六花亭のカステラの切れ端が買える!帯広からも近い「六花亭 ダイイチ音更店」
カステラの切れ端がパックにたっぷり入って、たった280円というお得さが人気の六花亭のお徳用カステラ。購入できるお店が限られているのですが、その一つが帯広の隣町・音更町にある六花亭 ダイイチ音更店。帯広駅から車で15分ほどなので、帯広観光ついでにも立ち寄りやすいですよ。
<目次>
- すぐ売り切れちゃうレア商品「お徳用カステラ」
- 帯広近くで買うなら「六花亭 ダイイチ音更店」へ
- 切れ端でも十分おいしい!しっかり厚みのあるものも
- 平日なら午前中に行けば買えそう!
- 六花亭 ダイイチ音更店へのアクセス方法
すぐ売り切れちゃうレア商品「お徳用カステラ」
通常は「カステラ8切入」として800円(税込)で販売している六花亭のカステラですが、そのカステラの切れ端だけをパックに詰めて、「お徳用カステラ」として280円(税込)で一部の店舗だけで販売しています。そのお得さと、販売している店舗が限られているというレアさから、すぐに売り切れてしまうこともめずらしくない、人気商品なんです。
帯広近くで買うなら「六花亭 ダイイチ音更店」へ
どこの店舗で販売しているかという情報は特に公表されておらず、行ってみて売ってればラッキー!という商品なのですが、その限られた販売店舗の一つが、帯広市のお隣の町・音更町のスーパーダイイチに入っている六花亭の店舗なんです。
こんなパックに入った状態で、販売している時はレジ横に置いてあるので、お徳用カステラ目当ての方はお店に行ったらまずレジへ向かいましょう!
切れ端でも十分おいしい!しっかり厚みのあるものも
お徳用カステラは、プレーンだけのバージョン(左)と、プレーンと抹茶のミックスバージョン(右)とがあります。(抹茶だけのバージョンは見かけたことがないので、おそらくこの2種類だと思います)
プレーンだけが入ったものしか売っていない時もあれば、ミックスしか売っていない時もあり、その時々で売られているものが違うようです。(六花亭 ダイイチ音更店の場合なので、他の店舗ではまた違うかもしれません)
パックを開けるとこんな感じで、カステラが3列に積み重なっています。
基本的にはこんな薄い切れ端が中心なのですが、
しっかり厚みのあるものが入っていることも。(自立する厚さだったので、ちゃんとお皿に盛ってみました)
ちなみにこちらがカステラの原材料。オリーブ油が入っているのがめずらしいような。添加物などは使ってないのが嬉しいですね。
そして切れ端とはいえ普通のカステラなので、味はもちろんおいしい!わりとさっぱりした甘さなので、パクパク食べられちゃいます。パサついているというようなこともまったくなく、しっとり甘さ控えめのおいしいカステラですよ。
平日なら午前中に行けば買えそう!
六花亭 ダイイチ音更店は10時のオープンで、私は今までこちらの店舗で2回購入しているのですが、1回目は12時、2回目は11時半ごろに行っていずれも購入することができました。1回目は残り1パック、2回目は残り3パックの状態だったので、平日の午前中に行けば買えるんじゃないかなという予測です。
休日はまた状況が違うかもしれないので、休日の販売状況が確認できたらまたブログでおしらせしたいと思います。
六花亭 ダイイチ音更店へのアクセス方法
六花亭の入っているダイイチ音更店は、帯広市の南側、音更町の音更大通り沿いにあります。帯広駅からは車で15分ほど。
帯広駅から音更町方面へ行くには、この十勝大橋を渡ることになります。ここも観光名所の一つですので、六花亭のカステラの切れ端を買ってみたいという方は橋の観光も楽しみつつ、音更町のスーパーダイイチまで足を伸ばしてみてください!
