]

青森市の立体的な人形型のねぶたと違って、扇型の山車が多いのが弘前ねぷたの特徴。個人的にはねぶたの方が迫力を感じるのですが、平面に描かれているねぷたはその分絵がきめ細かいというか、表現が細かいところも特徴なのかなと思います。絵から気迫を感じるような勇猛なねぷたを、ぜひじっくり鑑賞してみてください。

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ねぷた鑑賞の後に立ち寄って欲しいのが、弘前市りんご公園の敷地内にある「弘前シードル工房kimori」。りんご農家さんが自分で育てたりんごを使って醸造しているシードルの工房で、試飲として1300円でシードルを飲むことができます。

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工房の目の前にはりんご畑が広がっていて、収穫時期には真っ赤なりんごがなる様子が見られますし、5月ごろなら白いりんごの花が咲く様子も楽しめますよ。

1日目夕方:直売所 野市里(のいちご)であま~い嶽きみソフト!

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1日目のホテルにチェックインする前に、ちょっと寄って欲しいのが直売所 野市里(のいちご)。弘前の地場産品を扱う直売所で、ここで嶽きみソフトという弘前のブランドとうもろこしを使ったソフトクリームが食べられます。

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とうもろこしのソフトクリーム??と思う方もいるかもしれませんが、もともとスイーツのようにあま~い嶽きみなので、ソフトクリームとも相性バッチリ。ほかにも嶽きみプリンや嶽きみロールケーキなど、嶽きみを使ったスイーツが販売されているので気になる方はお試しを!

1日目夜:弘前の名湯・百沢温泉「アソベの森 いわき荘」に宿泊

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いわき荘は百沢温泉郷にある温泉です。着いたらまずはお風呂!百沢温泉は濁り湯で、温泉!という感じの温泉で気持ちいいですよ~

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大浴場の湯船は青森ヒバで造られたもの。そして湯船以外も、壁も床もヒバ造り。このヒバの香りのおかげで、さらにリラックスできるんです。

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露天風呂は屋根付きの半露天という感じ。雪の多い場所なので、屋根がないと冬は露天風呂入れなそうですね。周りが緑に囲まれてて、露天もとっても気持ちいいです!

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夕飯も一通り載せておきます。本鮪のお刺身に、津軽たにかわ牛のソテーに、フカヒレののった蒸し物にとなかなか豪華!弘前ならではのお料理、という印象はそこまでありませんでしたが、どれもおいしいお料理で満足度は高かったです。

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漬物だけがセルフバイキングスタイルで、好きなだけ選べました。お酒のアテにもぴったり!

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夕食後は、地元の若者による津軽三味線のショーもありました。こちらの二人はたしか兄妹だったと思います。休日の夜に地元のホテルで三味線引くなんて、偉いな〜。

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朝食は野菜たっぷり!皿数は多いですが量はそこまで多くなくて、朝のお腹にもやさしいボリュームでした。

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そしてここいわき荘は屋上からの岩木山ビューが素晴らしいのです!

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振り返ると白神山地まで望めて、岩木山周辺のビュースポットとしてはとびきりの展望スポットだと思います。チェックアウトの前に忘れずに屋上に行って景色を堪能してください!

2日目午前:岩木山神社

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2日目の午前中の観光は、岩木山神社からスタートしましょう!岩木山を御神体とする岩木山の麓にある神社で、鳥居の奥に岩木山山頂を望むことができます。

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長い参道の奥には、朱色の楼門。その奥の中門も拝殿も朱色です。ここはなんだか本当に空気が澄んでいるというか、行くと清々しい気持ちになれる場所。

個人的にはパワースポットと言われるところに行ってみたところで、特になにも感じないで終わることも多いのですが、そんな私でもここ岩木山神社は、行くだけで心がスッキリする気がします。この独特の空気感をぜひ現地で味わってみて欲しいです。

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そしてこの岩木山神社の名物?である2体の狛犬もお見逃しなく。楼門を囲う石柵につかまるような格好で、1体は頭を上に、もう1体は頭を下に向けた逆立ちの姿をしているめずらしい狛犬です。頭を上にした狛犬は金運アップに、逆立ちの狛犬は恋愛運アップにご利益があると言われているので、ぜひ触れて、写真に収めてきてくださいね。

2日目ランチ:マタギ亭でマタギ飯!

2日目のランチは、嶽温泉・山のホテルにある食事処「マタギ亭」の名物・マタギ飯がおすすめ!山菜を使った炊き込みご飯で、注文してから目の前で炊き上げてくれて、しかも炊き上がるまでに一風呂浴びるなんてこともできるようです♨︎

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私は実は山のホテルの温泉には入ったことがないのですが、同じく嶽温泉にある小島旅館で日帰り入浴は何度か行っていて、嶽温泉もまた良いお湯なんですよ~。

1日目の宿として紹介した百沢温泉もすぐそばで、違う温泉地ではありますが嶽温泉も百沢温泉と同じく濁り湯系で、じんわりと身体が温まる気持ちよさ。ランチの釜飯が炊けるのを待つ間に温泉!なんてなかなかできないと思いますので、ぜひお昼はマタギ亭で!

2日目午後:白神山地でハイキング~乳穂ヶ滝へ

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午後は青森と秋田にまたがる世界自然遺産・白神山地をちょっぴり歩いてみましょう!白神山地は広範囲にわたっているので、本格的な登山の格好じゃないといけない場所もありますが、気軽に散策できるハイキングコースもいくつかあるんですよ。なかでも12時間あれば歩けて、弘前からもアクセス便利で手軽なハイキングコースが世界遺産の径 ブナ林散策道です。

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ブナ林散策道の名前の通り、ブナ林の中に整備されたハイキングコースで、特に新緑シーズンの爽やかさったら!

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ちょっとしたアップダウンもありますが、基本的にはとても歩きやすく、なので足元を気にしすぎず、スクッと伸びたブナを見上げながらのんびり歩くと最高にリフレッシュできます。

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ブナ林の湧き水が飲める水飲み場も散策道の入り口付近にありますので、ハイキングの後はおいしい湧き水で喉を潤してくださいね。

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白神山地を歩いたあと、近くにぜひ寄って欲しいスポットがあります。乳穂ヶ滝という滝です。

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水量が少ないので、迫力のある滝という感じではないのですが、そこそこの高さがあって、線のように細い水が束になって滴り落ちる様子はなかなかに見応えがありますよ。

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そして滝の出どころ?近くまで登ることができるのもめずらしい。小さな祠が置かれているので、ここまで登って手を合わせてきてくださいね。

この滝、冬には凍って1本の氷柱になる年もあるそうです。(近年は温暖化の影響であまりみられない現象のようですが) 冬に行くのはなかなか大変な場所だと思いますが、見られたらラッキーな光景ですね。

ゴールデンウィークは弘前公園の桜&世界一の桜並木も外せない!

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写真提供:弘前市

桜の名所として有名な弘前公園の桜が咲くのは、4月下旬〜5月上旬ごろ。ちょうどゴールデンウィークに当たるので、この時期訪れるなら弘前公園を旅のプランに追加してくださいね!

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桜のピークが過ぎた頃には、弘前公園のお堀が桜のピンクの花びらで埋まって、これはこれでとてもきれいなんです。花筏と呼ばれている光景です。

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そして弘前のもう一つの桜の名所が、世界一の桜並木。岩木山のふもとを通る鯵ヶ沢街道沿いに、全長約20kmに渡って桜の木が植えられています。品種はソメイヨシノではなく、オオヤマザクラという濃いピンク色の山桜。どこまでも続くような長い長い桜並木で、春だけの絶景ドライブが楽しめます!

