だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

能登半島ランチにオススメの「ビストロ陶房久平窯」は高台にある釜めしがおいしいカフェ

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能登島の高台に位置する「ビストロ陶房久平窯」は、陶芸家のご夫婦が営むカフェ。釜めしに土鍋ラーメン、グラタンとバリエーション豊かな料理は全て自作の土鍋と器で提供されます。お店の周囲は緑に囲まれ、大きな窓からは海も望める、風が気持ちよく吹き抜けるお店です。

細い道の先にある隠れ家的なお店「ビストロ陶房久平窯」

ビストロ陶房久平窯は、県道47号線から分岐する、急な細い坂道を登った先にあります。下がかなりでこぼこしているのと、ガードレールも何もない道なので、長い道ではないですが慎重に登りましょう。

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坂を登るとお店が見えてきます。外観は年季の入った民家という雰囲気で、外から見ても窓の大きさが目立ちます。

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中には陶器がたくさん飾られていて、カフェというよりギャラリーのよう。椅子やテーブル含め内装に味があります。

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何より気持ち良いのがこの大きくとられた窓!真夏で外は30度越え、という日に訪れたのですが、海に面しているせいか時折吹き抜ける風がとても気持ち良く、お昼寝したくなるような心地よさでした。(ただしご飯を食べ始めるとさすがに汗が吹き出しました

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どうやらこの窓から見える木は桜の木のようで、坂道沿いにずらっと桜が植えられていたので、咲く頃にきたらそれはそれはきれいだろうなあ。

器も素敵!お店おすすめのじんわり美味しい「釜めし」

メニューを開いて1番最初に紹介されているのが、「釜めし」。注文してから炊き上げてくれるようで、釜めしを頼むと「ちょっと時間がかかります」、という案内があります。

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その他にカレーやラーメン、グラタンなど、メニュー数がたくさんあるわけではないのですがバリエーションは豊か。入店している間に2組、お子さん連れのファミリーが訪れていましたが、お子さんにはグラタンが人気のようでした。

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気持ち良い風に吹かれてぼーっと待つこと20分ほどでしょうか、木のお盆に載せられてお料理が運ばれてきました。お味噌汁に釜めしに、お漬物にとシンプルな取り合わせ。

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土鍋の蓋をあけると三つ葉の良い香り。早速混ぜてみると、鶏肉にごぼうにさつまいも、こんにゃくに人参、細かく切ったベーコンも入って具沢山。お醤油ベースの炊き込みごはんで、これが美味しかった~!

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鶏肉は胸肉らしくちょっとパサつきも感じましたが、コロコロと切られてたくさん入っているさつまいもがとっても甘い!ごぼうも香りが良く、そしてしっかりダシをとって作られているんだろうなあという優しい味わいで、なんだか久しぶりにしっかり手間暇かけたお料理を食べたような気がしました。

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おかずなしでもご飯が美味しいからどんどん食べ進められます。そして土鍋に入っているので最後までご飯がアッツアツ。素敵な色合いの器も美味しさを引き立てていて、食べている間中、本当に幸せな気分でした。

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お味噌汁の器も陶器なのはこのお店ならではでしょうか。お漬物のお皿の模様がかわいい。

アクセス方法と駐車場

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能登半島から能登島大橋を渡り、そのまましばらく県道47号線を進んでいくと左手にお店へと続く坂道が現れます。県道47号線沿いに立てられている、お店の名前と「釜めし」「COFFEE」等と書かれた看板が目印です。手前がカーブになっていることもあり看板を見逃しやすいと思うので、お店に近づいたらちょっとスピードを落として、ゆっくり走った方が見つけやすいです。

この坂道を登り切ったところにお店があり、お店の前と横に数台、車を停めるスペースがあります。

営業時間と営業日

お店の公式サイトがなく、お店の情報が載っている口コミサイトなどをみると営業時間は10時~16時と案内されています。ただし私がお店を訪れた日は、14時過ぎには「本日閉店」の看板を出していたので、その日によって営業時間も変わると考えた方が良さそうです。

営業日も不定休(土日のみ、と書かれているサイトや木曜休みと書かれているサイトなど、いろいろあります)のようなので、行く前に電話して営業しているかどうか確認してから訪れた方が良いと思います。

安曇野「碌山美術館」は彫刻作品&建築に注目!写真を撮りに行きたい美術館

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長野・安曇野にある「碌山美術館」。安曇野出身の彫刻家・荻原碌山の個人美術館で、親交のあった高村光太郎の作品なども展示されています。作品もさることながら建物もとても素敵で、写真撮影が楽しい美術館です。

ロダンの影響を受けて彫刻を志した荻原碌山

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まずは荻原碌山について簡単に紹介を。1879年に安曇野に生まれ、1901年に西洋画を学ぶために渡米したそうですが、ロダンの「考える人」を見て彫刻へと転向したのが1904年のこと。その後1906年には渡仏し、彫刻のアカデミーで学んだりと活動を続けますが、1910年に30歳の若さで亡くなりました。

碌山作品と、同時代の作家の作品を集めた開館60年の美術館

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その碌山の作品を展示するのが、安曇野にある「碌山美術館」。こじんまりとした個人美術館ではありますが、2018年には開館60周年を迎えた歴史のある美術館です。

碌山が彫刻に取り組んでいたのはわずか6年の間なので、美術館に展示されている作品の数も決して多くありませんが、惹き込まれるような、迫力を感じる作品ばかり。

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人物の彫刻作品が中心で、公式サイトに作品の写真が載せられているのですが、写真では作品の迫力は伝わらないだろうなあ。

碌山作品の素晴らしさを語るには語彙力が足りないのですが、目に力と凄みを感じる男性の上半身像や、見ている方まで切ない感情が湧き上がってくるような「女」という作品(碌山の代表作です)など、生で見ると思わずゾクゾクしてしまうような、そんな作品ばかりなのです。

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彫刻作品以外に、絵画作品も展示されているほか、碌山と同時代に活躍し、碌山とも親交のあった高村光太郎や戸張孤雁、柳敬助といった作家の作品も多数展示されています。

高村光太郎の「手」の彫刻なんかもすごく力のある彫刻だなあと思うのですが、でも個人的には碌山作品にもっとすごい力を感じました。まさに作った碌山の魂が込もっているような……。

写真撮影が楽しい!どこもかしこもこだわりがある美術館

作品はもちろんなのですが、碌山美術館ではぜひ建築にも注目して見てください。

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まず美術館のシンボルである建物から。「碌山館」と名付けられた、碌山の彫刻作品が収められている建物です。

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まるで教会のような設計のレンガ造りの建物で、一定の時間に建物の上に備え付けられた塔の鐘が鳴ります(1日に何回鳴るのかはよく分からないのですが、訪れた時はちょうど12時のタイミングで鳴っていました)。

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とても雰囲気のある建物なので、近寄ってみたり離れてみたり、いろんな角度から撮るのが楽しいですよ。

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基本的に作品の撮影はNGなので建物の外観ばかりですが、入り口にこのような形で碌山の言葉が刻まれていたりします。

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そして休憩スペースとして解放されている「グズベリーハウス」がまたかわいらしいのです。地域の教員・高校生・中学生等の奉仕作業によって作られた建物なんだそう。

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余談ですが美術館の隣に中学校があって、中学生が日々美術館の清掃活動をしているんだそうですよ。60年もの間、この小さな個人美術館が続いてきたのはこういった地元の方々の支援のおかげもあるんでしょうね。

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そして建物以外もあちこちに細工が!建物の外に置かれた椅子の背中には「碌山」、「LOVE」の文字。

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木陰に置かれたベンチ前のテーブルには、十字のモチーフが施されています。

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他にもグスベリーハウスの取っ手がヤモリ?だったり、

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お手洗いの案内に、性別表示の文字ですらしっかりアート!

