【女ひとり旅のコツ①】夕食編〜さみしくなったら孤独のグルメを思い出そう〜
旅ログの途中ですが、まだ5日分も続くので、ここらでひとつ、これから初めての1人旅に挑戦してみたい!という女性向けに、女ひとり旅のコツなんかを少し書いてみたいと思います。第1回は夕食編。
1人旅によく行っていると言うと、よく聞かれるのが、「旅行中のごはんはどうしてるの?」
特に女性の場合は、1人でごはん食べるのはちょっと苦手…、という人も多いんですよね。分かります、分かります。私も最初はそうでした。
でも今はすっかり慣れて、1人でもまったく困りません。強いて言うならば、困るのは居酒屋さんなんかに行くと、一品ずつの量が多いので(だいたい一皿で2人前ぐらいではあります)、いろいろ食べてみたいのにあまり品数が食べられない!ということぐらいでしょうか。
女1人旅でいきなり1人居酒屋はさすがにハードルが高いとおもうので、まずは試しやすいところからご紹介しますね。
【1人ごはんのコツ①】女性の1人客が多い駅ビルやデパートに入っているレストランで食べよう!
1人で食事をするのは緊張する、という方にはまず、駅ビルやデパートの上層階に入っているレストランで食べるのがおすすめ。
実はこういう施設のレストランって、女性の1人客がけっこう多いんです。観光客というよりは、地元のOLさん、という雰囲気の方が大半ですが、仕事帰りに1人でサクッと食べて帰る風の女性がたくさんいるので、女1人で入店しても浮きません。そういうお店は1人向けの手軽なコースメニューなんかもあったりしますしね、女性の1人客を歓迎しているムードがあります。
そしてさらにうれしいのが、その土地の名物を食べられるお店が大抵何店舗かあること。例えば名古屋ならひつまぶしや味噌煮込みうどんのお店、札幌なら地元の有名回転寿司店や味噌ラーメンのお店など、駅ビルやデパートの中とはいえ、しっかり名物を堪能できます。
【1人ごはんのコツ②】出張の1人客が多いビジネスホテルのレストランで食べよう!
そもそも、夜に1人で外のレストランに行くのは億劫、と言う方の場合は、夕食付きのプランがあるビジネスホテルを選んで泊まりしょう。
ビジネスホテルで部屋食、ということはまずないので、レストランで食べることになりますが、ビジネスユースのホテルの場合、夕食でも1人で食べている方がたくさんいます(おもにスーツ姿のビジネスマンではありますが)。周囲がグループのお客さんばっかり、という状態よりは居心地が悪くないと思います。
ビジネスホテルのレストランの場合も同じく、メニューに地元の名物がラインナップされていることが多いので、しっかり名物が押さえられますよ。
【1人ごはんのコツ③】駅弁を買って誰にも気兼ねせず部屋で食べよう!
それでもやっぱり、1人でお店で食べるのは抵抗あるわ〜という方、そんなあなたにおすすめなのは、駅弁を買ってホテルの部屋で食べる!です。
最近は駅弁もおいしいんですよね〜。そして長距離の電車移動でもないと、意外と食べる機会がない(そういう時に食べるためにあるのが駅弁なんでしょうけど)。なのでホテルに1人で泊まるというシチュエーションの時は、むしろ食べるチャンスです!
駅弁にビールにおつまみなんかも買い込んで、部屋で1人宴会でも始めちゃいましょう。私も今日は疲れたな〜っていう日はだいたいこのスタイルで夕食を済ませています。
1人ごはんもそのうち慣れる!『孤独のグルメ』の五郎さんになりきろう
なんだかんだ書きましたが、回数をこなせば1人ごはんもそのうち慣れます。私の場合は、「1人でさみしい人みたいに見られたらちょっと嫌だなあ」みたいな気持ちが当初はありましたが、そんなに人はほかの人のことなんて見てないですし、回数をこなすと徐々に周囲の目も気にならなくなりました。
なかなかそこまでの境地に行けなそう、という方は、『孤独のグルメ』の五郎さんの言葉を思い出して!
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「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……」
五朗さんの言葉を胸に、ぜひ女ひとり旅にチャレンジしてみてください!