フランスパンのおいしさに感動!帯広・十勝産小麦を100%使ったパン屋さん「はるこまベーカリー」
パンってそんなに興味がない方だったのですが、たまたまふらっと入ってみた「はるこまベーカリー」のフランスパンが感動するほどおいしくて、産まれて初めてパンに夢中!十勝産小麦を100%使っているというこだわりのパン屋さんですし、帯広に行ったらぜひ立ち寄って欲しいお店です。
<目次>
十勝に2店舗を構える「はるこまベーカリー」
はるこまベーカリーは帯広市にある“本店”と、音更町にある“はなれ”と、十勝エリアで2つの店舗を構えています。今回紹介するのは音更町にある「はなれ」の方。「クロスタウンおとふけ」という商業施設に入っている店舗です。
店内入って左手にパンの陳列エリア、
右手にイートインスペースが用意されています。
この店舗自体が2017年9月オープンとわりと新しく、清潔感もありなかなか開放感のある雰囲気。イートインスペースは最近できたようで、店内で購入したパンと一緒に、コーヒーが1杯100円ぐらいから飲めます。
特にフランスパンがおすすめ!
お食事系パンに甘いパン、食パンなどのプレーンなパンまで、いわゆるパン屋さんらしくいろんなパンが並んでいるのですが、おすすめはハード系のパン。特に、たまたまその値段に惹かれて買ってみたプチ・フランス(90円)が絶品!
今までパンにハマったことがないのでパンを褒める語彙力がなさすぎなのですが、何もつけなくておいしいパンってあるんだなー!というのが最初の感想。パン自体の味がしっかりしていて、噛めば噛むほどおいしいパン。
当然サンドイッチになってもおいしいんだろうな、と思って買ってみたまかないサンド(265円)ももちろんおいしかった!
特にサンドイッチに挟まれたベーコンが、これまたおいしいベーコンでした。
そしてフランスパンの生地をつかって、大きなソーセージを挟んである塩レモンフランク(288円)や、
ニンニクがしっかり効いている、ガーリックシュリンプ+オリーブ(186円)も美味!
ただ、おかず系パンになるとどれも全体的にちょっとしょっぱいような。塩気がどれもかなりしっかり効いていて、お酒のお供に食べたくなるような味わいです。
生地がおいしいからパンがおいしい!
ハード系以外も、ルバーブのタルト(230円)や、
りんごとフランボワーズジャムのパイ、
「キタノカオリのリュスティック」という、じゃがいもを練りこんであるモッチモチのパンだってもちろんおいしい!
小麦粉は100%十勝産を使用しているなど、こだわりのあるパン屋さんのようなのでやっぱり生地がおいしくて、だからこそどのパンもきっとおいしいんだと思います。
「はるこまベーカリー」は帯広駅から車で15分以内
はるこまベーカリーの本店は帯広駅から車で12分、はなれは15分ほどの距離にあります。本店は帯広駅の南側、はなれは帯広駅の北側にあるので、どちら方面に用事があるかによって行く店舗を選ぶのがおすすめ。
ちょうど今、NHKの朝ドラ「なつぞら」のロケ地となったことで十勝の観光客が増えているそうです。これから十勝に来る予定のある方に、はるこまベーカリー、おすすめです!
5日目:徳島・大塚国際美術館〜瀬戸大橋〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
最終日の5日目は、大塚国際美術館にたっぷり時間を割いた日。丸1日いても足りないぐらいの、見応え十分な場所でした!そして思いつきで立ち寄った四方見展望台、与島PAはどちらもすばらしい展望スポットで、きれいなものをたくさん眺めて癒された1日になりました。
1.四方見展望台
大塚国際美術館を見て回るのに時間がかかりそうだったので、この日はホテルをチェックアウトしてまっすぐ美術館へと向かうつもりだったのですが、たまたま通りかかって、あまりに景色がきれいなので車を停めて寄り道したのが四方見(よもみ)展望台。
このなんとも言えないブルーの海!浮かんでいるのは魚釣り用の筏だそうで、この筏も含めて見応えのある景色に仕上がっているように思います。
展望台もしっかり用意されていて、大型バスで団体の観光客も訪れていたので、けっこう人気の観光スポットのようでした。
2.大塚国際美術館
寄り道した四方山展望台から大塚国際美術館までは車で5分ほど。少し離れた場所に大型の駐車場があって、そこから無料の送迎バスに乗って美術館へと向かいます。
この駐車場も海沿いにあって、ここから眺める海もまたきれい!