碌山美術館へのアクセスと入館料・開館時間・休館日

碌山美術館の最寄り駅は穂高駅で、駅から徒歩7分の場所にあります。車で訪れた場合は、美術館の道路挟んで向かい側にある駐車場を無料で利用できます。110台分の駐車スペースが用意された広い駐車場なので、停められないということはまずないでしょう。

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また、5月から10月までは無休なのがありがたい。通常、美術館というと月曜休みの施設が多いと思いますが(碌山美術館も11月~4月までは月曜休館です)、5月~10月の間はいつ行っても見学できます。

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3月~10月までは午前9:00~午後5:1011月~2月までは午前9:00~午後4:10の時間帯でオープンしています。(入館は30分前まで)入館料は大人700円、中高生300円、小中学生150円です。

碌山の彫刻作品の迫力と、建物の美しさを体感しに行こう!

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作品と建物と、こじんまりとしていながら見どころたくさんの碌山美術館。細かくみていくと本当にたくさんの発見がある美術館ですし、緑も多くて気持ちの良い場所なので、安曇野に行く際はぜひ訪れて、この美術館の魅力を体感して来てくださいね。

【続報その③】蕪嶋神社の火事その後〜再建は2020年3月目標(2018年6月現在)

201511月に火事により社殿が消失してしまった八戸・蕪嶋神社。20186月に訪れたところ、再建が着々と進んでいる様子。新御社殿は20203月の完成を予定しているそうです。

ウミネコが集まる八戸のシンボル・蕪嶋神社

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2015年2月撮影

現在の様子をお伝えする前に、簡単に蕪嶋神社についておさらいを。

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2015年2月に撮影した本殿の様子

蕪嶋神社は、八戸市にある蕪島という陸続きの小さな島に建つ神社です。目の前は海というロケーションなので、東日本大震災の時も津波によって敷地の一部に被害を受けたものの、社殿は無事だったことから震災復興のシンボルともされていたとのこと。

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蕪嶋神社といえば、有名なのが「かぶあがりひょうたん御守」のお守り。「蕪」を「株」にかけて、「自分の株があがる」、「持っていると株が値上がりする」と言ったご利益もあると言われているとか。

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神社の火災が起きたのは201511月のこと。その年が本厄で、厄除けのひょうたん祈願を2015年の年始にお願いしてきたところだったので、火事で本殿が消失してしまったことは個人的にもとてもショックで、その後の様子がずっと気になっていました。

鋭意再建中!周辺整備も順調に進んでいる様子

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当初は201812月の再建を目標に掲げていたので、その予定よりはだいぶ遅れてしまったようですが、20186月現在では20203月完成を目標に再建が進められています。

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神社の敷地にはまだ入れませんが、社務所が近くにできていて、お守りやご祈祷、寄付の申し込みなども受け付けていました。

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神社の再建が道半ばという一方で、周辺は火事の前よりずいぶんと整備が進んでいる様子。

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そしてウミネコも健在!訪れた6月はちょうど繁殖期だったので、あちこちで卵を温めているウミネコの姿が見られましたよ。

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小山になっている草っ原で子育てしている間を、人間が歩けるように通路が整備されているのです。通路ギリギリのところで卵を温めているウミネコがたくさんいて、近くを通ると一部のウミネコにすごい威嚇されるけれど昔からこういう環境での繁殖を繰り返してきているためなのか、特に気にも留めない様子のウミネコもたくさんいました。

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社殿全体がビニールシートのようなもので覆われていますし、近づくこともできないのでその姿を見ることはまだ叶いませんが、2020年3月には無事完成していることを祈りながら、また定期的に訪れたいと思います。

 

過去の蕪嶋神社関連の記事はこちら↓

恐山は清々しく美しい、自然が作った霊場!アクセス方法や周辺のおすすめ観光スポットもご紹介

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日本三大霊場として知られる恐山。「イタコ」や「霊山」といったキーワードから、ちょっと怖いようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実は美しい景観と独特な雰囲気に包まれた、清々しい気分になれるような場所なんです!

恐山=恐山菩提寺

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恐山は高野山のように、山を広範囲に切り開いていくつものお寺が集まっている場所ではなく、恐山菩提寺=恐山と称されていて、つまりお寺は一つだけ。 恐山の見どころと言われる場所も、全て境内とその周辺に集まっています。

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お寺の境内で温泉が湧き、硫黄の強い温泉が滲み出る荒涼とした岩場がお寺の横に広がり、その目の前には極楽浜と呼ばれるのもうなずける澄んだ湖が佇む、というまさにここにしかないような場所。

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地獄のような風景もありながらすぐそばには極楽のような景色もあり、恐山ならではの独特の自然環境がここに開山することを後押ししたのかなあと、そんな風にも思える景色に出会えます。

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なお、恐山は冬は閉山されるので、訪れられる時期は5月〜10月までの半年間だけです。

イタコがいるのは例大祭の時だけ

恐山といえばイタコ、というイメージの方も多いかもしれませんが、イタコがいるのは夏の例大祭と秋詣りの年2回だけで、常にいるわけではないんだそう。個別にお願いすることもできるそうですが、イタコの口寄せを目的に訪れる方はご注意ください。

恐山の見どころ

大きく分けて恐山菩提寺の境内と、お寺近くの三途の川にかかる橋という2か所が主な見どころです。

1.「三途の川」と「奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)」

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恐山菩提寺に向かう手前の道沿いに、「三途の川」を渡る橋と、渡し賃を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取るとされる「奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)」像が建てられています。恐山菩提寺からの距離は500mもないぐらいの場所です。

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この2人の像がなかなか迫力のあるいい顔してます。ぜひ間近で眺めてみてください。写真は懸衣翁のアップ。

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以前はこの橋の途中まで渡れたそうですが(渡り切ってしまうとあの世に行ってしまうので…)、いまは老朽化のため渡れなくなっています。

