黄飯を食べて国宝&蓮を眺める1日目【九州・山口女ひとり旅】
今日からまた新しい旅ログを始めます。またまた過去の旅ですが、2013年の7月に行った九州〜山口の3泊4日の女ひとり旅の思い出です。この時はちょっと変わったルートで九州へ上陸したのでした。
始まりは愛媛。フェリーで九州へ!
なんとこの旅は愛媛からのスタート!仕事の関係で愛媛に行く予定があったので、せっかく愛媛まで行くならどこか旅行もしたいな〜と思って決めた旅だったのでした。
愛媛の八幡浜港からフェリーに乗船。目的地は大分・臼杵です。
2時間半ほどの乗船でしたが、お天気に恵まれて気持ちの良い船旅でした。
そして到着した大分県臼杵市で、向かったのはこちら。
臼杵の郷土料理が食べられる『小手川商店』さんです。
こちらのお店でいただいたのが『味噌汁御膳』。味噌汁と黄飯、黄身の味噌漬けと小さいおかず、あとデザートに淡雪寒が付きます。
実はこちらのお店は、大分の老舗メーカー『フンドーキン醤油』の本店にあたる店で、江戸時代から続く味噌と醤油の醸造元なんだそう。なのでメインがお味噌汁の御膳です。あと黄色いご飯も気になりますよね。これは『黄飯(きはん、けいはん)』という臼杵の郷土料理で、クチナシで色を付けているんだそう。色だけで、味は特についてないのですが、めずらしい料理を食べられて満足。
ちなみに食事の場は囲炉裏。この雰囲気がまた美味しさを増してくれます。この時は相席でしたが、写真を撮ると言ったらみなさん一斉に避けてくれました^^;
小手川商店ではみそ味のソフトクリーム『みそソフト』も人気だそうですよ。しかしこのお店のレトロな感じ、なんともいいな〜。
小手川商店の一角は、古い町並みを残した場所で、小手川商店以外にも気になるお店がちらほら。
建物も古ければ看板も古い!一体いつから貼られているものなんでしょう。
でも休日だっていうのに、人がいない…。その分ゆっくり写真は撮れました。
そしてせっかく来たのでこちらも。フンドーキン醤油の味噌工場です。
”金”のマークがドーン!ちょっと小樽のような雰囲気?ちょっとした散策が楽しい臼杵の街でした。
国宝がずらり!石を彫って造られた臼杵石仏&極楽浄土風?蓮畑
続いて向かったのは、臼杵の駅から車で20分ほどの距離にある臼杵石仏。バスも走っているので車が無くても行けます。が、本数は少ないので、先によく調べてからご利用くださいね。
実はそんなに石仏に興味はなくって、不真面目に見たので何が何だかよく覚えてませんが^^;、この一つ一つが手で掘られたものだと思うと、とても貴重だし、一つ一つに作り手の想いが込められているんだろうなあと思いました。国宝に選定されているのも納得です。
でもね〜私が本当に見たかったのは、こちら。
石仏前の公園にある蓮(ハス)畑なんです。
実物はもっときれいだったんだけどなあ、写真がへたくそ…。でも、この鮮やかな緑の葉に、淡いピンクの花が映えて、本当にきれいだったんですよ〜。石仏を眺めた後に見たので、極楽浄土を感じるような見事な景色でした。7月上旬~8月中旬頃までが蓮の花の見頃のようなので、ぜひ石仏を見に行くならこの時期に!
この後向かったのが、今回の旅のメインの目的地である、宮崎・高千穂。1日目の途中ですが、長くなったので次回に続きます!