駐車場からバスに数分揺られて、いよいよ美術館へ。入り口だけ見ても建物の大きさは全然想像がつきませんが、大塚国際美術館は全部で5階もある巨大な美術館。作品数は全部で1,000点にも及びます。
ただし展示作品は陶板名画という、世界中の名画を陶器の大きな板に再現した作品。つまりはすべてレプリカということになるのですが、原寸大で精巧に再現しているというだけあって、本物ではなくとも物足りなさは全然感じませんでした。
順路通りに回ると、まず最初に見ることになるのが上の写真の空間の絵画。バチカンのシスティーナ礼拝堂を部屋ごと原寸大で再現したスペースで、このスケール感といい、絵の精巧さといい、観覧早々に圧倒されます!
そのほかの作品も、「ヴィーナスの誕生」や「最後の晩餐」に、
「真珠の耳飾りの少女」や「モナリザ」など、これ教科書で見たことある!という作品が続々と登場します。
もちろん、1,000点も展示されているので初めましての作品も多々あるのですが、その合間合間にこういった有名な作品が登場するので、飽きずに見進められるような気がしました。
とはいえ膨大な作品数なので、全部見ようと思うとそれなりに時間がかかります。私も11時ごろから見始めたので、途中でお昼を挟みつつ。利用したのは地下2階のカフェ・ド・ジヴェルニー。他にもレストランやカフェが館内に数軒ありますよ。
このカフェはテラス席があって、テラス席はモネの池を再現したスペースに面しているので、こんな景色を眺めながら食事ができるんです。メニューも絵画にちなんだメニューがいくつかあって、私は「ヴィーナスの誕生」にちなんだ「ヴィーナスカレー」を食べてみました。と言ってもカレーは普通のカレーで、皿が貝殻の形というだけなんですけどね。
ちなみにこの池の真ん中は、モネの「睡蓮」を再現した絵画の展示スペースになっています。
ランチの後もまだまだたくさんの絵画を鑑賞したのですが、絵画鑑賞って思いの外体力が必要で、どんどん疲れてきてしまって…最後の方は時間もないし集中力もないし、 すっかり駆け足で見ることになってしまいました。やっぱり1日で1,000点鑑賞するって、結構ムリがあるような。
陶板名画自体はとても見応えがあるので、また機会があれば行きたいと思うものの、2日券とか観覧フロアを限定する券とか、そういうものがあれば小分けに見られていいのになーという印象でした。
3.与島PA
美術館鑑賞でヘトヘトに疲れましたがこの日は尾道に戻る日。ということで再び高速を運転して帰ります。途中で日が暮れてきて、車から横目で見る夕日がきれいだったので、瀬戸大橋の途中にある与島PAに入って夕日を眺めることにしました。
雲は多いし、ベストな夕焼けという感じではありませんでしたが、空がオレンジに染まって、その空が海に写って、という景色はとてもきれいでした。
そして瀬戸大橋のちょうど真ん中あたりにあるPAということで、瀬戸大橋のビュースポットとしても最高の立地です。しまなみ海道の橋もきれいだったけど、瀬戸大橋もきれいだな〜。
四国旅への行きはしまなみ海道、帰りは瀬戸大橋を渡って戻ったわけですが、同じ瀬戸内海の上にかかる橋はどちらも橋自体も美しく、また海も美しく、四国一周するならぜひどちらも渡ってみて!とオススメしたくなるルートでした。
5日目の移動ルート
総移動距離:234km、移動時間:3時間19分。海沿いの道&高速ばかり走ったので運転は一番楽ちんな日でした。
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓
4日目:徳島・大歩危~祖谷渓~奥祖谷~香川〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
祖谷と奥祖谷のかずら橋をメインに回る1日。特に奥祖谷は本当に山深いところで、秘境感たっぷりでした。そしてかずら橋は足元が予想以上にスケスケで、渡るのはなかなかのスリルでした!実際に巡った順に、4日目に訪れたところを紹介していきます。
1.ひの字渓谷
まず最初に訪れたのがひの字渓谷。祖谷川が蛇行し、ひの字に見えることからひの字渓谷と言われているということなのですが、普通のレンズでは全体が収まりきらないスケールの大きさでした!
