2日目は余市でマッサンとウイスキーまみれ♡【北海道女ひとり旅】
昨日は小樽で1泊。今日はウイスキーを飲みに余市へと向かいます。小樽からは電車で20分ほどなので、朝一で向かいました。
余市のニッカ工場は、まさにマッサン&エリーの世界!
大人気だった朝ドラ・マッサン、もう2作前の作品になるんですね。エリーちゃん、かわいかったな〜。マッサンが作ったニッカウヰスキーの余市蒸溜所は、まさにあのドラマの世界のまんまでした!
石造りの門がお出迎え。駅から歩いて2〜3分というところなので、車無しでまったく不自由ありません。というかこのあとの試飲を考えたら、かならず公共交通機関で行くべきです!笑
敷地内に入ってすぐの建物、蒸溜棟です。人がわらわら。やっぱりまだまだマッサン効果が続いているみたいです。
蒸溜棟の中はこんな感じでポットスチルが並んでます。しめ縄がかかっているのは、マッサンの生家の造り酒屋の風習を取り入れたからだそう。
蒸溜するために下から加熱していますが、その燃料はなんと石炭。現在この方式を取り入れているのは世界でここだけの伝統的な製法だそう。その製法でつくったウイスキーが飲んでみたい…。
こちらはマッサンの使っていた事務所の建て物。
事務所のなか。立派な応接だな〜。当時使っていたままの内装で残しているそうですよ。
この建物かわいい〜。リタハウスと名付けられていますが、もともとは研究棟だったそう。リタというのはマッサンの奥さんのお名前ですよ。エリーはドラマの役名ね。
前は喫茶室として営業されていたそうですが、現在は耐震上の問題で閉鎖中。なか、見てみたかったな〜。
建物の裏手からも撮ってみました。1931年建造の建物ですよ。よくこんなの造ったな〜。
そしてこちらがマッサンのおうち。入り口の門はリタさんの生家そっくりに造られているそうです。
こちらは中も一部見られますよ。
中は和洋折衷のつくり。ステンドグラスがとてもきれいだったので撮ってみたのですが、うまく写らなかったな〜。これはぜひ実物を見に行ってみてください。
おうちの模型も飾られていました。和室もあるのね。
こちらは貯蔵庫。昔の日本人サイズだから?入り口が低くて外人さんにはきびしいものがある。
ウイスキーが樽で熟成中。おいしくなあれ〜!
敷地内は全体的に緑が多くてよい雰囲気です。
こちらはウイスキー博物館内の展示。ポットスチルがピカピカ!
ウイスキー樽を抱えた天使の噴水もあるよ!
試飲で酔える♡ウイスキー&アップルワインをお試し
敷地の奥、ニッカ会館ではウイスキー2種とアップルワインの無料試飲ができます。ウイスキーの種類はその日によって違うのかな?この日はシングルモルト余市10年と、鶴17年の試飲でした(これ両方とも8月で終売してますね…原酒の量に限りがあるからだそう)。
ウイスキーの味についてあんまりうまいこと言えませんが、試飲で飲んだウイスキーはいずれもスモーキーさが強いような。これがマッサンの目指した香りなのかしら。これは当時の日本人に受け入れられるのはむずかしかったろうなあ…。
普段飲むウイスキーは、もっとフルーティーというか、癖のないものを飲んでいるので、どちらもけっこう癖が強いなと思いました。独特の風味がおいしかったですけど、飲み慣れてないとこれはなかなか飲みにくいかも。
そしてこちらは場所を変えて、有料での試飲。ウイスキー博物館内の一角に有料試飲専用のバーが設けられています。
特にシングルモルトはわたしには飲みにくかったので、有料試飲はブレンデッドを中心に。特にウッディ&バニラがおいしかった!バニラの香りがよく、女性でも飲みやすいと思います。どれも現品はお高いので、試飲で満喫。そもそも工場内の販売店で在庫切れのものも多くて、ここの試飲でしか飲めない銘柄もあるよう。ウイスキー好きはぜひ寄ってみてください。
このあと、お昼ごはん。余市で安くておいしいと評判の海鮮のお店へ!いくら丼にかに汁にと、ようやく北海道の海の幸をたっぷり堪能してきました♡ 長くなったので次回へ続きます!