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橋のたもとに置かれている、いずれも頭がないお地蔵様の姿がちょっと怖いような、異様な雰囲気があります。

2.恐山菩提寺

恐山=恐山菩提寺なのでここが見どころの中心です。ここに温泉や地獄、宇曽利湖など見どころがぎゅっと凝縮しています。一つ一つ紹介していきましょう。

2−1.山門

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境内に入るとまず目にとまるのがこの立派な山門です。参道横にも積まれた石と、そしてお地蔵さんが置かれています。

2−2.地蔵堂

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山門の奥に地蔵堂があります。ここに御本尊である地蔵菩薩が安置されています。

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地蔵堂の中は写真撮影禁止ですが、地蔵菩薩像は奥にちゃんと見られますよ。

2−3.恐山温泉

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なんとこのお寺の境内に温泉があるのです。参道の横に男性用、女性用のお風呂があり、他に混浴の湯もあるそうです。タオルさえ持っていけば誰でも自由に入れます。

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ちらっと女湯を覗いて見たところ入っている人の姿はありませんでしたが、乳白色で硫黄の匂いの強い温泉です。洗い場から湯船が丸見えですし、ちょっとした小屋という感じのお風呂なので、女性はこの環境で入るのは勇気がいるかも…。

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ただ、昔は身を清める意味で、訪れる人は皆入浴していたんだそうです。

2−4.奥の院

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地蔵堂の裏手、地蔵山に奥の院があります。少し急な山道を登って行った先で、不動明王が祀られています。

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この不動明王がまた険しいけれど良い表情でした!

2−5.地獄めぐり

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地蔵堂の左手、荒涼とした岩場が広がるエリアで「地獄めぐり」ができます。硫黄泉が地面から染み出すように沸いているところもあり、細く立ち上る湯気と強い硫黄泉の香りが一帯に漂っています。

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そしてあちこちに積まれた石と、お地蔵さんもちらほら。火山ガスの影響で備えられないお花やお線香の代わりとして置かれている、カラフルな風車が印象的です。

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お地蔵さんの近くにはお供えとしてお金がたくさん置かれているのですが、黒く変色しています。熱で溶けたのか、変形しているようなものも。

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この一帯の中でひときわ高い位置に鎮座しているのが延命地蔵尊。恐山全体を見下ろしているような格好で立っています。

2−6.極楽浜(宇曽利湖)

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地獄めぐりができる一帯の目の前に、極楽浜と呼ばれる湖が広がっています。正式名称は「宇曽利湖」。強酸性で生き物がほとんどいないため、水が透明でとてもきれい。砂浜も真っ白なので、湖だけ見るとまるで南国のような光景です。

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対岸に山が見えているのがやはり湖の証拠ですね。きれいな三角形をした山が「大尽山(おおつくしやま)」と呼ばれている山で、形が整いすぎるほど整っている印象的な姿の山でした。

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この山を背にする格好で「地蔵菩薩像」が建てられています。東日本大震災の犠牲者を慰霊するために建てられたそうです。

恐山見学の所要時間は約1〜2時間

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見学するだけなら大体1時間ほど、温泉も入りたいという方は1時間半〜2時間ほどみれば足りると思います。お寺の目の前には食事処もあるので、ゆっくり境内を歩いて温泉に浸かってご飯も食べて、という過ごし方をするのであれば半日ほど時間を確保しておくと良いでしょう。

恐山でもっと長く時間を過ごしたい、という方は、境内にある宿坊に泊まることもできますよ。

恐山へのアクセス

山道を抜けた先にあり、基本的に車以外には行く手段がない場所です(自転車で訪れている強者もチラホラいましたが…)。バスも運行していて、JR大湊線の「下北駅」から路線バスで35分ほど(片道運賃800円)。1日4便〜運行しています。

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車の場合は「恐山菩提寺」を目的地として向かいましょう。菩提寺の駐車場に車を停めて見学します(駐車無料)。

周辺の観光スポット

1.釜臥山

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恐山から一番近い観光スポット。陸奥湾や八甲田の山々、そして恐山の宇曽利湖を上から見下ろせる場所でもあります。

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山頂近くに展望台が設けられていて、車で登って行くことができます。

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さらにそこから山頂までは400mほどの遊歩道が整備されていて、歩いて山頂まで向かうこともできます。(階段がひたすら続くのでなかなかハードです!)

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実はここにも恐山の奥の院として、釜臥山嶽大明神が祀られているんですよ。

2.横浜町の菜の花畑と道の駅

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青森市、八戸市方面のどちらからでも恐山に行く途中に通ることになる横浜町は、菜の花の作付け面積が日本一の町。毎年5月中旬ごろには「菜の花フェスティバル」が開催されて、一面の菜の花畑が見られます。

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道の駅よこはま「菜の花プラザ」では菜種油や菜の花を使ったドーナツやケーキなどが買えます。ホタテも特産品なので、ホタテのフライを挟んだホタテバーガーや、お惣菜としてホタテのクリームコロッケにホタテのおこわに、と美味しい食べ物がいろいろ。レストランもあるのでしっかり食事もできる場所です。

そして近くのお豆腐屋さん「湧水亭」も人気のスポット。手作りのお豆腐やアイスクリームに、行列ができるほど人気のおからドーナツなどこちらも美味しいものが揃っています!

3.仏ヶ浦

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下北半島の西部にある景勝地で、独特の形をした岩々が見どころの場所です。

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観光遊覧船が運行しているので、船で見て回るのがおすすめ。ただ、恐山からや約70km、時間にして2時間ほどはかかるので、恐山を見てその後青森市や八戸市に戻るという日帰りプランではなかなか訪れるのは難しいです。恐山とあわせて訪れたい場合は、恐山近くのむつ市や薬研温泉あたりに1泊するのが現実的なプランかと思います。

4.大間町

仏ヶ浦からさらに北へ、下北半島の先端に位置する、「大間のマグロ」で有名な町です。仏ヶ浦からは約37km、1時間ほどで行けるのでマグロの時期に訪れたならついでに足を運んでみては。大間では8月〜翌年1月頃までマグロが獲れるそうです。(ただし恐山の開山期間は5月〜10月まで)

いくつか有名なお店をご紹介しておきます!

雨でも遊べる!宮古島の天気が悪い日も楽しめるスポット4選

きっと大半の人がビーチやマリンアクティビティを目的に訪れる宮古島。雨が降っちゃうとできることがない!と思ってしまいがちですが、そんなお天気が悪いときにこそ行きたい、宮古島の屋内で楽しめるスポットをご紹介します。

1.スイーツと南国の花と果物を愛でる「観光農園ユートピアファーム宮古島」

観光農園ユートピアファーム宮古島
観光農園ユートピアファーム宮古島

多くの人がマンゴースイーツを目当てに訪れるユートピアファーム。スイーツを食べに来るだけで農園は見学しない方が多いようなのですが、農園もなかなかに充実しているんです!