世界一の桜並木も最近徐々に存在が知られてきているのかなと思いますが、まだまだ穴場といえる場所なので、のんびりお花見をしたい方には特におすすめのお花見スポットです。

弘前・青森市・八戸、それぞれに違う魅力がある青森!

今回は弘前のモデルコースをまとめてみましたが、本当は青森市内観光もおすすめだし、八戸や奥入瀬渓流もものすごくおすすめなので、青森には最低3回は旅行に行ってほしいなあと青森好きとしては思っています。(この他にも人気の青池や不老ふ死温泉とか、恐山もおすすめなので本当はもっと何度も行ってほしい!)

何回行っても楽しい青森、ぜひ足を運んでみてください!

広島を1日で観光!原爆ドーム~世界遺産航路~宮島をめぐる日帰りモデルコース

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1日で広島をめぐるなら、絶対外せないのが原爆ドーム宮島2つの場所をつなぐ世界遺産航路を利用すれば、移動も楽チンです。宮島の名物グルメもバッチリおさえる、大充実の日帰り観光モデルコースをまとめてみました!

<目次>

午前中:原爆ドーム&広島平和記念資料館へ

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広島に行くなら、まずは行っておきたい原爆ドーム。訪れると、とくに欧米からの観光客の多さに驚くかもしれません。なんでもオバマ大統領が2016年に訪れたことや、2017年にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞したことで注目が高まり、2018年の外国人観光客数は過去最高を記録したそうです。

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みなさん、原爆ドームの前に設置されている、原爆が落とされた日のことや、どんな被害状況だったのかを解説した案内板を、じっくり読み込んでいる姿が印象的でした。

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原爆ドームのある、広島平和記念公園の同じ敷地内にあるのが広島平和記念資料館。こちらも必ず立ち寄っておきたい場所ですね。

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原爆が投下される様子を再現した映像や、原爆が落とされるまでの過程を時系列で紹介した展示に、実際に被害にあった方々が当時身につけていた衣服展示に生き残った方の手記など、見ていて辛くなる展示ばかりなのですが、この過去を知っておくことが未来の平和に繋がるんだなというのをひしひしと感じる場所です。できるだけ時間を作って、くまなく展示を読み込んでみてください。

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あとは原爆の子の像や、

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原爆死没者慰霊碑なども同じ敷地内にありますので、立ち寄ってみてくださいね。

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ちなみに平和記念公園は桜の名所でもあるので、春はお花見も楽しめます。

お昼前:世界遺産航路で平和記念公園から宮島へ!

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平和記念公園から宮島までは、電車と船を乗り継いで行くと1時間ほどかかるのですが、ちょっとでも時間短縮したい方におすすめなのがひろしま世界遺産航路

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平和記念公園と宮島を最短時間で結ぶ航路で、平和記念公園に隣接する乗り場から高速船に乗船し、川を20分、海を25分走って、計45分で宮島に到着します。

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乗船中は思いのほか見どころがないのですが、船のドックが見られたりするのは広島の港町らしい光景でしょうか。乗船料は大人12,000円と、地上を移動するルートよりも割高になりますが、乗り換えなしで一気に移動できて時間短縮もできる、という点で1日の弾丸観光の移動手段としてはおすすめです。

ランチ:宮島名物グルメ・牡蠣づくしの贅沢昼ごはん!

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宮島といえば牡蠣!ということで1年中牡蠣料理が食べられるようです。私のおすすめは、牡蠣料理の専門店・焼がきのはやしさん。

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牡蠣好きの方におすすめなのがかき三景定食。生牡蠣に焼き牡蠣、牡蠣フライに牡蠣ごはんと牡蠣づくしの御膳がいただけます。これで2,980円。安くはないですが、観光地ですし、牡蠣をいろんな調理法で一度にこれだけ食べられるのは、牡蠣好きには嬉しいと思います!

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焼き牡蠣はお店の外で焼いてます。焼きたてを持ってきてくれるのですが、私が食べたのはちょっと焼きすぎのような感じも…。生牡蠣と、牡蠣の風味がしっかりうつった炊き込みご飯がおいしかったです。

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このお店、創業70年にもなるそうで、昔来た有名人の名前を店員さんが教えてくれたのですが、大統領時代のレーガンさんに金正男など、教えてくれる人のチョイスが絶妙。きっともっと最近の有名人も来ているのではないかと思うのですが笑。レジのところにいらっしゃるおじさんが詳しいので、気になる方はいろいろと聞いてみると良いかもです!

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なお、人気店なので行列必須。すごい行列ができていたら、先に観光をすることにして、ちょっと時間をずらして行ってみた方が時間が無駄にならないかも。お腹が空いて待ちきれない!という方には、周辺に揚げもみじやにぎり天など、ちょっとお腹を満たすのにぴったりな食べ歩きグルメのお店がたくさんありますよ。

午後:これぞ宮島!の厳島神社と絶景展望スポット・弥山へ 

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宮島といえば厳島神社ですね。海に浮かぶ鳥居と、朱色が鮮やかなお社を早速見に行きましょう。

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厳島神社自体はそこまで広い神社ではないので、さらっと見ていくとすぐに見終わってしまうのですが、絵になる場所が多いので、自分のベストアングルを探すと楽しいと思います。

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厳島神社を見学したあとは、弥山へ行きましょう。弥山は宮島の中心に位置する標高535mの山で、ロープウェイ+徒歩でわりと簡単に行くことができます。

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弥山の魅力は、何と言ってもこの展望!目の前に広がる瀬戸内海の美しさには、ため息が出てしまいます。上の写真は獅子岩展望台という、ロープウェイの終着駅からすぐの展望台からの景色です。ここからでも十分きれいですが、さらにここから40分ほど歩くと山頂にたどり着きます。

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山頂からは360度パノラマの大展望!天気が良い日は四国の方まで見えますよ。

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photo by Thomas Au (CC BY 2.0)

ちなみに山頂まで向かう道のりは整備されているので比較的歩きやすく、またこういう岩場の間を抜けて進む箇所などもあり、歩いていて楽しいです。体力に余裕があれば、ぜひ山頂まで登ってみてくださいね。

夕方:厳島神社の夕暮れを眺めて宮島を後に

弥山でパノラマの景色を楽しんだら、そろそろ宮島を後にする時間かなと思います。最後に、もう一度厳島神社の鳥居を眺めて帰りましょう。

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徐々に沈む夕日と鳥居の情景が、なんとも美しいのです!

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なお、広島市内に戻るための船は、JRのフェリーであれば夜22時まで便がありますので、焦って帰らなくても大丈夫です。夕日がきれいな日だったら、ぜひ思う存分眺めてから帰りましょう。

鳥居のそばまで行ってみたかったら、事前に干潮の時刻をチェック

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厳島神社の鳥居は、干潮のタイミングなら歩いて近づくことができます。

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近くでみるとやっぱり迫力がすごい!干潮時刻は日によって異なりますので、近づいてみたい方は事前に潮見表をチェックしてから訪れる時間を決めてくださいね。

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私は体験したことはないのですが、満潮時にカヤックやカヌーで鳥居に近づく方法もあるようです。ツアーを提供している会社がいくつかあるようなので、挑戦したい方は検索してみてください〜。

もう1日時間があったら尾道観光がおすすめ!

