だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

暗闇を探検気分の秋芳洞&緑さわやか秋吉台【九州・山口女ひとり旅】

7月の九州女ひとり旅最終日は山口県にいました。この日の目的地はまたまた自然を愛でに、秋芳洞&秋吉台です。

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なかなかの暗闇で造形美に目をこらす秋芳洞

早速向かったのは、秋芳洞。日本最大規模の鍾乳洞だそう。

山口県・秋芳洞

こちらが秋芳洞の入り口です。明るいのはここまでで、しばらく、暗くてぼんやりした写真が続きます…。

山口県・秋芳洞

入って早速ですけど、超暗い! 

山口県・秋芳洞

ちょっと怖いぐらいに暗闇です。

山口県・秋芳洞の百枚皿

ぼんやりとした写真で見どころをご紹介。こちらは「百枚皿」」と名付けられたスポット。お皿のような形状のくぼみがたくさん。百枚皿という名前ですが、500枚以上あるそうですよ。地下から滲み出た水が溜まっているんですが、長い年月をかけて、縁が波型に盛り上がってお皿状になったんだそうです。それが階段状に重なっていて、棚田のような感じ。

山口県・秋芳洞の百枚皿

フラッシュを目一杯たいてこの明るさ。正直、秋芳洞はいくらなんでも暗すぎるんじゃあないかと思いました。

山口県・秋芳洞

秋芳洞の中を川が流れているんですよ。結構な水量。

山口県・秋芳洞の大松茸

続いての見どころ、「大松茸」です。大きなカサに丸くてずんぐりした軸が付いているという解釈?確かにでっかい。そしてモコモコした形がおもしろい。

山口県・秋芳洞の空滝

次は「空滝」。岩肌を水が流れているような形をしているので、滝と名付けたんでしょうね。

山口県・秋芳洞の幽霊滝

続いては「幽霊滝」です。外が晴れているのに滝が流れたり、逆に雨の時は干上がってたり、不規則に滝が流れたり流れなかったりするから幽霊滝という名前になった?らしいです。この時は流れてますね。外は晴れてます。

しかしいちいち説明が足りなかったんだよなーこういう名前についても由来が書いてないし。もうちょっと、情報ちょうだいーー

山口県・秋芳洞の黄金柱

こちらは「黄金柱」。名前のまんま、黄金色の柱の形の鐘乳石ですね。

山口県・秋芳洞

上から鐘乳石がツララのように垂れ下がっている場所が多々。これからまた長い時間をかけて、大きくなっていくんでしょうね。どんな形になるのかなあ〜。

山口県・秋芳洞の巌窟王

 続きまして、「巌窟王」。こちらは石筍(せきじゅん)と呼ばれる、炭酸カルシウムを含む水が滴って固まり、たけのこ状の形になった鐘乳石がいくつも積み重なってできたもの。ここまで見てきた鐘乳石にはなかったゴツゴツ感です。

山口県・秋芳洞の石灰華の滝

こちらは「石灰華の滝」。水の流れを思わせるなめらかな石が連なって、なかなかきれいです。

山口県・秋芳洞のクラゲの滝のぼり

こちらは「クラゲの滝のぼり」。確かに形がクラゲっぽい?クラゲがうじゃうじゃ、滝を登っております。

山口県・秋芳洞の龍の抜穴

こちらは「龍の抜穴」。龍が通り抜けたような穴の形からつけた?んでしょうかね、きっとね。

山口県・秋芳洞の五月雨御殿

続いては「五月雨御殿」。上から鐘乳石が五月雨のように垂れ下がっていて、その下に御殿のような形をした鐘乳石があるからかな? もう完全に私の想像です…^^;

秋芳洞正面入口からここまでの距離、約1km。ここからは黒谷入口という出口が一番近いのですが、地上にある秋吉台を見に行くために、少し折り返し。秋吉台のエレベーター口へと向かいました。ここまでで時間にして1時間弱は洞窟内で過ごしたでしょうか。

真っ暗すぎて1人で歩くにはちょっと不気味なぐらいで、他にもたくさんお客さんがいたから良かったのですが、人が少ないときはひとりだと怖いかもしれません。気温も17度とひんやりしてますしね。でも、いろんな形の鐘乳石が見られて、けっこう見応えはありました!一つの洞窟の中でこんなにも違う鐘乳石が出来上がるんだなあというのも驚きだったし。ただし全体的に説明不足なので、有料の音声ガイドを借りるといいかも。

ちなみに、洞内は全体的にしっとりとしていて、遊歩道は整備されていますが、結局土の上を歩くことになるので靴がすっごい汚れました!あまりに汚くて、出てから致し方なく丸洗いしたぐらい。今後行く予定のある方は、汚れても構わない、滑らない靴でのお出かけをおすすめします。

まぶしい青空!輝く緑!必要以上に感動の秋吉台

秋芳洞内のエレベーターから、地上までは約80m。ずいぶん地下深くに潜っていたんだなあ。

山口県・秋吉台

そして1時間ぶりに出ました外、あかる〜い!

山口県・秋吉台

って言ってもエレベーター降りてすぐ秋吉台、ではなくて、そこからさらに軽い上り坂を5〜10分ぐらい歩いてようやく秋吉台にたどり着けるのですが、もうエレベーター口を出た瞬間に口をついた言葉が「あかる〜い!」でした。そうだこの日は見事な晴天だったのだ。

山口県・秋吉台

さんざん暗いところにいたので、この秋吉台のまぶしさよ。

山口県・秋吉台

青い空と緑の大地がいつも以上に美しく見えて、無駄に感動したのでした。

九州・山口の旅はここまで。やっぱり振り返ってみても、高千穂は良かったなあ。いわゆるパワースポットだけじゃなくて、あの地域一帯が、どこか雰囲気があるというか。

ちなみにですけど、高千穂で11月から2月にかけて行われる夜神楽(民家や公民館で夜通し神楽を踊る神事)って昔は婚活イベントだったらしくって、今も女性が夜神楽を見に訪れたことをきっかけに、地元の人とカップル成立したり結婚したりってことがあると地元の方が言ってました。私も次は夜神楽目指して行くべきかしら^^;