ひの字の奥も稜線が続いているのですが、道路から見下ろせるところでこれほど際立った稜線を眺められるというのもめずらしいような気がします。
2.小便小僧
続いて向かったのは小便小僧の像。ひの字渓谷のわりと近くにあります。かつて子どもたちがここに立ち、度胸試しをしたという逸話を元に置かれた像だそうで、高さ200mもの崖っぷちに立っていてこれは本当に度胸がいるわ…!
ちなみに祖谷のかずら橋から絶妙に離れているせいなのか、どちらもかずら橋ほど訪れる人の数は多くないようでした。でも祖谷の奥深い山の雰囲気を感じられる場所なので、時間があったらぜひ立ち寄ってみると良いと思います。
3.祖谷のかずら橋
続いてはようやく祖谷観光のメインスポット、かずら橋へ。かずらが編まれてできた橋の様子が、写真で見るととても風情があるので、一度は見てみたいなーという気持ちだけでロクに調べないで行ったので、こんなに渡るのが怖い橋という心の準備がなかったため結構ドキドキしながら渡りました…!
まさかこんなに足元がスケスケだとは!
上の写真の、川に映った橋の影を見てもらうとよりわかりやすいと思うのですが、完全に格子状。子供の足だったら普通にすっぽり隙間に落ちちゃうんじゃないかなあというぐらい、橋の床板の隙間が空いてます。
でも渡りながら見渡す周囲の風景も、緑が深くてとてもきれい。そして吊り橋は急いで歩くとより揺れるので、橋にしがみつきながら、ゆっくり景色を見ながら渡った方が怖くないかもしれません。(下ばかり見ると足がすくんじゃうので、周りの景色を眺めましょう!)
渡りきった先にはこんな滝があったり、
橋がかかる川辺まで降りられたりと、祖谷渓の自然を満喫できる気持ちの良い場所でした。
4.奥祖谷のかずら橋
祖谷のかずら橋に続いて向かったのは、奥祖谷のかずら橋。祖谷渓からは車で1時間~ほどの距離にあって、祖谷周辺も道が狭いところは多々ありましたが、奥祖谷はさらに狭い道の連続でなかなか大変な道のりでした。
奥祖谷には「男橋」と「女橋」という2本のかずら橋があって、男橋の方がより高い位置にかけられています。女橋以上に渡るのに度胸がいるという意味で、「男橋」の名前なのかな?と推測。(特に名前の由来の説明はなかったような気がします)
ただ、祖谷のかずら橋よりは低いのと(男橋は水面から12mの高さ、祖谷のかずら橋は14mの高さに架けられています)、こちらの方が訪れる人が少ないためなのか足元の床版もまだしっかりしていて、渡る恐怖は少ないと思います。
女橋はさらに低い、水面から4mの高さに架けられているので、難なく渡れました。高いところは苦手だけどかずら橋を渡ってみたい、という方は女橋だけ挑戦してみると良いかもしれません。
そしてここには、とっても珍しい人力のロープウェイ「野猿」もあります。実際に乗って渡ることができるので、ぜひお試しを!