広島泊であと1日、時間に余裕があるという方には尾道観光がおすすめ。尾道水道に猫の細道、個性的なショップが並ぶ商店街など、ここにしかない魅力がたくさん詰まった、本当に楽しい街なんですよ。

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広島市〜尾道間を移動するだけでも1時間以上はかかるのと、帰りの新幹線や飛行機の時間を考えるとそこまで観光に時間が割けないと思うので、半日で観光できるモデルコースを以下の記事にまとめてみました。尾道にも足を伸ばしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

東京駅の朝ごはんは果実園で!モーニングパンケーキがお得すぎて驚き

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東京駅内に飲食店はたくさんありますが、11時オープンというお店も多く、朝早い時間は意外と選択肢が少ないんです。そんな朝に行きたいおすすめのお店が果実園。東京駅に用事がなくても、果実園のモーニングのためだけに行っても良い!というぐらいおすすめです。

680円でいいの?心配になるぐらい良心的なお値段のモーニングのパンケーキ

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数種類のフルーツの中から好きな果物のトッピングを1種類選び、コーヒーor紅茶がセットになる、モーニングのパンケーキがこちら。

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え、本当にいいの?と思うほどに果物がたっぷり!わたしはパイナップルを選んだのですが、さすが果物屋さん、しっかり熟したおいしいパイナップル!

パンケーキは甘さ控えめ、パイナップルの下に盛られていた生クリームも甘すぎず、セットでついてきたメープルシロップをかけるとちょうど良い甘さかなと感じる、絶妙なバランスでした。

パンケーキはサイズが小さめではありますが、2枚あるので朝には十分。これで飲み物までセットにしてこの値段は、なんと良心的なことか

果実園のおすすめメニューはパンケーキと季節のフルーツのスイーツ

お値段的にもそんなに期待してなくて、メニューの写真も撮らなかったので、お店の外に貼ってあったメニューだけでもせめて撮ってみました。

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やっぱりパンケーキはおすすめメニューのよう。でも通常メニューは、まあこれぐらいはするよねというお値段なので、お得感は特にないのです。だからこそさほど期待しないで入ったのですが、良い意味で期待を裏切られたな〜。

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あとは季節のフルーツのスイーツとして、マスクメロンが推されてました。こちらもとくにお安くはないのですが、でも千疋屋のスイーツなんかと比べるとリーズナブルなのかも??

お店の場所はキッチンストリート1

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果実園はキッチンストリート1階の奥まった場所にあり、たどり着くのに少し迷ってしまいました。さらにモーニングが食べられる時間帯は周辺のお店はまだ営業していないので、本当にオープンしてるのかな?感がありますが、いざ店内に入ってみたら結構にぎわってましたので、自信を持ってお店を目指してください。

モーニングは11時まで!

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果実園のモーニングは朝7時半〜11時まで。メニューはパンケーキ以外にも、サンドイッチのセットやらスープのセットやら、甘くないモーニングメニューもありました(それらのメニューにもフルーツは付いてきます)。

きっと、行って良かった!と思えるお店だと思いますので、朝から東京駅に行く用事がある方もそうでない方も、ぜひモーニングを目指して果実園に行ってみてください!

佐木島の桜の名所「塔の峰千本桜」とおすすめの桜スポット!三原&尾道から船で渡る離島でお花見

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広島県三原市の沖合に浮かぶ離島・佐木島。塔の峰千本桜という桜の名所があり、見ごろには山の上が桜の花で覆われて、それはそれはきれいなんです。そんな塔の峰千本桜への行き方やピーク時の混雑状況に、せっかく佐木島に行くなら一緒に訪れたいお花見スポットもあわせて紹介します!

<目次>

山頂をぐるりと囲む桜の風景に感動!

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フェリーで佐木島へと渡り、塔の峰千本桜に近づくと視界に入ってくるのがこの景色。山の上がピンクです!否応なしに期待が高まるわけですが、そんな期待を裏切らない景色がそこにはありました。

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桜がモコモコしていて、まるでピンクの森のよう!

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この桜の森に入ってみると、見事に桜のトンネル!

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上を向くと桜しか目に入らない〜視界いっぱいの桜、なんて幸せな景色!

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数十メートル進んだところで、一旦トンネルが途切れます。

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トンネルが途切れて望む、淡い空と桜のピンクのコントラストも美しいな〜。

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ちなみにここは小高い山になっているので、海も見下ろせます。この日は黄砂が飛んでいたらしく、すっかり景色が霞んじゃってますね〜。

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たまにはアップも。満開!という感じで花がみっしり!

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また離れて撮ってみる。画面いっぱいの桜!

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桜の写真をひたすら撮りながらのんびり進んで、ようやく山頂に繋がる坂道に出ました。

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足元も多少は気にしつつ、上ばかり眺めながら登っていくとあっという間に山頂に到達!

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山頂はこんな感じで、ちょっとした広場になっています。ここでお花見をしている人が多くて、あまり広いスペースではないので多少人が密集している感がありますが、混み合っている感じがしたのはこの山頂だけでした。

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広場を突っ切った先にも桜のトンネルが続いていたので、人が多い山頂はすぐ離れて、山を下りつつまだまだ桜を鑑賞。

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桜のトンネルもまだ続きます。

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そろそろ桜のトンネルが途切れる、というところで名残惜しくて上を見上げてみる。

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トンネルではなくなりましたが、下にちょっぴり菜の花が植えられているところもありました。このピンクと黄色の組み合わせって、これぞ春!という感じでこの時期見るとテンション上がる彩り。

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このまま進むともう桜のエリアを抜けてしまうのですが、名残惜しくて何度も後ろを振り返ってしまいました。浴びるように桜を鑑賞できて、足を運んだ甲斐のあるお花見スポットでした!

港の丘公園も桜に包まれるお花見スポット!

塔の峰千本桜だけでも十二分に満足できるのですが、佐木島には他にも桜を楽しめる名所があるんです。

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佐木島にはフェリーや高速船が停まる港が全部で3つあるのですが、そのうちの一つ、鷺港に近づくと目に飛び込んでくるのがこちらの公園の桜!

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鷺港の目の前の丘にある「港の丘公園」という公園で、広くはないのですが桜の木が所狭しと植えられています。

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ここでも桜のトンネルが見られるとは思わなかった〜!桜に囲まれて、幸せ。

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なぜかシートに覆われてる東屋以外は何もなくて、お花見以外できることがない場所ではあるのですが、そのためか立ち寄る人も少なく、静かに桜が満喫できるおすすめスポットです。

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第五北川丸遭難者慰霊碑へ続く道にも桜のトンネル!

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昭和32年に起きた、船の座礁事故の犠牲者を追悼するために造られたという「第五北側丸遭難者慰霊碑」。

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小高い丘の上にあるのですが、その慰霊碑までの道の左右に桜の木が植えられていて、春は見事な桜のトンネルになります。

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ソメイヨシノらしき桜もあるのですが、山桜?ぽい桜も多くて、どうやらソメイヨシノよりも開花が早いような感じ。なので塔の峰千本桜が見ごろのタイミングだと、こちらの桜のトンネルは散り始めという雰囲気。

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でも十二分にきれいなので、ぜひこちらも立ち寄ってみてください。

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近くの家の庭に、大きくて立派なニワトリがいて思わず一枚。ひっきりなしにコケコッコーと鳴いているそれは元気なニワトリでした。

塔の峰千本桜へのアクセス

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塔の峰千本桜のある佐木島へは、三原港あるいは尾道港からフェリーや高速船でアクセスできます。着く港と乗る船の種類によって所要時間は変わりますが、三原港からだと13分〜25分ほど、尾道港からも25分ほどで着くようです。

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車も持ち込めますが、載せられるのは三原港から出ている鷺行きのフェリーのみ。フェリーはだいたい2時間〜3時間に1便で、高速船は1時間〜1時間半に1便ぐらいの頻度で運行しているようです。

向田港が塔の峰千本桜にいちばん近い港

塔の峰千本桜にいちばん近い港が向田港という港なのですが、向田港行きの船は便数が少ないのです。

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いちばん多い便は鷺港行きで、ここから塔の峰千本桜までは徒歩で1時間ほど。多少のアップダウンがある道のりですが、そんなにハードな坂道ではないです。
平日は島内をコミュニティバスが走っているのと(でもそんなに人数は乗れなそう)、ピークの週末、3日間だけバスが運行しているようですが、基本的には週末は公共の移動手段がありません。車を島へ持ち込まない方は、歩く覚悟で行きましょう。

ちなみに自転車は鷺行きの高速船以外であれば乗せられるようです。三原港の切符売り場のところでもレンタサイクルの案内があったので、長距離歩くのはちょっと、という方は自転車を借りていくのもいいかもしれません。

広島の離島へ、桜に包まれに行こう!