観光農園ユートピアファーム宮古島
観光農園ユートピアファーム宮古島

観光農園ユートピアファーム宮古島

観光農園ユートピアファーム宮古島
観光農園ユートピアファーム宮古島

観光農園ユートピアファーム宮古島

トロピカルフルーツの栽培の様子が見られたり、250品種ものハイビスカスを見比べられたり、ブーゲンビレアのアーチが美しかったり、いかにも南国!という感じの農園で外の天気の悪さを忘れさせてくれるようなスポットです。

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2.サンゴ礁でできた離島ならではの「地下ダム資料館」

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なんと川がない宮古島。昔から、水の確保には苦労していたんだそう。そこでもともとサンゴ礁である島の地盤を生かして作られたのが「地下ダム」。地中に壁を作って、貯水できるようになっているんですよ。

おそらく島の子供達が社会科見学でくるような雰囲気の施設ですが、地下ダム自体がものすごくめずらしいので、その仕組みがわかるこちらの資料館もなかなかに興味深かい場所。宮古島の歴史に関する展示もあるので、じっくりみると結構楽しめますよ。

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見学前にエントランスのところにあるビデオを見せてもらうと地下ダムについてよくわかるので、ぜひ施設の方にお願いして見せてもらってください。

3.アジア一の貝コレクション「宮古島海宝館」

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1997年にできたそうで、きっとその頃から展示の仕方も何も変えてないんだろうなという雰囲気のある貝の博物館なのですが、展示数は12,000点、種類は6,200種でアジア最大規模なんだそうです。

宮古島海宝館
宮古島海宝館

たーーーーくさんの貝がひたすら並べられているのですが、見たことのないような種類やきれいな貝もたくさんあって、貝好きにはたまらない場所!(ただし貝に興味がなければあんまり面白くないと思います

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ところどころに張り出されている解説の文章に貝コレクターでもある館長さんの気持ちが溢れていて、それを読むのも面白かったです。

4.トロピカルスイーツを並んでも食べたい「楽園の果実」

楽園の果実
宮古島から橋で繋がる来間島にある人気カフェ・楽園の果実も、雨の日だからこそ足を伸ばして欲しいところ。というのも人気店なのでだいたい並ぶことになり、お天気の良い日だと並ぶ時間がもったいない気がしちゃうと思うのですが、雨の日だったらそもそもできることも少ないので並んでじっくり待ってみるのも良いのでは。

楽園の果実

宮古島の完熟マンゴーを使ったスイーツはじめ、トロピカルなスイーツが本当に美味しいんですよ~!詳しくはの記事で紹介しています。

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宮古島・来間島の人気カフェ「楽園の果実」のマンゴー&パイナップルスイーツがほっぺた落ちるおいしさ!

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宮古島から車で行ける離島、来間島にある大人気のカフェ「楽園の果実」。自家農園で採れたトロピカルフルーツを使ったスイーツが人気で、シーズン中は行列必須!それでもマンゴーやパイナップルのパフェ、スイーツは並んででも食べたくなるおいしさなので、宮古島に行ったら絶対行ってほしいおすすめのカフェです。

いつでも混んでる!小さな島の大人気カフェ「楽園の果実」

楽園の果実

楽園の果実がある来間島は、宮古島から全長1,690mの来間大橋を渡って行く小さな離島です。観光スポットが多い場所でもないのですが、「楽園の果実」を始め、ちょっと素敵なカフェが何店舗かあり、宮古島から足を伸ばす人も多くいるよう。

楽園の果実

お店の外観は、赤い瓦屋根の沖縄らしい様子。中に入るとアジアンリゾートを感じさせるインテリアで、大きな窓から見える景色が南国らしく、気持ちよく過ごせる店内です。

人気メニューはトロピカルフルーツを使ったスイーツの数々!

楽園の果実

楽園の果実の人気メニューは、南国宮古島らしいトロピカルなフルーツを使ったスイーツの数々!特に宮古島産の完熟マンゴーを使ったスイーツを頼む人が多いです。

楽園の果実

上の写真は、完熟マンゴーをたっぷり使ったプリンに飲み物がついた「宮古島産完熟マンゴープリンセット(500円)」。完熟マンゴーだからか、マンゴーの香りがものすごくしっかりしていてもちろん味も濃くて、こんなに美味しいマンゴープリンがあったのか!と感動するような美味しさ。

楽園の果実

こちらは同じく完熟のパイナップルを使った「完熟!!パイナップルパフェ(1,200円)」。この写真だと大きさが伝わりにくいのですが、運ばれてきて思わず「わあ!」と声を上げてしまったほどにボリュームがあります!

ミルクアイスにたっぷりの生クリームも盛られていて、食べきれるか心配だったのですが案外さっぱりしていてぺろり。もっとパイナップルパイナップルしてても良いのになーとは思いましたが、暑ーい沖縄で食べるスイーツとしてはとってもおすすめです! 

島野菜を使ったお食事メニューも揃う

スイーツだけでも良いのですが、実はお料理もなかなか。

楽園の果実

上の写真は、「朝採り島野菜のペペロンチーノスープ・ミニサラダ付き(800円)」。新鮮だなーとわかるシャキシャキ野菜を使ったシンプルなパスタですが、味付けもパスタの茹で加減もちょうど良くて、美味しいパスタでした。

楽園の果実

こちらは「特選宮古島産黒毛和牛の楽園ステーキ丼 スープ・ミニサラダ付き(1,200円)」。これはお肉の下にマヨネーズがかけられていて、すごくマヨネーズ味になってしまってたのがもったいない感じ。ステーキのソースも結構美味しかったので、ソースだけでせっかくのお肉を食べたかったなあ。でも観光地ですし、このお値段は良心的なメニューだと思います。

楽園の果実

あと、セットでついてくるサラダの野菜たちが新鮮で美味しい!マンゴーや島唐辛子を使った手作りのドレッシングを3種類持ってきてくれるので、好きなドレッシングをかけて食べます。

お土産にはパウンドケーキがおすすめ!

カフェの隣がショップになっていて、お土産にぴったりなお菓子をはじめとした食べ物や雑貨を販売しています。

楽園の果実

おすすめはパウンドケーキ!マンゴー、ドラゴンフルーツ、ベニイモ、バナナの4種類があります。お値段は一つ500円。空港などでも売っているのですが、ここで買うのが一番安いようです。手作り感のあるパウンドケーキで、果物の香りがしっかりしてます。ちょっぴり粉っぽさはあるのですが、優しい味わいで美味しいんです。

楽園の果実

全種類試食ができますし、カフェでもカットしたパウンドケーキ(350円)が食べられるので(これはたまたまサービスで出してくれたので、注文して提供してくれる量はもっと多いはず)、実際に食べてみてお好みの味を見つけてください!

