だいたい国内ひとり旅

一人旅を愛する30代女子です。女ひとり旅のコツや旅の記録、おすすめの旅先なんかを綴っています。

透き通るブルーの青森「青池」と周辺のおすすめ観光スポット!アクセス方法も

f:id:morinokotabi:20180815205905j:plain

名前に違わない美しい「青」をしている青森の青池。「十二湖」と総称されている湖沼群の一つで、青森県の日本海側・白神山地の一角にあります。近くには物産館併設の駐車場があり、駐車場からは徒歩で簡単にアクセスが可能。物産館までバスも運行しています。絶景の露天風呂で有名な黄金崎不老ふ死温泉など、近くの観光スポットも含めてご紹介します。

本当に青い!日の当たり方によって姿を変える「青池」

f:id:morinokotabi:20180815205905j:plain

初めて青池を見た方は、その青さにきっと驚くことと思います!池の水深は約9mほどありますが、のぞくと底まで見える透明度の高さ。水中に色がついた物質が存在していないため、水本来の青い色が現れてこの美しいブルーになっているんだそう。

f:id:morinokotabi:20180815210001j:plain

おすすめの時期は春〜夏にかけて、時間は正午がベスト!

一口に青と言っても時間や季節によって色は違って見えるそうで、特に春から夏にかけての正午頃の時間帯は鮮やかな青色に見えやすいそうです。私が訪れたのは6月上旬のちょうど正午頃の時間で、快晴とまではいかずとも青空が見えるお天気の日だったので、条件としてはなかなかきれいに青く見える日だったよう。

f:id:morinokotabi:20180815210058j:plain

1日の中でも色の変化があるそうで、お昼頃は明るい青色、朝は淡い青色、夕方は群青色と変わって見えるそう。そして変わって見える原因は、やはり太陽の光の入り方。条件次第で違った表情を見せてくれるので、何度も見に行ってみたくなります。

青池へのアクセス方法と服装について

f:id:morinokotabi:20180815210233j:plain

青池の近くには、「森の物産館キョロロ」という施設があり、その施設の駐車場に車を停め、歩いて青池まで向かいます(駐車場の料金は有料で、普通車は400円)。

f:id:morinokotabi:20180815210257j:plain

駐車場から青池までは600mちょっとしかないので、さほど歩く必要はありません。道も整備されているので、服装は特に気にしなくて大丈夫。

f:id:morinokotabi:20180815210317j:plain

ただし青池近くでは木でできた階段とデッキを歩くので、足元が悪い日などは滑りやすいかもしれません。やはり女性の方もヒールなどは避けてスニーカースタイルで行くのが無難です。

f:id:morinokotabi:20180815210332j:plain

森の物産館キョロロまではバスも運行しており、「奥十二湖駐車場」バス停で降りると目の前に物産館があります。十二湖駅から乗ると15分ほどで「奥十二湖駐車場」バス停に到着します。運行本数は1時間に1本程度です。

森の物産館キョロロについて

f:id:morinokotabi:20180815210446j:plain
f:id:morinokotabi:20180815210452j:plain

キョロロはいわゆるおみやげ屋さんという印象のお店で、そこまで広くはないですが青森のおみやげを販売しています。店内には軽食コーナーがあって、うどんやそば、カレーにソフトクリームなどが販売されていました。

青池の周辺おすすめ観光

青池まで行ったら立ち寄りたい、おすすめの周辺スポットもご紹介しておきます。青池を拠点に、青池から近い順で紹介しますね。

おすすめ①黄金崎不老ふ死温泉

f:id:morinokotabi:20180815210610j:plain

青池周辺で最も有名なスポットといえば「黄金崎不老ふ死温泉」でしょう。日本海を目の前に入れる海際に造られた露天風呂が有名で、お湯は独特の茶褐色をしています。身体が温まりやすく、冷めにくいのが特徴。

f:id:morinokotabi:20180815210637j:plain

あまり長くは浸かっていませんでしたが、いつまでも身体がポカポカしていました。日帰り入浴も可能なのでぜひ立ち寄ってみてください。

f:id:morinokotabi:20180815210648j:plain

ちなみに海際の露天風呂は掘っ建て小屋……?という感じの建物で、混浴と女性専用に分かれているそう。外から簡単に覗けるんじゃないかとか、混浴と女性専用風呂の仕切りもどれだけちゃんとされているのか不安で、女ひとりで訪れた私は入る度胸がありませんでした……。(建物内の大浴場に付いている露天風呂に入りに行ったら、これは外から丸見えなんじゃ……!という感じだったのでそれで怯んだというのもあります)