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塔の峰千本桜はまだそこまで知られていないのか、これだけの見頃時期でもそんなに花見客が多くないので、桜の名所でお花見したいけど人混みは避けたい!という方にもおすすめ。のんびりと自分のペースで気のすむまで桜を楽しめるお花見スポットですので、ぜひ春に出かけてみてください。

奈良・王寺町のゆるキャラ「雪丸」がかわいい!王寺町にいる雪丸まとめ

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人の言葉がわかって、お経が読めたという伝説の残る聖徳太子の愛犬・雪丸。奈良県の王寺町では、この雪丸がゆるキャラ化されて、町の公式マスコットキャラクターになっています。そもそも聖徳太子の存在が危ぶまれるなか、雪丸についてもいろいろとツッコミどころは満載ですが、個人的には大好きな雪丸!王寺町内のあちこちにいる雪丸をまとめてみました。

<目次>

ゆるキャラの前に、まずはオリジナル?の雪丸像から!

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こちらは王寺町の達磨寺にある、石造りの雪丸像。いつ造られたものか正確には判明していないようですが、少なくとも江戸時代後期には存在していた像だそうで、これがゆるキャラの雪丸のモデルになっているそうです。

f:id:morinokotabi:20190329212357j:plain確かに全体的に丸っこくて、ゆるキャラもこの丸い感じをマネたのかしら、という雰囲気がありました。

それではさっそく、王寺町にたくさんいる雪丸をご紹介していきたいと思います!

1.王寺駅の改札横にいる雪丸

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王寺駅の改札を出てすぐ、さっそく雪丸像を発見!頭には烏帽子を、手にはしゃくと言われる木の板を持っています。これ、聖徳太子がイラスト化された時にもだいたいセットで持たされてるやつ!

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顔をアップで。このなんとも間の抜けた感じの顔がかわいい。

2.王寺駅通路に描かれた雪丸

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続いて注目してほしいのが、達磨寺のある南口方面に向かう通路に描かれた雪丸のイラスト。

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イラストは何パターンかあるのですが、個人的にお気に入りなのはこちらのイラスト。立体のゆるキャラ雪丸像をさらにゆるくしちゃった感じで、なごむ〜。

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ちなみにこの足元の犬の足跡は、駅から達磨寺まで、ずーっと続いているのです。なのでこの足跡を辿っていくと、雪丸像がいる達磨寺に迷わずたどり着けるんですよ。

3.王寺町駅南口を出たところにある立て看板の雪丸像

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駅から続く足跡をたどると、駅の南口に出ます。出てすぐのところにある立て看板がこちら。ようやく聖徳太子が登場しましたね。この看板のポーズがいちばん犬らしい雪丸。

4.雪丸ロードの案内看板に描かれた雪丸

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駅の南口から達磨寺までの道のりは雪丸ロードと名付けられているらしく、南口を出てすぐの道路横にこんな案内看板が。王寺町の雪丸の推しっぷりがすごい!

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雪丸ロードにはこの案内看板がいくつもあります。歩きながら雪丸がいっぱい視界に入ってうれしい!

5.達磨橋近くにいる雪丸像

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足元の犬の足跡と、雪丸ロードの案内看板を辿ってしばらく歩くと川が見えてきます。この川にかけられた達磨橋を渡ってすぐのところに、久々に立体の雪丸像が!

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駅の改札近くにいた雪丸像とは微妙に違っている雪丸像。こっちの方がちょっとスリム?陽の当たり具合によって、なんだか哀愁漂う感じの写真になってしまった…。

6.達磨寺前の雪丸石像

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道中の雪丸にいちいち立ち止まりながら、ようやく達磨寺に到着。お寺の前にもいました、雪丸!

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石材屋さんが寄贈した雪丸像のようで、墓石とかと同じ素材感ですね。

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この石像の雪丸もなかなか表情がかわいくて、またまたアップで。背中の「雪」のマークにも注目です。

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そしてこの達磨寺内に、冒頭に紹介した雪丸像があるので、ぜひ拝んできてくださいね。

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達磨寺では絵馬が雪丸だったり、社務所で雪丸グッズが売ってたり!

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この雪丸絵馬がたくさん並んでかけられている様子は、なかなかに壮観でした!

7.そのほかの雪丸

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ここまで紹介した以外にも、花壇に鉄製の雪丸のプレート?があったり、バス停にイラストが描かれていたりと、本当にたくさんの雪丸が!私が見逃している雪丸もきっといるので、ぜひあちこちキョロキョロして雪丸を見つけてください〜!

一度は生で見てみたい雪丸ドローン!雪丸に会うためには王寺町へ!

いろんな雪丸をみてきたのですが、できれば一度は生で見てみたいなと思っているのが、こちらの雪丸ドローン!

雪丸が空を飛んでます…この動画、なごむ…!いつかリアルで見てみたい雪丸ドローンです。

奈良もあちこち行きましたが、王寺町以外では雪丸にはほぼ出会えなかったので、雪丸に会いたいと思った方はぜひ王寺町へ!街中にたくさんいる、かわいい雪丸を探してきてください♩

レトロ感とおもてなしでほっこりくつろげる奈良・洞川温泉「あたらしや旅館」

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奈良の吉野よりさらに山の方、関西の軽井沢とも言われているらしい洞川温泉で人気のお宿「あたらしや旅館」。かつては秘湯だったんだろうなという雰囲気を感じさせる、ひなびた温泉街にある1軒のレトロな温泉宿です。山の中にある温泉宿らしく、素朴であったかいおもてなしで、ほっこりとくつろげるお宿でした。

<目次>

レトロな雰囲気がステキなあたらしや旅館

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見た目からしてレトロ感漂うお宿の正面玄関。いかにも昔からある建物という雰囲気ですが、手入れがしっかり行き届いているためか古びれた感じはまったくありません。

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建物の中はこんな感じ。床がしっかり磨かれて光っています。

冬はお部屋にこたつがスタンバイ!洗面台もレトロ調でかわいい

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私が行った時は11月の中旬ごろで、標高の高い洞川温泉だと夜はそれなりに冷え込む時期。嬉しいことにお部屋にはこたつがセットされていました。

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おそらく後から設置したであろう洗面台は、廊下の端にあるというユニークな造り。このタイル張りの洗面台も少し懐かしいようなデザインがかわいくて、テンションが上がります♩

夕食は山の幸をふんだんに!メインはぼたん鍋

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あたらしや旅館では、食事は部屋ではなく別室でした。到着がゆっくりだったせいか、食事処に行ったらすでにお料理が勢揃い。

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前菜盛り合わせ。ワカサギの天ぷらに、栗の甘煮など、ちょこちょこつまめる量が盛られています。

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こちらは鹿のお刺身。鹿肉を生で食べるのは初めてでしたが、癖がなくて食べやすい!