駐車場がいっぱいの時は「竜宮城展望台」の駐車場を利用しよう

竜宮城展望台

お店のすぐ横に駐車場があるのですが、ひっきりなしに人が訪れるのですぐいっぱいになってしまいます。停められない時は、お店から10mほど北に進むと竜宮城展望台の駐車場(無料)があるのでそちらに停めましょう。

竜宮城展望台

この竜宮城展望台からは、来間大橋と対岸の与那覇前浜ビーチが望めます!海の美しさを体感できる場所なので、ぜひ立ち寄って行ってくださいね。

竜宮城展望台

竜宮城展望台

道の駅好きにおすすめ!採れたて地元野菜とスムージーがおいしい宜野湾ハッピーモア市場

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宜野湾の住宅街の一角にある、地元の人に大人気の直売所「ハッピーモア市場」。手間暇かけて育てられた地元産の新鮮野菜や果物がたくさん揃い、その食材を使ったスムージーやカレー、バナナケーキなどのメニューも絶品!道の駅好きならきっと楽しめる市場です。

地元産の採れたて野菜がそろうハッピーモア市場

ハッピーモア市場

まるでビニールハウス?な外観も印象的な建物。こちらが宜野湾にあるハッピーモア市場です。

ハッピーモア市場

建物の中に入るとすぐ、美味しそうな野菜たちが目に飛び込んできます!3月はトマトが旬のようで、いろんな種類のトマトが並んでいました。真っ赤に熟したトマトが特においしそう!

ハッピーモア市場

トマトの裏側に回ってみると、今度は豆、豆、豆!そら豆にインゲンにスナックエンドウに、こちらも旬の豆たちがいろいろ。

ハッピーモア市場

奥へと入って行けばまた違うお野菜たちが並んでいます。基本的には地元産のものですが、地元で採れない食材については他県のものも並んでいるので、一通りの野菜が手に入りますよ。

ハッピーモア市場
ハッピーモア市場

沖縄ならではのこんな食材が並んだコーナーも。沖縄の地元スーパーでもなかなか見ない食材がたくさんあって、眺めているだけでも楽しい!

ハッピーモア市場

通路は広々しているので、カートやベビーカーを押しながらの買い物も苦なくできそうでした。

育て方にもこだわった安心・安全な食材がリーズナブルに手に入る!

ハッピーモア市場

ハッピーモア市場の野菜は、鮮度だけじゃなく安全性にもこだわったものばかりだそう。バーコードのマークをみると、それぞれどうやって育てられたものなのかが一目で分かるようになっています。

個人的にはそこまで野菜の農薬や化学肥料の使用に対してこだわりはないのですが、農薬も化学肥料も使わずに育てるということはきっとすごく手間がかかることだと思うので、手間暇かけて育てられた野菜だと思うとますますおいしそうに感じます!

ハッピーモア市場

例えば「今シーズン最後の入荷!」という言葉に惹かれて買ったこちらのスナップエンドウは、赤いマークなので農薬も化学肥料も使っていないもの。それがこのお値段で購入できるのも嬉しい!みずみずしくって甘くって、お味もとってもおいしかったです。

加工品も充実!お土産にも喜ばれそう♪

ハッピーモア市場

生鮮品以外にも、地元の方が製造・販売しているものを中心に、加工食品の数々も販売されています。

ハッピーモア市場

常温で長期保存できる商品ばかりなので、お料理好きな方へのお土産にも良さそう。

ハッピーモア市場

そしてこちらは冷蔵品になってしまうのですが、個人的にものすごーく気に入ったのが写真のドレッシング!左がビーツ&りんご、右が人参のドレッシングです。どちらもおいしいのですが、特にビーツ&りんごのドレッシングはなかなか他では見ないめずらしさ。

ハッピーモア市場

それぞれあんまり塩分は強くないのですが、すりおろした果肉がたっぷり入っていて、野菜の味を引き立たせてくれるような。

このドレッシングを食べたいがために、上の写真のように野菜をわさわさ盛り合わせてドレッシングをドバドバかけて(ものすごく雑な盛り付けで恥ずかしいですね…)、ウサギのように毎日葉っぱを食べてます。

ハッピーモア市場
ハッピーモア市場

少しですが琉球ガラスも販売していました。一目で気に入って購入したのがこちらの赤いグラス。琉球ガラスのグラスというとロックグラスが多い気がするのですが、このグラスは下に向かってすぼまっていくデザインなので持ちやすく、使いやすいです。お値段は550円でした。

カレーやスムージーも大人気!テイクアウトできるお弁当メニューも

ハッピーモア市場

店内にはちょっとしたイートインスペースがあって、ここで食事もできます。メニューはカレーだけですが、野菜カレーにトマトカレー、グリーンカレーと何種類かありますよ。

ハッピーモア市場

野菜カレー(玄米)はテイクアウト用も販売しています!店内で食べると630円のカレーが、お持ち帰りだとなんと500円で買えちゃうのです。(店内で食べるときはサラダバーが付いてくるのですが、それがない分お安くしているそう)

ハッピーモア市場

蓋を開けてみるとこんな感じ。トッピングされた色とりどりの野菜が食欲をそそります。カレーには30種類以上の野菜と果物、薬草、そして自家製の酵素が入っているそう。これだけ食材の種類が豊富だと、味にも深みが出るんでしょうか。スパイシーという感じはないですが優しい甘さのコクのあるカレーで、とてもおいしかったです。

ハッピーモア市場
ハッピーモア市場

このポテトサラダもおいしかった!パックから溢れんばかりに詰め込まれていて200円。ほとんどマヨネーズは使っていないようで、じゃがいもの甘さが際立つポテトサラダでした。

私が購入した時は、じゃがいもの他にはインゲンや人参、玉ねぎといった具が入っていましたが、これも時期によって食材が変わるようです。

ハッピーモア市場

あとは野菜や果物を使ったスムージーも大人気。こちらは野菜スムージーSサイズ(300円)です。バナナの甘さと柑橘系のフルーツ(レモンかな…?)の酸味が効いていて、何か青菜も入っているようですが青臭さは全然なく、すごーく美味しいスムージーでした!買い物ついでに購入する人が多いのも納得です。

ハッピーモア市場

スムージーのラインナップも色々。この時期に旬のイチゴを使ったジュースもありました。

ハッピーモア市場

ハッピーモア市場
ハッピーモア市場

そしてこちらも人気と紹介されていたバナナケーキ(150円)。素朴な見た目通りのやさしい味で、バナナの風味たっぷりの手作り感があるケーキでした。スイーツというよりおやつという感じで、しみじみ美味しかったです。