ここまでを半日でめぐるモデルコースを↓の記事でまとめてみました。駐車場の情報や、移動の所要時間なども含めてまとめたので、これから祖谷へお出かけの予定がある方は参考にしてもらえれば嬉しいです。
5.うどんさぬきや
この日の宿は香川にとっていたので、香川に行くならうどんを食べようと思ってずいぶん遅めの昼ごはんとして訪れたのが、「うどんさぬきや」さん。(しかしいま改めて調べてみたら、香川じゃなくて徳島県三好市にある讃岐うどん屋さんでした…)
朝から夜まで通しで営業されていて、私が行ったのは4時過ぎごろ。食事には中途半端な時間だったのですがそれなりにお客さんがいたので、なかなか人気のお店のようです。(上の写真は人がいないところを撮っています)
頼んだのは、冷たい温玉うどん(420円)。このお店はどうやら釜あげが人気のようでしたが、この日はちょっと暑かったので、冷たいうどんをチョイス。やや太めのツルツルとしたうどんで、食べやすくて美味しかったです。(讃岐うどんをあまり食べたことがないので、これがすごく美味しいうどんなのかどうかは私には正直よくわからず…)
6.HOTEL AZ香川東かがわ店
4日目の宿は東かがわのHOTEL AZ。次の日に大塚国際美術館に行きたかったので、このお宿を予約しました。
2016年オープンなので比較的新しいホテルなのですが、この外観とか、全体的に漂うなんとも言えない昭和感!HOTEL AZ系列に泊まったのは初めてだったのですが、きっと系列店は全部この雰囲気なんでしょうね。
ザ・ビジネスホテルという感じで、過不足なく、そしてやはり施設が新しいので快適に過ごせました。(どう頑張っても部屋全体は写せなかったのですごく半端なアングルの写真になりましたが、一応雰囲気が伝わるように載せておきます…)
この日はシングル素泊まりで5,180円。周りに飲食店などもなく、立地的に便利とは言い難い場所ではありますが、ただ寝るだけなら十分なホテルだと思います!
【「HOTEL AZ香川東かがわ店」の口コミ評価】
・じゃらん:☆3.6
・楽天トラベル:☆4.37
4日目の移動ルート
総移動距離:142km、移動時間:2時間57分。この日は移動距離自体は一番短い日になったのですが、祖谷エリア(特に奥祖谷!)の狭い道の運転でとっても気疲れしました。
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓
3日目:高知・土佐佐賀温泉~北川村~徳島・大歩危〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
3日目のメインは、北川村「モネの庭」マルモッタン!ここは今回の旅のなかでもいちばん行ってみたかった場所。そして次の日に祖谷渓を散策するため、最後は大歩危まで移動する1日でした。実際に巡った順に、3日目に訪れたところを紹介していきます。
1.黒潮工房
3日は、2日目に泊まった宿の方に、この界隈では一番おいしい鰹が食べられる場所として教えてもらった黒潮工房からスタート。事前に予約しておけば、藁焼き体験もできるそうです。
正直朝ごはんでお腹はいっぱいで、でも2日目のリベンジでどうしてもおいしい鰹が食べたかったので、鰹のたたき単品(800円)を注文。2日目に食べた鰹のたたきよりはるかに美味しかった!