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そしてメインはぼたん鍋!地元の漁師さんが獲ったイノシシのお肉だそうで、冷凍して保存していて、1年中ぼたん鍋を提供しているそうです。

肝心の鍋に入れた写真を撮り忘れましたが、味噌ベースのしっかり味のダシのおかげもあって、においは全然気にならず。脂もさっぱりで、普段食べている豚肉よりもあっさりしているかも?イノシシを食べるのはほぼ初めてでしたが、まったく抵抗なくおいしくいただけました。

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野菜と一緒にうどんが盛られていたので、これが〆かな?と思ったら、最後に鍋のスープで雑炊かチーズリゾットを作ってくれるというのでうどんの後にごはんも食べて、最後はもうかなり満腹に。

ぼたん鍋も結構なボリュームがあったのでなかなか食べきれなくて、何度も宿の方が進み具合を確認しに来るので焦る…と言っても嫌なプレッシャーという感じでもなく、おいしく食べられているか確認しつつ世話を焼かれているような感じ、とでもいうんでしょうか。何名かの方が代わる代わるという感じで来られたのですが、どの方も感じがよかったです。

アルカリ性の温泉で肌すべすべ!

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ようやく食べ終えて入ったお風呂。浴室は2つあって、こちらは「展望風呂」です。(といっても夜なのでブラインドが下げられてしまっていて、展望はナシ)

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もう一つのお風呂は、展望風呂よりコンパクト。この2つのお風呂が、男女日替わりで入れ替え制になっていました。

洞川温泉の泉質はアルカリ性温泉だそうで、肌あたりがやわらかい。入っているうちに肌がすべすべになる、良いお湯でした。

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お風呂であったまって戻ると部屋にお布団が敷かれていて、足元をめくると湯たんぽ?あんか?が!直接触ると熱いぐらいでしたが、温泉でぽかぽかの身体に、足元もぽかぽかあっためられて、気持ちよ〜く寝られました。

朝食は控えめで食べやすいボリューム

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翌朝の朝食も食事どころで。おかずの量はわりと控えめで、食べやすい量がうれしい。鮎の甘露煮や、しっかり甘く煮たがんも、茶碗蒸しなどどれもしみじみおいしいお料理でした。

値段以上の満足感がある旅館

紅葉のハイシーズンで、この日の宿泊費は2食付きで14,800円。この時はめずらしく友達と2人泊だったので、1人で泊まるとするとおそらく18,000円〜というところでしょうか。

立地からしてもそこまでリーズナブルな値段設定ではないものの、建物・部屋・食事・温泉・あったかいおもてなしを考えると総合的には大満足。またこの宿を目当てに洞川温泉に行きたいし、人にもおすすめしたくなるお宿でした。

各旅行サイトでの口コミ評価

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じゃらん:☆5.0

楽天トラベル:☆4.8

おまけ:チェックアウト後にめぐりたい周辺観光スポット

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宿の人にいろいろとおすすめしてもらって、チェックアウト後にめぐった周辺の観光スポットを最後にご紹介します。

龍泉寺

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あたらしや旅館の裏手、川を挟んだところにあるのが龍泉寺。修験道の根本道場だそうで、

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滝行用の滝があったり(この日は水量がすごく少ないとお寺の方がおっしゃってました)、

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水行用の池があったりと、とても厳かな雰囲気のお寺でした。

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そして紅葉がとてもとてもきれいで!

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この年みた紅葉で、一番きれいだったのがこの龍泉寺の紅葉だったなあ。

かりがね橋

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かりがね橋は高さ50mのところにかけられた、長さ120mの吊り橋です。安全のためかネットがしっかり張られています。

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橋の上から、洞川温泉のある天川村の集落を見下ろせる場所です。

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橋を渡った先は大原山という山で、モミジの黄色い紅葉が見事でした!

天河大辯財天社

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天河大辯財天社は他ではみたことのない、独特な造りのお社と「五十鈴」が印象的な神社でした。

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本堂に続く階段。こちらを登って本堂へと入ると

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左手には参拝をする向拝所が、

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右手には能楽堂が、一つの屋根の下に造られています。

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能楽堂の裏手から向拝所とともに写真に収めてみました。この写真なら少しは建物の構造がわかりやすいでしょうか。こういう造りの神社を見るのは初めて。

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そしてめずらしいのは建物だけでなく、この鈴も。「五十鈴」という3つの鈴がセットになったものが2つつけられているそうです。(なので鈴の数は全部で6つ)

こちらの神社はパワースポットとして有名だそうで、事前知識もまったくなく私は行ってしまったのですが、本当に他にはない独特な空気感の神社。パワースポットと言われるのがなんだか納得な雰囲気でした。

来迎院本堂の坪内のイチョウの巨樹

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天河大辯財天社のすぐそばにある来迎院本堂の敷地内に、「坪内のイチョウの巨樹」と名付けられたイチョウの木があります。本当に大きな木で、写真に収まらない!

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私が行ったときはすでにずいぶん葉っぱが落ちてしまっている状態でしたが、地面が黄色のイチョウの葉で覆われていて、これはこれできれいでした。

日本全国の忘れられないきれいな海5選!

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きれいな海といえば沖縄の海、とずっと思い込んでいました。もちろん、沖縄の海はきれいなのですが、でも日本全国あちこち旅に出かけるうちに、沖縄以外にもきれいな海がたくさんあるなあと思うように。沖縄の海もふくめ、私が今までに訪れたなかで、とびきりきれいでずーっと眺めていられるなと思った海の景色を選んでみました。

<目次>

1.北海道・積丹半島の海

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島武意海岸

「積丹ブルー」と言われる積丹半島の海。透明度が高くて、水深によってグラデーションのように水の色が変化する海です。

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島武意海岸

近寄ってみると透明度の高さがよくわかります。

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神威岬

積丹で有名な海岸といえば、島武意海岸神威岬。島武意海岸は「日本の渚百選」に選ばれています。

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神威岬

神威岬といえばローソク岩というめずらしい奇岩に目がいきがちですが、周辺の海も見逃せない美しさなんですよ。

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黄金岬

上の写真の黄金岬は島武意海岸、神威岬と比べるとあまり知られていない穴場スポットなのですが、グラデーションの美しさという意味ではここが一番かも。胸のすくような眺めです。

2.広島・瀬戸内海

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向島・高見山展望台から

積丹ブルーの海とはまた違った美しさの瀬戸内海。瀬戸内海は近くで見るよりも、高いところから展望することでその美しさを堪能できる海だと思っています。

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向島・高見山展望台から望むしまなみ海道

瀬戸内海を展望できるスポットは瀬戸内海に面する各県にありますが、個人的に好きなのは広島〜愛媛間をつなぐ、しまなみ海道で渡る島々から眺める瀬戸内海の風景。

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大島・亀老山展望公園から

しまなみ海道にある展望スポットのなかでは、向島の高見山展望台と、大島の亀老山展望公園がとくにおすすめです。

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大島・亀老山展望公園からしまなみ海道をアップで

瀬戸内海は波がほとんどなくいつも穏やかで、絵画のような景色とはこういうことをいうのかなあと、眺めるたびにしみじみ。眺めている自分の心も落ち着くような、そんな景色です。