住宅街にあるハッピーモア市場へのアクセス方法

ハッピーモア市場は宜野湾市の住宅街に位置しています。ちょっとだけ道が入り組んでいるので、くわしくアクセス方法をご紹介したいと思います。

ハッピーモア市場

国道330号線の長田交差点方面から県道32号線へ入ってきた場合、32号線を400mほど進んで右折します。道路沿いにあるマンションに、「ハッピーモア市場」の看板がかけられています。信号のある交差点ではないので、見落とさないように注意してください。

ハッピーモア市場

右折してまもなく、電柱近くに建てられた小さな縦看板を目印に今度は左折します。ここから先は道が狭くなっているのでお気をつけください。

ハッピーモア市場

ちょっと進んでまた、看板を目印に左折しましょう。突き当たり右手にハッピーモア市場があります。

ハッピーモア市場

車はないけど行ってみたい、という方は、最寄りの長田バス停から徒歩5分〜10分ほどでたどり着けます。長田という名前のバス停が複数あるのですが、どこで降りても徒歩圏内です。(赤く囲んだバス停は全部「長田」バス停です…)

青く囲んだところは「志真志住宅前(琉大北口向け)」バス停で、こちらもそれなりにバスの本数はあるようなので、この路線を利用しても良いかもしれません。

沖縄バス&琉球バスの地図から停留所を検索できるサービスがあるので、詳しい路線はこちらで調べてみてくださいね。

道の駅好きならぜひハッピーモア市場へ!

ハッピーモア市場

生鮮食材以外にも、地元で作られた加工食品なども多々揃っているので、各地で道の駅をのぞくのが好き、という方などにとってもおすすめ!沖縄中部や北部まで足を伸ばす際には、ぜひ宜野湾のハッピーモア市場にも立ち寄ってみてください。

ハッピーモア市場

万座毛からすぐ!行列のできるパンケーキ専門店「パニラニ」のふんわりもっちりパンケーキが絶品♪

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沖縄中部の人気観光地・万座毛から車で6分ほどのところにあるハワイアンパンケーキ屋さん「パニラニ」。ハイシーズンには行列ができる大人気店で、並んで食べたくなるのも納得の美味しさです♪近くには自然素材のアクセサリーショップもあり、女性の方におすすめ。お店へのアクセス方法などもあわせて、パニラニについてくわしくご紹介します!

<目次>

お店の雰囲気もアメリカン!キュートなロゴにも注目

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こんなところにパンケーキ屋さん?と不安になるような立地に突如現れるアメリカンな外観の建物。ここがパンケーキ専門店のパニラニです。

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早速店内に入ってみると、これまたアメリカンなネオンサインが目に留まります。「Paanilani」のロゴがデザインされたもので、このロゴはドリンクのグラスやお皿にも書かれています。

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椅子やテーブルも、ちょっとレトロな雰囲気もありつつここにもアメリカ〜な雰囲気が。外観から店内、食器類まで隅々こだわっていて、ここでどんな本格的なパンケーキを食べさせてくれるのだろうかと期待が高まります♪

モチっとした食感が特徴の、ここでしか食べられないパンケーキ!

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パンケーキのラインナップはこちら。甘い系のものから食事系のパンケーキまで揃っています。私が頼んだのは、一番人気で数量限定という「ナッツナッツパンケーキ(800円)」。(上の写真では光が当たって見えなくなっちゃってる左上のメニューです…)

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パンケーキに+300円でドリンクをつけることができます。私はアイスコーヒーをオーダー。ドリンクグラスのロゴもかわいい。

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そしてさほど待たずに運ばれてきました、ナッツナッツパンケーキ!上にかけられているソースは、ココナッツミルクとナッツを混ぜたお店の特製ソースだそう。スライスしたバナナも添えられています。

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どのメニューもパンケーキは2枚が基本。食感はもっちり、そしてふわふわ!パンケーキは甘みはかなり抑えてあって、むしろ塩気が効いている感じ。

上にたっぷりのせられたソースも、ココナッツミルクのためか重すぎず、軽い甘さ。ナッツが入っているおかげでコクのある美味しさで、これはソースをたっぷりつけて食べたくなる!薄くスライスされたバナナもとっても合います。

普段そこまで甘いものをたくさん食べないのですがしっかり完食したので、甘党でなくても美味しく食べられるパンケーキだと思います!お食事系のパンケーキも数種類あったので、次はそっちも食べてみたいなあ。

ハイシーズンは混雑必須!朝10時頃、午後2時頃が狙い目

私がお店に行ったのは3月後半の週末、11時頃。行列はなく並ばずに店内に入れました。小一時間の滞在の間、お客さんは途切れず来るものの回転は悪くなさそうで、一度も行列はできていませんでした。

ただ、大型連休などはやはり並ぶことになるよう。朝7時から午後17時までオープンしているお店ですが、朝7時の予約だけは受け付けているそうなので、早起きして朝食にパンケーキを食べに行くというのが並ばずに食べられる一番確実な方法かもしれませんね。

あとはお店の公式情報によると、朝10時頃、午後2時頃であれば比較的スムーズに入店しやすいそうです。

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そして数量限定のナッツナッツパンケーキは、10時頃に売り切れてしまう日もあるそうなので、食べたい方はお早めに来店して下さいね!

気になるアクセスは?車がなくても、バスでも行けます!

お店の場所は国道58号線沿い。特徴のある外観なので見つけやすいと思います。お店の向かいに駐車場があるので、車はそこに停めましょう。

車以外に、バスで行くという手もあります。最寄りのバス停は、琉球バスあるいは沖縄バスの「瀬良垣ビーチ前」。バス停からお店までは徒歩5分ほどです。那覇方面からのバスは、1時間に2本ぐらいはあるようです。

パンケーキの後は万座毛観光&女性にはアクセサリーショップ「cocoloba」もおすすめ!

冒頭でも紹介したように、人気観光地である万座毛はお店から車ですぐ。

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バスで行った方は、パニラニから歩いても40分ほどで行けます。そんなに歩きたくない、という方は琉球バスで万座毛最寄りの「恩納村役場前」まで乗車しても良いかもしれません。ただし、そこからも10分以上歩く必要はありますが…。

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そして女性の方には、お店から徒歩3分の場所にあるアクセサリーショップに寄るのもおすすめです!cocolobaという自然素材を使ったアクセサリー専門のショップで、天然石や夜光貝を使ったアクセサリーが揃っています。

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私はここでラピスラズリのピアスを購入。石の濃いブルーの色がとってもきれいで、見るたびに沖縄を思い出しそう。自分への良いお土産になりました。

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お店のショップカードや、包んでくれた袋のデザインもステキ。ラピスラズリなど天然石のアクセサリーは割れてしまうこともあるので、もし割れてしまったら再度石を削って加工し直してくれるそう。気に入って買った石なので、そんなアフターサービスまであるのが嬉しいですね。

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パニラニの店舗向かいにある駐車場の裏手、少し坂を登ったところにあるので、気になる方はパンケーキを食べた後にぜひのぞいてみて下さいね!