でも本当に海の目の前に造られているので、ロケーション的に素晴らしいのは確かです!

f:id:morinokotabi:20180815210807j:plain

そして黄金崎不老ふ死温泉のある深浦はマグロが特産品だそうで、施設内にあるレストランでマグロの料理がいただけます。

f:id:morinokotabi:20180815211105j:plain

f:id:morinokotabi:20180815210747j:plain

私が頼んだのはラーメンとマグロ丼セットというがっつりメニュー(セットで800円)でしたが、脂がのっていて美味しいマグロでした!深浦のご当地グルメとしては「深浦マグロステーキ丼」というのに力を入れているようです。

f:id:morinokotabi:20180815210815j:plain

同じく特産の、深浦にんじんを使ったアイスクリーム(150円!)がとーっても美味しかった!にんじん臭さはないのですが香りが良くてにんじんの甘さが感じられて、すっごくおすすめです。

おすすめ②大岩

f:id:morinokotabi:20180815211323j:plain

海沿いの国道を走っていると目に留まる大きな岩、名前もそのまま「大岩」。

f:id:morinokotabi:20180815211348j:plain

f:id:morinokotabi:20180815211410j:plain

道路から遊歩道で繋がっていて、岩の中をくり抜く形で階段が設けられており、岩の上に登ることができます。

f:id:morinokotabi:20180815211427j:plain

f:id:morinokotabi:20180815211438j:plain

岩の上は気持ち程度に手すりが設けられているぐらいで、油断すると岩から落ちそうな気分になりますし、この岩の上に登るまでの道のりと言い、ちょっとした冒険感があって楽しい!個人的にはとってもおすすめなスポットです。

f:id:morinokotabi:20180815211446j:plain

遊歩道の手前に「恵比須神社」があって、この社の建物が目印になります。

おすすめ③千畳敷海岸

f:id:morinokotabi:20180815211635j:plain

日本海の上に突き出た岩浜の上を歩ける「千畳敷海岸」。千畳敷の駅からすぐの場所にあります。独特の岩の上を歩いて、不思議な地形を間近で観察できますよ。目の前に広がる日本海の雄大さにも圧倒されます。

おすすめ④高山稲荷神社

f:id:morinokotabi:20180815211831j:plain

f:id:morinokotabi:20180815211834j:plain

赤い鳥居が連なる姿が有名な高山稲荷神社。きれいに手入れされた庭園に、赤い千本鳥居が映えます。桜の咲く時期や冬の雪が積もった様子も美しいそうです。

f:id:morinokotabi:20180815211758j:plain

千本稲荷を抜けた先がちょっとした広場のようになっていて、そこにまた小さな神社と、たくさんの狛狐が置かれています。なんでも、いろんな理由で役目を終えた狛狐を引き取っているそうで、ずらっと狛狐が並ぶ様子はなかなか圧巻!暗くなってからみるとちょっと怖いぐらいかもしれません……

おすすめ⑤鶴の舞橋

f:id:morinokotabi:20180815215012j:plain

f:id:morinokotabi:20180815215017j:plain

木でつくられた日本一長い三連太鼓橋で、JR「大人の休日倶楽部」CMのロケ地になったことでも知られるスポットです。独特の橋の形がなんとも美しいんですよ〜。そして晴れた日なら、背景に「津軽富士」とも言われる岩木山の姿も臨めます。橋がかかる津軽富士見湖に岩木山が映る景色はそれはそれは見事だそう!(私が訪れた日はあいにくの曇りでした)

f:id:morinokotabi:20180815215047j:plain

Tsurunomaihashi Bridge on Lake Tsugarufujimi in Aomori Prefecture, Japan byあおもりくま (Aomorikuma) (CC BY-SA 4.0)

高山稲荷まで行ったら来た道をちょっと引き返す格好にはなりますが、弘前に戻られるのでしたら高山稲荷→鶴の舞橋の順番で回るのが良いと思います。