3.和歌山・白良浜

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白良浜

こんなに透明度が高いんだ!と行ってみてびっくりしたのが和歌山・白浜の白良浜の海。宮古島の渡口の浜を彷彿とさせる、弧を描く海岸線も特徴的です。

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白良浜

私が行った時は曇りがちの日で、海の色も晴れている日ほどにはきれいに見えない状態だったのですが、そんな条件でも十分に感動するきれいさ。砂浜も白くて、個人的には沖縄に負けない美しさなんじゃないかなあと思った海でした。

4.長崎・九十九島

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長崎・展海峰から望む九十九島

長崎・佐世保の九十九島もとびきり海がきれいな場所。とくに波が穏やかな日は見入ってしまう美しい光景です。島々を一望できる展望スポットとしては、展海峰がおすすめ。

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展海峰から見る夕焼け

九十九島ではとくに夕方の、夕焼けに染まる海の美しさが印象に残っています。太陽が海に完全に沈むまで、この場から動けなくなってしまうような美しさでした。

5.沖縄・宮古島の海

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渡口の浜

なんだかんだ言ってもやっぱり沖縄の海は外せないので、最後に沖縄の海を紹介したいと思います。とくに宮古島は絶景のビーチがたくさんあります。

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朝焼けの与那覇前浜ビーチ

個人的に好きなのは渡口の浜与那覇前浜ビーチ、そして下地島空港RW17エンド横のビーチ。

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明け方の与那覇前浜ビーチ

陽の当たり方によって海の色がぜんぜん違って見えるので、宮古島では朝・昼・夕方と本当に飽きずに海ばかり眺めて過ごしてしまいます。

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下地島空港RW17エンド横のビーチ

どのビーチから眺める海もちょっとずつ違っていて、どれもそれぞれに美しい!

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下地島空港RW17エンド横のビーチ

眺めているとふと気が遠くなってしまう、日常を忘れさせてくれるような美しさのビーチの数々です。

写真を見返すだけで感動がよみがえる!

今まで訪れたことのある海の写真をひととおり振り返ってみると、あらためてそれぞれの海をみたときの感動がよみがえってくるようでした。こんな景色が今この瞬間も変わらずにそこにあるんだなと思うと、なんだか元気が出ますね。これからの旅でまだ知らない美しい海に出会えたら、また記事に追加していきたいと思います!

青森ヘビーリピーターがおすすめする八戸&奥入瀬1泊2日観光モデルコース!

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今までに10回以上は青森に旅行に出かけ、好きが高じて1ヶ月滞在したこともある青森リピーターの私がおすすめする八戸&奥入瀬1泊2日観光モデルコースをご紹介します!人気の景勝地とフォトジェニックなスポットをバッチリ押さえて、青森の新鮮な魚介を堪能できるいいとこ取りのルートを組んでみたので、はじめて八戸や奥入瀬に行く方におすすめです。

<目次>

1日目早めのランチ:みなと食堂で大人気のヒラメ漬け丼ランチ

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出発地点にもよりますが、青森に到着するのはおそらく昼前ぐらいになる方が多いと思うので、八戸に到着したら早速ランチを食べに行きましょう!おすすめのお店は、「ヒラメ漬け丼」が大人気のみなと食堂

私が行った時は、ヒラメが不漁のタイミングだったようで、ヒラメだけではなくイカとサーモンものった丼になりました。(その分お値段は安くなってます)

ヒラメはヅケになっていて、触感はちょっとねっとりとしています。水分が抜けて旨みが濃くなっているので、間違いなくおいしい!そして八戸はイカもすごくおいしいので、良い取り合わせの丼でした。(サーモンには無関心

1日目午後:蕪嶋神社~種差海岸へ

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八戸のおいしいグルメでお腹を満たしたら、次は八戸の漁業の守り神・蕪嶋神社へ行きましょう!

火事で全焼し、再建中の蕪嶋神社

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実はこの蕪嶋神社、2015年の火事で本殿が全焼してしまったのです。上の写真は在りし日の蕪嶋神社で、今はまだ再建中なので本殿はなく、鳥居から先には入ることもできません。

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ただ、手前に仮の社務所が設けられているので、そちらで厄除ひょうたん祈願ができたり、人気のかぶあがりひょうたん御守を購入できます。

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蕪島神社周辺はウミネコの繁殖地として知られていて、3月~8月ごろにはものすごい数のウミネコが集まっています。ちょうど繁殖期に行くと、ウミネコが卵を温めている様子も間近に見放題です。

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しかしウミネコって目つきが悪い人間用に設けられた散策路の本当にすぐ横で卵を温めてますが、やはり気性が多少荒くなっている気がするので、繁殖期はあまり刺激しないように静かに歩いたほうが良さそうです。

種差海岸一望の鮫角灯台へ

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続いて向かうのは鮫角灯台。種差海岸の近くにある灯台で、種差海岸と海を一望できるビュースポット!灯台の周囲を360度、ぐるりと見渡すことができます。

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灯台から近くの「タイヘイ牧場」という牧場も見下ろせるのですが、こちらは全国の競走馬の最終仕上げの調教牧場なんだそう。事前に連絡すれば見学もできるようです。私が行った時は馬が牧場に放されていて(写真にも小さく写っています)、芝生の上を走る姿がとても気持ち良さそうでした。

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なおこちらの鮫角灯台に登れるのは4月下旬~10月下旬までの期間に限定されるので、それ以外の時期は灯台はパスして、葦毛崎展望台を最初の目的地にしてくださいね。

ちょっとラピュタっぽい!?葦毛崎展望台

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葦毛崎展望台も種差海岸のビュースポットで、海岸線に建てられている展望台です。個人的には、ちょっとラピュタのお城っぽい雰囲気がある気がして、そんなところも好きなポイント。

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葦毛崎展望台は種差海岸の遊歩道の出発点なので、天気が良い日はここから歩いて種差天然芝生地まで散策するのも良いかもしれないですね。

海の間際まで芝生が広がる種差天然芝生地

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種差海岸として紹介される写真はだいたいこの種差天然芝生地を写したもので、種差海岸の代表的な景観が見られる場所です。本当に海の間際まで芝生が広がっていて、海の青さと芝生の緑が本当に眩しくてきれいなんです。

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3月~8月ごろまでは芝生地の上でもウミネコがたくさん飛んでますよ。

1日目夜:ホテルは本八戸駅周辺で

種差海岸を散策したあとは、1日目の宿へ向かいましょう。八戸は八戸駅よりも本八戸駅の方がホテルが多くて、選択肢が多いです。ドーミーイン本八戸スーパーホテル八戸など、温泉に入れる人気ホテルだと疲れも取れていいですね。

旅行サイトでのドーミーイン&スーパーホテルの口コミ評価

天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸

じゃらん:☆4.6

楽天トラベル:☆4.3

スーパーホテル八戸 天然温泉 三社の湯

じゃらん:☆4.4

楽天トラベル:☆4.4

1日目夕食:みろく横丁で観光気分満喫の夕ごはん

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Ow00wo [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)]

ドーミーイン、スーパーホテルいずれからも歩ける距離にみろく横丁と言う屋台村があります。小さい屋台ばかりで、同席した他のお客さんとのコミュニケーションを楽しめる横丁です。私もここで飲んで、隣になったおじさんに延々とお刺身をごちそうしてもらったり、東京から来たというグループと一緒に飲み歩いたりという楽しい思い出ができました。