女性向け!国内旅行におすすめの服装&持ち物リスト〜年10回以上国内旅行に出かける旅好き厳選

春夏秋冬、年10回を超えるたくさんの国内旅行をしてきて、旅行に出かける際の服装や、持参する持ち物もかなり厳選されてきました。そこで国内旅行へ出かける女性向けに、これが便利!という旅向きのファッションと持ち物をご紹介したいと思います。

旅の疲れをなるべく減らして、旅行をもっと楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください!

1.国内旅行のおすすめ3スタイル

(1)ストレッチの効いた「パンツ」スタイル

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移動が多い旅行中はやはりパンツスタイルの方が楽チン。乗り物に乗っている時の足元もスカートより気にならないですし、旅の間は普段よりも歩く距離が長くなると思うので、パンツの方が足捌きが良くて疲れないように思います。

そして神社やお寺、山やら滝やらの自然鑑賞スポットでもそうなんですが、思いのほか階段を上り下りする機会が多いのも旅行あるある。

そうなるとストレッチが効いていないパンツだと窮屈なので、ピタッとしたシルエットでも柔らかい素材のものか、少しゆとりのあるパンツを選ぶのがおすすめです。

ただしあまりに裾が広がっていると階段の上り下りの時に踏んづけそうになっていちいち気を使うので、足首は絞ってあるデザインの方が歩きやすいですよ。

(2)足元はやっぱり「スニーカー」!替えとしてパンプス持参

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ヒールのないペタンコのパンプスという選択肢も良いのですが、やっぱりスニーカーの方が断然ラク。長時間歩いた時の疲れ方が全然違います。

例えばマーガレットハウエルなど大人向けのシンプルなスニーカーもありますし、旅を目一杯楽しむためには普段履かないという方もぜひスニーカーで。

移動中はスニーカーを履くにしても、例えば素敵なレストランに行く時やちょっと良いホテル(スリッパでは館内のレストランに行けないようなホテルの場合)ではパンプスに履き替える、というのもアリ。私もある程度の日数を旅行するときは、パンプスも持参することが多いです。

キャリーケースであればそこまで重さは気にならないので、キャリーケースを持っていく旅行の時は替えの靴としてパンプスを持参、というのも良いのではないでしょうか。

(3)手持ちのバッグは「ショルダー」で!ナイロン素材やフェイクレザーがベスト

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写真を撮ったりガイドブックを見る時のためにも、旅行中の手持ちバッグは手が空けられるショルダーバッグが一番です。

リュックでも良いのですが、どうしても物の出し入れがしにくいので、利便性を考えるとやはりショルダーバッグの方が良いと思います。

素材は本革だと汗で色落ちすることがあるので、夏場は特にナイロン素材や合皮素材のものがおすすめ。

疲れないためにはとにかく軽量であることが大事。そしてひたすら外歩きしてちょっとぐらい汚れても気にならない、ナイロン素材のものが個人的にはおすすめです。

カジュアル過ぎるのに抵抗があるという方は、エルベシャプリエやトプカピとかのちょっとおしゃれなデザインのものを選んでみてはどうでしょうか。

それでもやっぱりナイロンバッグは…という方はフェイクレザーのバッグを選んでみては。本革派の方にはフェイクレザーは抵抗があるかもしれませんが、あくまで旅行用と割り切ってプチプラの合皮バッグを用意してみるのもおすすめですよ。

2.旅のストレス軽減!あると便利な持ち物7選

(1)雨でも晴れでも役立つ「ウィンドブレーカー&日傘兼用折り畳み傘」

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旅行中って携帯やカメラを手に持つ機会も多いので、傘って案外ジャマなんですよね。少しの雨なら、冬の時期以外は薄手のウィンドブレーカーを羽織ってしのぐと便利です。

そしてちょっと肌寒い時にも上着としてすごく活躍してくれます。たたむとコンパクトになるし、軽いという点も嬉しいポイント。

そして折り畳み傘については、ウィンドブレーカーではしのげないような雨の時はもちろん、日差しが強いところに行く時に、陽よけ用として持っておくととても役立ちます。

日焼けによる肌トラブルももちろん気になりますが、何より日焼けするとすごく疲れるんです。

旅行はただでさえ体力を消耗するので、さらに疲れを重ねる要因の日焼けは大敵。コンパクトな日傘兼用の折り畳み傘を1本、ぜひカバンに忍ばせておきましょう。手持ちのバッグにも入れられるような軽量のものが良いですよ。

(2)あれこれ化粧品がいらなくなる「フェイスマスクの少量タイプ」

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ちょっとでも荷物を減らしたい旅行の時には、どうしても重くなりがちな化粧品は最低限にしたいもの。そんな時に便利なのがフェイスマスクなんです。

洗顔後にこれ1枚で良いとうたっているものも多々ありますし、普段は使っていないという方も旅行中は使ってみてはいかがでしょうか。

時期にもよりますがホテルや旅館などはすごく乾燥していることも多いので、いつも以上に保湿が必要だったりします。そんな時にも厚手のフェイスマスクがあると、乾燥対策にもってこいですよ。

(3)日焼け対策は必須!年中持参したい「日焼け止め」

普段は夏しか使わない、なんて方も、旅行中は夏以外の時期であっても日焼け止めを持参することを強くおすすめします。

なぜなら、旅行中ってどうしても外にいる時間が長くなりがちだから。日常生活を送っているときよりも、旅行に出かけた時の方が外にいる時間が長いという方は多いのではないかと思います。

そうなるといつも以上に日焼けしてしまうので、いつもは夏しか塗らないという方も、旅行中に限っては年中日焼け止めで日焼け対策をした方が良いですよ!

(4)予備のバックとして活躍する「エコバッグやトートバッグ」

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お土産を買ったりするため、旅の途中って荷物が増えがち。細々とした荷物をまとめるのに、エコバッグやトートバッグを持って行くと重宝します。コンパクトに折りたためるものだとかさばらなくて良いですね。

あと意外と活躍するシーンが、ホテルや旅館の大浴場に行く時。服の替えやら化粧品やら、意外とお風呂場へ持っていくものが多いので、そんな時にもエコバッグやトートバッグが役に立ちます。

(5)着た服をコンパクトにまとめる「圧縮袋」

着終わった服を入れておくのに、ビニール素材のショップ袋などを持っていく方も多いのでは。それでも足りるのですが、圧縮袋があるとさらに便利です。

お土産を買い込んだおかげで、行きよりも帰りの方が荷物が増えている、なんてことは当然のようにありますよね。そんな時、着てしまった洋服を圧縮袋でコンパクトにまとめると、バッグの空きスペースが増えるのでお土産も手で持たずにバッグに入れてしまえたりします。

