3日目:高知・土佐佐賀温泉~北川村~徳島・大歩危〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
3日目のメインは、北川村「モネの庭」マルモッタン!ここは今回の旅のなかでもいちばん行ってみたかった場所。そして次の日に祖谷渓を散策するため、最後は大歩危まで移動する1日でした。実際に巡った順に、3日目に訪れたところを紹介していきます。
1.黒潮工房
3日は、2日目に泊まった宿の方に、この界隈では一番おいしい鰹が食べられる場所として教えてもらった黒潮工房からスタート。事前に予約しておけば、藁焼き体験もできるそうです。
正直朝ごはんでお腹はいっぱいで、でも2日目のリベンジでどうしてもおいしい鰹が食べたかったので、鰹のたたき単品(800円)を注文。2日目に食べた鰹のたたきよりはるかに美味しかった!
そしてお店が高台にあるため、外の席だと海を目の前に食事ができて、ロケーション的にもおすすめなお店です。
鰹乃國の湯宿 黒潮本陣という宿が同じ敷地内にあって、ここもおそらく眺めはとても良さそう。“鰹乃國の湯宿”とつけるほどですし、鰹には自信があるお宿のようなので、特に戻り鰹が食べられる時期にはここに泊まるのも良いかもしれませんね。
2.北川村「モネの庭」マルモッタン
四国旅で一番行ってみたかった、北川村「モネの庭」マルモッタン。土佐、高知市からは室戸岬方面に向かう道中にあるので、室戸岬とあわせて行く人が多いのかもしれません。(私は時間的に厳しかったので室戸岬までは行けませんでしたが)
クロード・モネがフランス・ジヴェルニーの自宅につくった庭を再現したという庭園で、「花の庭」「水の庭」「光の庭」と3つのエリアに分かれているのですが、一番の見どころはやはり睡蓮が池に浮かぶ「水の庭」。
水の庭の周囲には数カ所、ビュースポットが設けられていて、そこには庭の手本となっているモネの絵のレプリカが飾ってあります。そこから池と睡蓮の一角だけを視界に納めるように眺めてみれば、まさにモネの絵画に描かれた景色そのもの!
そしてその絵画に描かれていない世界も目の前には広がっているわけで、モネが見ていたお庭の全景もこんな雰囲気だったのかなと思いを馳せながら、景色に見入るのが楽しい。
また、水の庭の周囲や、光の庭、花の庭という他の庭も含めて、モネの庭はとにかく植えられているお花の種類が豊富!
計算され尽くした絶妙のバランスで植えられているのだと思いますが、花々の色の組み合わせや、背丈も含めたバランスが素晴らしく、全体的におとぎ話のような世界観に溢れた庭でした。
モネが咲かせられなかったという青い睡蓮もこのモネの庭では咲かせていて、6月中旬~10月下旬ごろまで見られるそうです。私が行ったのは5月の連休明けだったので、ここで咲いている様子は見られなかったのですが、他所で撮った青い睡蓮の写真があるので載せてみます!たぶんモネの庭の睡蓮と同じ種類なんじゃないかと思うのですが…。
あと睡蓮は午後からお花が閉じ始めるということなので、行くならぜひ午前中に!(と言っても私がたどり着いた14時ごろは、まだそれなりにお花は開いてました)
3.赤野休憩所
モネの庭で花の写真を撮りまくっていたら良い時間になってしまったので、そのまま徳島へ向かうつもりで走り出したのですが、途中で海がきれいに見えるスポットが目に入ったのでちょっと寄り道。
赤野休憩所という、琴ヶ浜に面したスポットで、ドライブ中の一休みにちょうど良い場所。きれいなトイレもありました。
4.大歩危温泉 サンリバー大歩危
3日目の宿は、徳島の大歩危にあるサンリバー大歩危。金曜日に1人泊で、1泊2食付き9,720円という格安な温泉宿だったので、あまりわがままは言えないのですが、正直に言ってもう1回泊まりたいとは思えないお宿でした…。
まず古い宿なのはしょうがないとして、なんとなく清潔感に欠けること、あと食事が、品数はわりと多いのですが1年中同じお料理を出していそうだなという雰囲気で(しかも何年もメニューが変わっていなそう)、まあ結局のところ私が宿で重視するポイント(清潔感とお料理の内容)がどちらも期待以下だったというだけのことなのですが…。(事前の下調べが不足していたなーと反省!)
温泉は肌がすべすべになる良いお湯でしたし、予約サイトの口コミはそこそこなので、ちゃんとハマる人にはハマるお宿だと思います!
【「大歩危温泉 サンリバー大歩危」の口コミ評価】
・じゃらん:☆4.0
・楽天トラベル:☆4.1
3日目の移動ルート
総移動距離:243km、移動時間:4時間42分。どうしてもモネの庭には行きたかったので旅程に入れましたが、そのせいでまたまた移動時間が長い1日になりました。
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