地元の人が来る横丁ではなく、いかにも観光地という感じの場所であるのですが、観光気分での横丁散策はなかなか楽しいですよ。

2日目午前:奥入瀬渓流で癒しの散策

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三乱の流れ

個人的には青森一おすすめのスポット、奥入瀬渓流。子ノ口から焼山まで、約14kmに渡って渓流が続いているのですが、滝がいくつもあったり、川幅にも変化があるので景観が少しずつ違っていて、眺めていて全然飽きないのです。あと、木々や植物の良い匂いがしていて、何度も深呼吸したくなる場所です。

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本当は全部歩いて欲しいところですが、全部歩くとなるとなかなかの長距離になるので、見どころを絞ってバスなども組み合わせながら移動するのが良いと思います(奥入瀬渓流の間にバス停がいくつもあります)。

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銚子大滝

人気の見どころとしては三乱の流れ、阿修羅の流れ、雲井の滝、銚子大滝あたりでしょうか。晴れている日はもちろんですが、雨の日でも趣がありますし、天気が良くても悪くても、ぜひ時間をたっぷりとって奥入瀬渓流に癒されてください。

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冬の十和田湖

奥入瀬渓流の上流には十和田湖がありますが、奥入瀬渓流の表情豊かな自然を見たあとだと、どうも十和田湖の景色は単調に感じてしまうんですよね。でもせっかくなので湖もちらっと眺めて、ランチを食べに移動しましょう!

2日目ランチ:八食センターで新鮮な海鮮を食べてお土産に!

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奥入瀬渓流をたっぷり歩いてお腹を空かせたら、ランチは八食センターで新鮮な海鮮を堪能しましょう!八食センターはいわゆる観光市場ではあるのですが、ここで食べられる海産物は本当においしいのです。

市場で買った海鮮を焼いて食べられる「七輪村」

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まずおすすめのお店が七輪村。八食センター内で購入した海鮮を七輪で自分で焼いて食べられるところです。八食センターで購入したものであれば持ち込みOKなので、七輪で焼かないお刺身やお寿司をここで広げてもOK。新鮮な海鮮を炭火で焼いて食べるのは最高においしい!

八戸の新鮮なお魚が絶品の「八食市場寿司」

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白子にヒラメ

回転寿司の八食市場寿司もネタが本当に良くて、私は八戸に行くたびに通っているお店です。旬のものなのでその時期によってもちろん食べられるネタは違いますが、いつ行っても地物ネタのおいしいお寿司が食べられます。ホッケのお寿司(もちろん生です)を食べたのもここが初めてだったなあ。田酒などの地元の日本酒も飲めますよ。

お土産も八食センターで探してみよう

八食センターは海産物以外にも、お土産にできるお菓子やお酒などが揃っているのでここでお土産も買っていくのがおすすめ。地元の日本酒が揃う酒屋さんなどもありますよ。

2日目午後:十和田現代美術館で現代アート鑑賞

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八食センターに行ったあともまだ時間に余裕があれば、十和田市現代美術館へ寄ってみるのがおすすめ。現代アートの美術館なので、あまりアートに詳しくなくても楽しく見られると思います。

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そして外にも草間彌生さんのオブジェなどがたくさん展示されています。外のエリアであれば無料で見られるので、じっくり館内を眺める時間がなくても、外の展示だけサクッと見に立ち寄ってみるのも良いかも。個性的なオブジェがたくさん並んでいますよ。

景色とおいしいグルメで元気がでる八戸&奥入瀬旅

八戸は海、奥入瀬は森とそれぞれに違う魅力が楽しめるエリア。八戸で清々しい海を眺めておいしいグルメで満たされて、奥入瀬で森に癒されて、きっと旅が終わる頃には元気になっているはず。ぜひ八戸&奥入瀬をめぐる旅に出かけてみてくださいね。

そして見どころいっぱいの青森は、青森市内の観光もおすすめなので青森市内モデルコースの記事も書きました!よろしければぜひ↓

morinokotabi.hatenablog.jp

青森ヘビーリピーターがおすすめする青森市内1泊2日観光モデルコース!

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今までに10回以上は青森に旅行に出かけ、好きが高じて1ヶ月滞在したこともある青森リピーターの私がおすすめする青森市内1泊2日観光モデルコースをご紹介します!観光名所&青森グルメをしっかり押さえて、青森市を堪能できるスポットだけ厳選してみましたので、とくに初めて青森旅行する方におすすめのコースです。

<目次>

1日目早めのランチ:青森魚菜センターでオリジナル海鮮丼

出発地点にもよりますが、青森に到着するのはおそらく昼前ぐらいになる行程の方が多いのではと思います。なので1日目は到着したら、早速ランチを食べに行きましょう!おすすめのお店は、「のっけ丼」で有名な青森魚菜センター本店です。

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「のっけ丼」は先に食券&ご飯(ご飯も食券と引き換えです)だけ購入して、市場に並ぶお店を巡りながら、好きなネタを見つけて食券で購入してご飯にのっけていくシステム。自分の好きなネタだけ集めたオリジナルの海鮮丼という最高のランチが楽しめますよ。

1日目午後:三内丸山遺跡&青森県立美術館へ

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おいしい海鮮でお腹を満たしたら、次はちょっと歩いて散策するスポット「三内丸山遺跡」へ。縄文時代の広々とした大規模集落跡に、当時の住居などを再現している場所です。草原の中に建物が点在していて、晴れた日に行くと開放感抜群でとても気持ちの良い場所なんです。

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建物の内部の様子も再現していて、実際に建物に入ることもできます。三内丸山遺跡の入口施設には「縄文時遊館」という入場無料の博物館もあるので、縄文時代の史跡について詳しく知りたいという方はそちらもあわせて見学してみてください。

ただ、縄文の遺跡にくわしくなりたいわけでもないという人でも、この三内丸山遺跡の壮観な風景は十分楽しめると思うので、ぜひ足を運んでみて!

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三内丸山遺跡の後は、隣接する「青森県立美術館」を見学しましょう。シャガール作品や青森出身の芸術家である棟方志功の作品などの作品を収蔵しています。青森県立美術館といえば、の有名な奈良美智の「あおもり犬」も見逃せないですね!

実は「あおもり犬」は入場無料のエリアで見られるので、アートにはあまり興味がない、という方でもあおもり犬だけは記念に見てきても良いかも。

1日目夜:浅虫温泉の有名旅館・椿館に宿泊

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せっかく温泉が豊富な青森に行くなら、夜は温泉宿に泊まりたいもの。そして青森市内の温泉といえば「浅虫温泉」ですので、浅虫温泉に宿泊してはいかがでしょうか。10軒強ある浅虫温泉の旅館・ホテルのなかで、特に人気の宿が「椿館」です。

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棟方志功の作品が数多く展示されていることで有名で、ちょっとした美術館並みに作品が展示されています。結構年季の入った旅館なのですが、お掃除は行き届いている印象でした。私は素泊まりでしか泊まったことがないのですが、口コミによると食事も評判のようです。

青森の名温泉で、青森出身の芸術家の作品をたっぷり堪能できるという、きっと青森の良い思い出になるおすすめのお宿です。

旅行サイトでの椿館の口コミ評価

じゃらん:☆4.3

楽天トラベル:☆4.32

2日目午前:ねぶたの家ワ・ラッセ&八甲田丸へ

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2日目は、まずは青森名物のお祭り・ねぶたを見にねぶたの家 ワ・ラッセへ行ってみましょう。実際にお祭りにでた大型ねぶたが展示されていて、迫力満点です!