100均でもだいたい手に入るので、ぜひ1、2枚ぐらいは圧縮袋を用意しておきましょう。

(6)使う機会が意外と多い「ウェットティッシュ」

旅行中ってちょっと食べ歩きしたりする機会が多いせいか、ウェットティッシュがあればいいのに!と思うシーンが日常よりも多くなる気がします。ポケットティッシュよりもむしろウェットティッシュの方が活躍するような。

どこのコンビニにも売っていますので家から持っていかなくても良いですが、ぜひバッグに入れておきたいグッズの一つです。

(7)「モバイルバッテリー」&レンタカー派なら「車用の充電器」

旅行の間は調べ物をしたり写真を撮ったりで、携帯を使う頻度もいつも以上に増えるような気がします。そんな時に気になるのが携帯の充電。

電池の残りを気にしながら使ったり、電池切れで写真が撮れなかった!なんてことになると残念なので、日常生活では必要ないという方も旅行用にはぜひモバイルバッテリーを用意したいところ。

車で移動する方は、車用の充電器もあると便利です。最近のレンタカーはBluetooth接続して音楽を流せるものも多いですし、電池残量を気にせずに携帯に保存している音楽をBGMにして、旅のドライブが楽しめますよ♪

服装と持ち物を工夫すれば、旅はもっと楽しくなる!

旅を目一杯楽しむためには、やっぱり準備が肝心なんだなとつくづく思うこの頃。特に旅に出かけると楽しさと同じぐらい疲れも溜まってしまうという方なら、ちょっとの工夫で旅が快適になってもっと楽しめるようになると思います。ぜひ記事を参考に、旅の準備を整えてみてくださいね!

沖縄そばランキング1位!「3丁目の島そば屋」さんのダシが効いてる沖縄そば&ジューシーがおいしい

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沖縄旅行に訪れたら、きっと多くの方が食べるであろう沖縄そば。お店もたくさんあるので、どこで食べたら良いか迷いますよね。そんな方におすすめしたいお店が「3丁目の島そば屋」さん。つゆは鰹のダシがしっかり効いていて、三種の太さの麺にスープがたっぷり絡む、とーっても美味しい沖縄そばが食べられるんです!

中北部で一番美味しい!ダシが香る沖縄そばの名店「3丁目の島そば屋」

宜野湾にある普天間基地全体を見晴らせる観光スポット・嘉数高台公園。そのお向かいにあるお店が「3丁目の島そば屋」さんです。

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店舗はマンションの1階に入っています。お店の前に広々とした駐車場があるなあと思っていたのですが、どうやら大半はマンションの居住者のために用意された駐車スペースのよう。お店を紹介するサイトには「駐車場3台」と書いてあるので車で来店する方は注意が必要です。駐車スペースがいっぱいの時は、お店の方に相談すると良いみたいです。

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遠目に見てもとっても気になった「中北部エリア沖縄そばランキング第1位」の看板。沖縄インターネット放送局というところが主催しているランキングで、100店舗以上のお店が参加しているんだそう。

 

店名の看板よりもよっぽど「中北部エリア沖縄そばランキング第1位」の看板が目立っていて、この看板に惹かれて私はお店に入ったので、お客さんを呼び寄せる効果は抜群なのかも!?お店の所在地も住宅地にポツンとある感じの立地なので、この看板がわかりやすい目印になっているんじゃないでしょうか。

こざっぱりとした店内、BGMはジャズ

お店に入るとすぐ、食券の販売機があるのでまず食券を購入してから店内へと入ります。

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店内はこざっぱりとしていて、清潔感があります。BGMはなんとジャズ。この雰囲気のおかげもあって、女性一人でも入りやすかったです。

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インテリアとして、こんなかわいい沖縄そば柄の手ぬぐい?も額縁に入れて飾ってありました。席に着くと店員さんがお茶を出してくれますが、お水もセルフサービスで用意されています。

今まで食べた中で一番おいしい!ベーシックな沖縄そば

「島そば屋」の名前を冠した、三枚肉とソーキがのった「島そば」のメニューが一番人気のようでしたがこの時はそこまでお腹が空いていなくて、私が頼んだのは三枚肉だけトッピングされたベーシックな沖縄そば。閉店間際に入ったので他にお客さんもいなかったこともあってか、席についてまもなくお料理が運ばれてきました。

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こちらが沖縄そばの小サイズ(590円)。全てのお料理にジューシーという、これまた沖縄名物の炊き込みご飯が付いてきます。そばは小サイズと並サイズのふた通りありましたが、ご飯が付くので女性なら小サイズでも十分だと思います(もっと食べたい方は+100円で麺増しもできるそうです)。

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このおそばが美味しかった!沖縄そばというとすごくあっさりしているイメージがあって、どこか物足りなさを感じちゃうこともあったのですが、ここのお店の沖縄そばはちょっと違いました。

とにかくダシがしっかり効いてます!香りがよくて、塩気もちょっと強めなのか、沖縄そばにしては結構味つけが濃いめなんじゃないでしょうか。旨味も強くて、思わず箸が止まらずに食べ進めてしまう感じ。

麺にもこだわりがあり、細さの違う3種類の麺を使っているんだそう。食感が楽しくて、麺にもしっかりつゆが絡みます。

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そしてこのジューシーも美味しかった!豚肉やひじき、人参などの具が炊き込まれたご飯です。これも結構味はしっかり目でしたが、美味しさもしっかり!沖縄そばと交互に食べると止まらなくなります。お料理が運ばれてきた時は結構食べ応えがありそうだなあと思うボリュームだったのですが、ペロッと食べ切ってしまいました。

 

正直言って、沖縄の名物だからという理由以外に沖縄そばを食べる理由が個人的にはあまりなかったのですが、この「3丁目の島そば屋」さんの沖縄そばはおいしいからまた食べに行きたい!そんな風に思えるおそば屋さんでした。

 

嘉数高台公園にも必ず立ち寄ってみて

冒頭でも触れましたが、そもそもはこのお向かいにある嘉数高台公園に行くためにこの場所を訪れたのでした。

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嘉数高台公園は、普天間基地が見渡せるという知識だけで訪れたのですが(ちょうど基地から飛び立つオスプレイ2機も、小さいですが写真に写っています)、行ってみて分かったことはこの場所が沖縄戦の時に激戦地であったということ。

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戦跡や慰霊碑、歴史を伝える案内板もいくつかあって、胸が詰まるような場所でした。(ここでちょっと元気が無くなってしまって、元気をつけようと思って大してお腹も空いてないのに島そば屋さんに入ってみたのでした)

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宜野湾の観光スポットと言っても観光客らしい人はさほどおらず、地元の子供達が遊んでいる姿が目にとまる公園で、ここでそんなに悲しい歴史があったなんてなかなか想像できませんが…島そば屋を目的として訪れた時にも、ぜひ嘉数高台公園には立ち寄って、沖縄の歴史に少し触れてみてください。

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