そしてお店が高台にあるため、外の席だと海を目の前に食事ができて、ロケーション的にもおすすめなお店です。
鰹乃國の湯宿 黒潮本陣という宿が同じ敷地内にあって、ここもおそらく眺めはとても良さそう。“鰹乃國の湯宿”とつけるほどですし、鰹には自信があるお宿のようなので、特に戻り鰹が食べられる時期にはここに泊まるのも良いかもしれませんね。
2.北川村「モネの庭」マルモッタン
四国旅で一番行ってみたかった、北川村「モネの庭」マルモッタン。土佐、高知市からは室戸岬方面に向かう道中にあるので、室戸岬とあわせて行く人が多いのかもしれません。(私は時間的に厳しかったので室戸岬までは行けませんでしたが)
クロード・モネがフランス・ジヴェルニーの自宅につくった庭を再現したという庭園で、「花の庭」「水の庭」「光の庭」と3つのエリアに分かれているのですが、一番の見どころはやはり睡蓮が池に浮かぶ「水の庭」。
水の庭の周囲には数カ所、ビュースポットが設けられていて、そこには庭の手本となっているモネの絵のレプリカが飾ってあります。そこから池と睡蓮の一角だけを視界に納めるように眺めてみれば、まさにモネの絵画に描かれた景色そのもの!
そしてその絵画に描かれていない世界も目の前には広がっているわけで、モネが見ていたお庭の全景もこんな雰囲気だったのかなと思いを馳せながら、景色に見入るのが楽しい。
また、水の庭の周囲や、光の庭、花の庭という他の庭も含めて、モネの庭はとにかく植えられているお花の種類が豊富!
計算され尽くした絶妙のバランスで植えられているのだと思いますが、花々の色の組み合わせや、背丈も含めたバランスが素晴らしく、全体的におとぎ話のような世界観に溢れた庭でした。
モネが咲かせられなかったという青い睡蓮もこのモネの庭では咲かせていて、6月中旬~10月下旬ごろまで見られるそうです。私が行ったのは5月の連休明けだったので、ここで咲いている様子は見られなかったのですが、他所で撮った青い睡蓮の写真があるので載せてみます!たぶんモネの庭の睡蓮と同じ種類なんじゃないかと思うのですが…。
あと睡蓮は午後からお花が閉じ始めるということなので、行くならぜひ午前中に!(と言っても私がたどり着いた14時ごろは、まだそれなりにお花は開いてました)
3.赤野休憩所
モネの庭で花の写真を撮りまくっていたら良い時間になってしまったので、そのまま徳島へ向かうつもりで走り出したのですが、途中で海がきれいに見えるスポットが目に入ったのでちょっと寄り道。
赤野休憩所という、琴ヶ浜に面したスポットで、ドライブ中の一休みにちょうど良い場所。きれいなトイレもありました。
4.大歩危温泉 サンリバー大歩危
3日目の宿は、徳島の大歩危にあるサンリバー大歩危。金曜日に1人泊で、1泊2食付き9,720円という格安な温泉宿だったので、あまりわがままは言えないのですが、正直に言ってもう1回泊まりたいとは思えないお宿でした…。
まず古い宿なのはしょうがないとして、なんとなく清潔感に欠けること、あと食事が、品数はわりと多いのですが1年中同じお料理を出していそうだなという雰囲気で(しかも何年もメニューが変わっていなそう)、まあ結局のところ私が宿で重視するポイント(清潔感とお料理の内容)がどちらも期待以下だったというだけのことなのですが…。(事前の下調べが不足していたなーと反省!)
温泉は肌がすべすべになる良いお湯でしたし、予約サイトの口コミはそこそこなので、ちゃんとハマる人にはハマるお宿だと思います!
