だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

【女ひとり旅】3日目①/瀬戸内海ぐるり7日間旅〜女ひとり旅は電波と時間に気をつけて!

ようやく3日目です!3日目もまだ小豆島にいます!

 

1日目、2日目はよろしければこちらからどうぞ。

morinokotabi.hatenablog.jp

 

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駅長のじろうがお出迎え♡ 日本三大渓谷美・寒霞渓ロープウエイ

“小豆島の寒霞渓ロープウエイの駅長のじろう"

 

3日目の朝も泊まったホテルのおいしいごはんを2膳食べて(昨日の食べ過ぎを反省し、控えめにするつもりだったのですが、どうしても1膳では止められなかった…)、朝一で向かったのは、渓谷好きとしては見逃せない、日本の三大渓谷美のひとつにも数えられている美しい渓谷・寒霞渓。

ロープウエイでてっぺんまで行って全景を見下ろすことができるのですが、そのロープウエイの地上駅にいるのが、写真の“犬の駅長”じろうです。

 

駅長とは言え、あまり愛想のないじろうくん、近寄って行っても特に歓迎してくれるわけでもありません。笑 

なかなかのお年らしく、特に行った日は気温が高かったので、いつも以上に動かないとチケット売り場の方がおっしゃってました。どうりで背中に哀愁が…。

“寒霞渓のロープウエイの駅長のじろうの後ろ姿"

 

あまりかまうのもかわいそうなので、写真だけ撮らせてもらったらさっそくロープウエイに乗車です!

 

空・海・渓谷が一度に眺められる!見とれる絶景の寒霞渓

“小豆島の寒霞渓の絶景"

 

こちらが、ロープウエイで登った頂上の展望台から撮った風景。雲がかかってしまっているのが残念なんですが、空!海!渓谷! 

寒霞渓では、日本で唯一、この3つが一度に眺望できるんだそうですよ!まさに絶景!

わたしの撮影能力では、その美しさがまったく伝わらないのが残念ですが、青い空と穏やかな海、生き生きした緑の渓谷にすっかり見とれてしまい、しばらくぼーっと景色を眺めていました。

よい景色をみると、ほんとに癒されるなあ〜。

 

帰りはスリル満点・誰もいない薄暗い遊歩道を歩いて下ることに…

“小豆島の寒霞渓の表十二景"

小1時間もぼーっとして、さてそろそろ降りようかと思いまして、もちろんロープウエイで降りることもできるんですが、歩いてロープウエイの地上駅まで戻れる道があるという案内を見たので、せっかくだからと歩いて下ることにしました。

 

というのも、その道のりに、さまざまな形をした奇岩が見られる「表十二景」と言われるみどころがあるんです。

正直、岩にはそこまで興味なかったのですが、歩いて45分だし、下りだから上りよりらくちんだし、食べ過ぎてるから身体動かさなきゃだし、とのんきに下り始めたのが間違いだった…。

 

まず、歩いてる人が誰もいない!木が生い茂っているおかげで昼間でもなんとなく薄暗く、なにかのアニマルが突然飛び出て来ても全然おかしくなさそう…。

しかもコンクリートで整備された道だけど、葉っぱが降り積もっているせいですべるのなんの。

晴れの日で地面が乾いていたのでまだマシでしたが、滑らないようにふんばって歩いたので、たった45分の下り道で、足、パンパンになりました。。。

 

こんなにがんばって歩いたのに、おお!と思うようなみどころも全然なかったし…。上の写真の真ん中に写っている岩が、十二景のひとつ、玉筍峰ですよ。玉筍=たけのこで、まさにたけのこが天にそそり立つように………見えますか?大丈夫ですか?

 

またもや興味もないのに石を見に…国指定史跡・大坂城石垣石切丁場跡

“小豆島の大阪城石垣石切丁場跡"

ヘトヘトになって寒霞渓を見終わり、次いで向かったのは石切丁場跡。その名の通り、石材の採石場で、なんでも大阪城再築の際に、城の石垣用の石を採石した場所なんだそう。

 

とここまで書いてみましたが、わたし、そもそも岩も石もあんまり興味がない。ついでに言うなら城にもあんまり興味はない。なのになんで行くんだ!とお思いかと思いますが、はい、わたしもそう思います。。。

 

しかもここ、場所がすっごい分かりづらくて、情報も少ないから探しようもなくて、たぶんこの道路沿い!という勘だけを頼りにレンタカーで向かいまして、どうやら近くにまで来たようだけど今度は入り口が見つからない!ということで何度も同じ道を行ったり来たり〜してました。

ようやく見つけたときにはもう見ても見なくてもどっちでもいい気分になっていたけど、わざわざ来たのでちゃんと見ましたよ!

 

“小豆島の大阪城石垣石切丁場跡の天狗岩丁場跡"

 

巨大な石をアップで撮っているんですが、四角い形の掘り跡のようなものが連続してますよね。これ、石を割るために掘ったノミの跡なんです。必要なサイズに調整するために、昔はまず、巨石にノミで掘り跡をつけ、そこに矢(くさび)を打ち込んで石を割って、形を整えていたんだそう。

サイズ感が分かりにくいかと思いますが、この石でだいたい4m程の高さほど。これを人間の手で切り出すなんて、すごい!と意外と興奮したことを今思い出しました。

お城の石垣好きとか巨石好きの方にはたまらないスポットではないでしょうか。

 

女ひとり旅は、行く先々で携帯の電波と時間を要チェック!

振り返ってみたら、寒霞渓の表十二景といい、石切丁場跡といい、まったく他のひととすれ違いませんでした。どっちでもわたし1人。昼間とはいえ、この状況ってけっこう不気味なんですよね…。

 

特に自然観察や風景鑑賞を目的にした旅だと、よっぽどの人気スポットでない限り、意外とこのシチュエーション、ありがちです。

 

そんなときに気をつけてほしいのがこの2点。

①携帯の電波は入るか?電池残量も十分か?

②日が暮れるまでまだ時間の余裕はあるか?

 

携帯が圏外or電池切れだと、なにかあったときにまず誰にも連絡が取れなくなってしまうし、暗くなるとなおのこと、不気味どころでは済まず、その状況が恐怖に変わるかもしれません。

 

特にこれからの時期、あっという間に日は暮れますから、女ひとり旅の場合は早い時間の行動を心がけましょう。だいたい朝早い時間のほうが、自然の景色はきれいに見えますしね!

 

こういう情報も女ひとり旅のコツとしていずれまとめていきたいと思います!

 

3日目、まだ続きがあるのですが、記事が長くなりすぎたので次回に。いよいよ小豆島を脱出し、四国へ上陸します!