だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

4日目:徳島・大歩危~祖谷渓~奥祖谷~香川〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉

祖谷と奥祖谷のかずら橋をメインに回る1日。特に奥祖谷は本当に山深いところで、秘境感たっぷりでした。そしてかずら橋は足元が予想以上にスケスケで、渡るのはなかなかのスリルでした!実際に巡った順に、4日目に訪れたところを紹介していきます。

1.ひの字渓谷

f:id:morinokotabi:20190519200142j:plainまず最初に訪れたのがひの字渓谷。祖谷川が蛇行し、ひの字に見えることからひの字渓谷と言われているということなのですが、普通のレンズでは全体が収まりきらないスケールの大きさでした!

f:id:morinokotabi:20190519200311j:plainひの字の奥も稜線が続いているのですが、道路から見下ろせるところでこれほど際立った稜線を眺められるというのもめずらしいような気がします。

2.小便小僧

f:id:morinokotabi:20190519201128j:plain続いて向かったのは小便小僧の像。ひの字渓谷のわりと近くにあります。かつて子どもたちがここに立ち、度胸試しをしたという逸話を元に置かれた像だそうで、高さ200mもの崖っぷちに立っていてこれは本当に度胸がいるわ

f:id:morinokotabi:20190519201147j:plainちなみに祖谷のかずら橋から絶妙に離れているせいなのか、どちらもかずら橋ほど訪れる人の数は多くないようでした。でも祖谷の奥深い山の雰囲気を感じられる場所なので、時間があったらぜひ立ち寄ってみると良いと思います。

3.祖谷のかずら橋

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続いてはようやく祖谷観光のメインスポット、かずら橋へ。かずらが編まれてできた橋の様子が、写真で見るととても風情があるので、一度は見てみたいなーという気持ちだけでロクに調べないで行ったので、こんなに渡るのが怖い橋という心の準備がなかったため結構ドキドキしながら渡りました

f:id:morinokotabi:20190519193833j:plainまさかこんなに足元がスケスケだとは!

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上の写真の、川に映った橋の影を見てもらうとよりわかりやすいと思うのですが、完全に格子状。子供の足だったら普通にすっぽり隙間に落ちちゃうんじゃないかなあというぐらい、橋の床板の隙間が空いてます。

f:id:morinokotabi:20190519194412j:plainでも渡りながら見渡す周囲の風景も、緑が深くてとてもきれい。そして吊り橋は急いで歩くとより揺れるので、橋にしがみつきながら、ゆっくり景色を見ながら渡った方が怖くないかもしれません。(下ばかり見ると足がすくんじゃうので、周りの景色を眺めましょう!)

f:id:morinokotabi:20190519194943j:plain渡りきった先にはこんな滝があったり、

f:id:morinokotabi:20190519195129j:plain橋がかかる川辺まで降りられたりと、祖谷渓の自然を満喫できる気持ちの良い場所でした。

4.奥祖谷のかずら橋

f:id:morinokotabi:20190519202134j:plain祖谷のかずら橋に続いて向かったのは、奥祖谷のかずら橋。祖谷渓からは車で1時間~ほどの距離にあって、祖谷周辺も道が狭いところは多々ありましたが、奥祖谷はさらに狭い道の連続でなかなか大変な道のりでした。

f:id:morinokotabi:20190519202353j:plain奥祖谷には「男橋」と「女橋」という2本のかずら橋があって、男橋の方がより高い位置にかけられています。女橋以上に渡るのに度胸がいるという意味で、「男橋」の名前なのかな?と推測。(特に名前の由来の説明はなかったような気がします)

f:id:morinokotabi:20190519202445j:plainただ、祖谷のかずら橋よりは低いのと(男橋は水面から12mの高さ、祖谷のかずら橋は14mの高さに架けられています)、こちらの方が訪れる人が少ないためなのか足元の床版もまだしっかりしていて、渡る恐怖は少ないと思います。

f:id:morinokotabi:20190519203710j:plain女橋はさらに低い、水面から4mの高さに架けられているので、難なく渡れました。高いところは苦手だけどかずら橋を渡ってみたい、という方は女橋だけ挑戦してみると良いかもしれません。

f:id:morinokotabi:20190519204141j:plainそしてここには、とっても珍しい人力のロープウェイ「野猿」もあります。実際に乗って渡ることができるので、ぜひお試しを!

ここまでを半日でめぐるモデルコースを↓の記事でまとめてみました。駐車場の情報や、移動の所要時間なども含めてまとめたので、これから祖谷へお出かけの予定がある方は参考にしてもらえれば嬉しいです。

5.うどんさぬきや

f:id:morinokotabi:20190629112927j:plainこの日の宿は香川にとっていたので、香川に行くならうどんを食べようと思ってずいぶん遅めの昼ごはんとして訪れたのが、「うどんさぬきや」さん。(しかしいま改めて調べてみたら、香川じゃなくて徳島県三好市にある讃岐うどん屋さんでした…)

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朝から夜まで通しで営業されていて、私が行ったのは4時過ぎごろ。食事には中途半端な時間だったのですがそれなりにお客さんがいたので、なかなか人気のお店のようです。(上の写真は人がいないところを撮っています)

f:id:morinokotabi:20190629112948j:plain頼んだのは、冷たい温玉うどん(420円)。このお店はどうやら釜あげが人気のようでしたが、この日はちょっと暑かったので、冷たいうどんをチョイス。やや太めのツルツルとしたうどんで、食べやすくて美味しかったです。(讃岐うどんをあまり食べたことがないので、これがすごく美味しいうどんなのかどうかは私には正直よくわからず

6.HOTEL AZ香川東かがわ店

4日目の宿は東かがわのHOTEL AZ。次の日に大塚国際美術館に行きたかったので、このお宿を予約しました。

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2016年オープンなので比較的新しいホテルなのですが、この外観とか、全体的に漂うなんとも言えない昭和感!HOTEL AZ系列に泊まったのは初めてだったのですが、きっと系列店は全部この雰囲気なんでしょうね。

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ザ・ビジネスホテルという感じで、過不足なく、そしてやはり施設が新しいので快適に過ごせました。(どう頑張っても部屋全体は写せなかったのですごく半端なアングルの写真になりましたが、一応雰囲気が伝わるように載せておきます…)

この日はシングル素泊まりで5,180円。周りに飲食店などもなく、立地的に便利とは言い難い場所ではありますが、ただ寝るだけなら十分なホテルだと思います!

【「HOTEL AZ香川東かがわ店」の口コミ評価】

・じゃらん:☆3.6

・楽天トラベル:☆4.37 

4日目の移動ルート

総移動距離:142km、移動時間:2時間57分。この日は移動距離自体は一番短い日になったのですが、祖谷エリア(特に奥祖谷!)の狭い道の運転でとっても気疲れしました。 

2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら

4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