【「大歩危温泉 サンリバー大歩危」の口コミ評価】
・じゃらん:☆4.0
・楽天トラベル:☆4.1
3日目の移動ルート
総移動距離:243km、移動時間:4時間42分。どうしてもモネの庭には行きたかったので旅程に入れましたが、そのせいでまたまた移動時間が長い1日になりました。
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓
2日目:愛媛・宇和島~高知・四万十~土佐佐賀温泉〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
愛媛の宇和島からスタートして、四万十川の沈下橋を見に行くのがメインの2日目。二度と行きたくない竜串海岸のあとはまた何度も行きたくなる宿にたどり着き、辛いことと嬉しいことが入り混じった2日目になりました。以下立ち寄ったスポット順に紹介します。
1.道の駅よって西土佐
岩間沈下橋に向かう途中に見かけた新しそうな道の駅。最近の道の駅は、こういうおしゃれな雰囲気のところが増えましたね~。
高知に会社があるミレービスケットの限定品とか、高知といえばの芋けんぴとか、お土産もいろいろ。
四万十牛のメニューが食べられる食堂や、おしゃれな雰囲気のカフェに、
焼きたての鮎が買える売店もありましたよ。
2.岩間沈下橋
せっかく四万十まで来たからにはいくつか沈下橋を巡ろうと思って、まず最初に行ったのが岩間沈下橋。ここはなんと橋そのものが沈下しちゃって、残念ながら近づくこともできない状態でした。
近くの岩間四万十茶屋の敷地には、撤去した床版を使ったベンチが。
ベンチの断面がこちら。小石の混ざったコンクリート製?ということなんでしょうか。厚さもあってかなり重量がありそうで、この床版を橋脚が支えきれなくなってしまって沈下したということなのかな。
3.勝間沈下橋
四万十川を下る形で、川沿いの道を北の方向に進むと次に出会う沈下橋が勝間沈下橋。ここは川岸が広くて、川の近くまで車で降りて行けました。
地元の方が乗っているらしき車は普通にスイスイ橋を通っていくのですが、
橋の上から見ると、欄干なしはやっぱり怖い!結局私は車では渡らずじまいでした。
小さな船が何艘か係留されていて、これで鮎釣りでも行くのでしょうか。四万十川の水は本当に澄んでいて底までよく見えるので、魚釣りも楽しそう。
4.高瀬沈下橋
さらに川を下っていくと次に出会う沈下橋が高瀬沈下橋。ここは橋近くに車を停められるスペースがないので、この案内看板付近に停めるか、道路挟んで向かい側にも車が駐車できそうなスペースがありました。
この高瀬沈下橋は、橋の橋脚も2本で支えられている構造で、この前に寄った橋脚が3本だった勝間沈下橋よりもさらに道幅が狭いような。渡った先の集落もコンパクトなのかもしれませんね。
5.四万十のおもてなし いちもん家
高知に来たからには鰹を食べようと思って、ランチに寄ったのが「四万十のおもてなし いちもん家」。サンリバー四万十という物産館に併設されているレストランです。
お店の雰囲気はファミレスという感じで、頼んだメニューは鰹のたたき丼(980円)。時期的にも初鰹の季節なので、脂がのっていないのはしょうがないにしても、ずいぶんと切り身は薄いし、正直イマイチかなという感想でした。食べログの口コミ評価は高かったのですが、少なくとも鰹が目的なら他のお店を探したほうが良さそうです。
6.竜串海岸
まだ宿にチェックインするには時間が早いなと思って足を伸ばした竜串海岸。奇岩が並ぶ海岸で、海沿いに遊歩道が整備されています。
ただ遊歩道と言っても、時々コンクリ製の階段があったり、岩の間に小さな橋がかけられていたりする程度で、極力もともとの地形に手を加えない形で整備されているので、どこを歩いていいのか時々わからなくなりながら進みます。
岩というよりもまるで木の幹のような形をしていたり、岩肌にたくさんの穴が空いていたりと見たことのない岩の連続で確かに見応えはあるのですが、そんなことよりも岩の上を大量に這っているフナムシが気持ち悪すぎて、もはや岩どころじゃなく…。
私が1歩進むごとにフナムシの大群がワサワサと動き出して、岩陰に隠れようとするのですがその様子にずーっと背筋をぞわぞわさせ続けて、ひたすら半泣き状態でした…。あんなに大量のフナムシを見たのは初めてだしもう二度と見たくないので、もうここには行きたくないです…姿形も動きもゴ○ブリそっくりなので、紹介しといてなんですが苦手な方は絶対に行かない方が良いです!