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写真はワ・ラッセに展示されているものではなく、私が実際にねぶた祭りを見に行って撮ってきたものですが、こういうねぶたがワ・ラッセにも展示されています。デザインがそれぞれに全く違っていて、どれもとても見応えがありますよ。

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続いて訪れたいのが、ねぶたの家 ワ・ラッセのすぐそばにある青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸。青函トンネルができる前、青函連絡船として運行されていた八甲田丸をそのまま利用した博物館です。

運行していた当時は乗船客は見られなかったはずの船底のエンジンルームや、鉄道車両を搭載した車両甲板にも入れるなど、なかなか貴重な体験ができます。

2日目ランチ:A-FACTORYであおもりシードル&おしゃれランチ

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A-FACTORYも、ねぶたの家 ワ・ラッセに隣接している商業施設です。青森産のリンゴを使ったシードルを作っている工房が併設されていて、ガレットを食べられるレストランやハンバーガーがメインのダイナーなどもあるので、ランチはぜひこちらでどうぞ。シードルはガレットのレストランや、レストランの隣の有料試飲スペースで飲むことができますよ。

そしてこちらのフードマルシェに置いてある商品は全体的にちょっとおしゃれで、センスの良いものがたくさんあるので、お土産もここで購入するのがおすすめです。

2日目午後:アスパム&アンジェリックでアップルパイをお土産に

ランチの後は、アップルパイがおいしい2軒のお店を巡りましょう。青森はさすがリンゴの名産地だけあって、おいしいアップルパイがたくさんあるのです。

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なかでも特におすすめのお店が観光物産館アスパムの中にある「Sweets Factory pampam」。ここのアップルパイが今のところ、私の中で青森一のアップルパイです。

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アップルパイは何種類かあって、どれもおいしいのですが個人的に好きなのは「ショソン・オ・ポム」という紅玉を使ったアップルパイ。紅玉は甘みもしっかりあるけど酸味もあって、お菓子にぴったりなリンゴだと思っているのですが、その紅玉のおいしさを存分に生かしたアップルパイです。

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「クランブルアップルパイ」も、パイの表面にトッピングされたクランブルのカリカリした食感が良いアクセントになっていておいしいですよ。

実はこちらのお店、青森の老舗和菓子店おきな屋が運営しているアップルパイの専門店なんです。おきな屋といえば薄紅(うすくれない)が有名ですが、パイもとてもおいしい。時間が経っても、パイ生地がいつまでもサクサクしているのもおいしさの秘密なのではと思っています。

あとはちょっと重いですが、青森の紅玉りんごとお砂糖だけで作られているりんごしろっぷもおすすめですよ。


 

もう1軒おすすめのお店がアンジェリック/Angelique青森店。こちらはパンやケーキ、焼き菓子を扱うショップなのですが、こちらのアップルパイもまたおいしいのです。

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特にスライスしたリンゴが並んだアップルパイは、薄く切ったリンゴがぎっしりパイにのせられていて、持ってみると普通のアップルパイにはない重さを感じます。味もリンゴのシャキシャキした食感と味がしっかり感じられて、パイのサクサクした食感との取り合わせが楽しい!パイよりもリンゴが優っているまさにアップルパイ!という感じのパイなので、アップルパイ好きにぜひおすすめしたいです。

青森は八戸や弘前観光も楽しいので、何度も行ってほしい!

今回は青森市内の観光モデルコースをご紹介しましたが、八戸や弘前も見どころたくさん、おいしいものたくさんで良いところなんですよ〜。青森市内だけでも見どころがたくさんあるので、今回は青森市内のみをめぐるコースにしてみましたが、今後八戸、弘前の観光モデルコースもまとめてみたいと思います!

尾道グルメにお土産、人気の尾道帆布も!「尾道本通り商店街」のおすすめショップ5選

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尾道駅近くから始まる「尾道本通り商店街」。全長1.2kmの商店街で、古くからある老舗店や、古い建物はそのまま生かしてリニューアルしたお店、おしゃれなカフェや人気の尾道帆布の専門店など、ちょっと覗いてみたくなるお店がたくさん!ランチに、ちょっと一休みに、お土産を買いに行くにもおすすめの商店街です。

そんな尾道商店街で個人的におすすめのショップにグルメ、購入できるお土産をご紹介します!

1.“大和湯”をリニューアルしたカフェ&ショップ「ゆーゆー」

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商店街でもひときわ目をひくこちらの「大和湯」。昔の銭湯を建物そのままにリニューアルしたお店で、今は「ゆーゆー」という名前のカフェ&ショップです。

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このお店での私のおすすめは「芋菓子」。尾道の田村食品というところが作っている芋けんぴで、油っぽさがなくて食感が軽くて、とてもおいしいのです。

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尾道の田村食品の芋菓子を売っているのは商店街でここだけみたいなので(私が見つけられなかっただけかもしれませんが…)、芋けんぴ好きの方はぜひゆーゆーで買ってお土産にしてみてください。

2.“箱寿司”が人気の老舗寿司店「天狗寿司」

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店構えからして老舗の雰囲気のある天狗寿司さんは、なんと明治12年創業だそう。

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天狗寿司の名物が「箱寿司」。穴子と小海老のでんぶがのった押し寿司です。あと、巻き寿司も名物で、写真は押し寿司と巻き寿司をセットにした「箱巻寿司」をお持ち帰りしたもの。

具材は甘辛い味付けで、全体的にやさしい味わい。昔からずっと愛されてきた味ということで、なんだか素朴なおいしさのお寿司でした。

ランチに寄るのも良いですし、あまり時間がなければお持ち帰りで作ってもらって、ホテルや帰りの新幹線などで食べるのもおすすめ。

3.食べ物系のお土産がたくさん「尾道ええもんや」

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お土産ショップ「尾道ええもんや」。尾道商店街にはお土産専門店がほとんどないので、ここが唯一の専門店かも?特に食べ物系のお土産はここが一番揃っていると思います。

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こちらでのおすすめは、尾道らしい柑橘を使ったスイーツ。特にレモンを使った「はつ恋ハートレモンタルト」が個人的にはおすすめ。ハートの形もかわいいし、あげた人に喜んでもらえそうなお土産です。

4.尾道帆布を使ったポーチやバッグが揃う「工房尾道帆布」

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尾道の名物の一つ「尾道帆布」。(と言っても尾道商店街でもお店は「工房尾道帆布」と「尾道帆布彩工房」の2店だけのようです)どちらもオリジナルのデザインで商品を作っているようですが、個人的には「工房尾道帆布」の方がおしゃれな印象を受けました。

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しかもなかなかリーズナブルで、小さなポーチだと600円〜ぐらいからあったので、お土産にも良さそうです。バッグも手頃な値段のものが結構あったので、自分へのお土産にも良いかも。

5.店構えからしておしゃれな「おのみちクリエーターズマーケット」

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店構えからしておしゃれな「おのみちクリエーターズマーケット」は、尾道にゆかりのあるクリエーターのオリジナル作品が並ぶコンパクトなお店です。

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バッグやアクセサリー、雑貨など、個性的な商品が並んでいるのですが、個人的に気に入ったのはピアス。陶器のピアスで、左右の組み合わせを選べるというピアスを自分へのお土産に買いました。

他の記事でも書きましたが、最近はピアスを旅の思い出に買って帰るのがお気に入り。このピアスもつけるたびに尾道のことを思い出すだろうなと思って、これから使うのが楽しみです♩

morinokotabi.hatenablog.jp

尾道観光で外せない尾道商店街

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個性的なお店がたくさんあって、歩くだけでも楽しい尾道商店街。目をひく外観のお店が多いので、写真を撮る目的で行くのもおすすめです。

尾道にしかないお店が揃っているので、尾道観光の時にはぜひ立ち寄ってみてください!