7.土佐佐賀温泉こぶしのさと
ヘトヘトでたどり着いたこちらの宿は良い宿だった!土佐佐賀温泉という黒潮町にある温泉宿です。日帰り入浴施設が併設されている宿で、全体的にこざっぱりとしていて比較的新しそうでした。
なによりよかったのがごはん!しっかりお品書き付きの夕食はお魚がメイン。刺身の盛り付けもきれいだし、最近出してくれる宿が少ない天ぷらも付いてるし、地元の食材もふんだんでどれもおいしい!
特に最後のハモのひつまぶしはこちらのオリジナルのお料理だと思いますが、甘辛く味付けしたハモとごはんの組み合わせが最高でダシを入れたお茶漬けもおいしく、大満足の夕食でした。
そして最後のデザートには謎の「令和」焼印が。5月の連休明けで令和なりたてだったので、入れたくなる気持ちはわかります。笑
朝ごはんもお魚ざんまいでおいしかった〜。宿の朝食で卵かけご飯ってめずらしい気がしますがうれしい。
平日泊ではありますが、1泊2食付きの1人泊で11,900円で泊まれたので、かなり良心的なお宿だと思います。対応してくださったスタッフの方もみなさん感じがよく、気持ちよく泊まりました。高知泊するならここのお宿はとてもおすすめです。
【「土佐佐賀温泉こぶしのさと」の口コミ評価】
・じゃらん:☆4.7
2日目の移動ルート
総移動距離:172km、移動時間:3時間45分。ひたすら下道を通るルートだったので、移動距離は短いわりにやたらと時間がかかりました。
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓
2019・四国一周4泊5日のひとり旅スケジュール振り返り
四国一周を目的に出かけた、4泊5日のひとり旅。毎日移動時間がそれなり長くなってしまい(移動手段は車です)、4泊5日で一周するのはけっこう忙しかったのでもうちょっとゆとりがあった方が良かったかなあという感想ですが、4泊5日のスケジュールと、立ち寄ったスポットを振り返ってみました。
1日目:尾道~しまなみ海道~愛媛・宇和島
1日目は尾道を11時過ぎぐらいに出発するのんびりスタート。愛媛方面に向かってしまなみ海道を渡ったのですが、ふと思い立って全部のパーキングエリア、サービスエリアに寄ってみたり、伯方島のカフェに寄ってみたりしました。
<1日目に立ち寄ったスポット>
- 大浜PA下り
- 瀬戸田PA下り
- 上浦PA下り
- 伯方島・Patisserie T’s Cafe 玉屋
- 伯方島・船折瀬戸
- 伯方島・鶏小島
- 伯方島・どこでもドア
- マリンオアシスはかた
- 来島海峡SA
- ホテルCORAL宇和島
それぞれのスポットについて、詳しくは以下の記事でまとめています↓
1日目の移動ルート
総移動距離:238km、移動時間:3時間52分。宇和島が思った以上に遠かった!
2日目:愛媛・宇和島~高知・四万十~土佐佐賀温泉
2日目は高知の沈下橋をめぐるのがメインのルート。時間があったので景勝地として知られる竜串海岸まで足を伸ばしてみたのですが、ある虫が大量にいたおかげで半泣きで観光するハメに…。こぶしのさとはすごく良い宿だったのが救い。
<2日目に立ち寄ったスポット>
- 道の駅よって西土佐
- 岩間沈下橋
- 勝間沈下橋
- 高瀬沈下橋
- 四万十のおもてなし いちもん家
- 竜串海岸
- 土佐佐賀温泉 こぶしのさと
それぞれのスポットについて、詳しくは以下の記事でまとめています↓
2日目の移動ルート
総移動距離:172km、移動時間:3時間45分。ひたすら下道を通るルートだったので、移動距離は短いわりにやたらと時間がかかりました。
3日目:高知・土佐佐賀温泉~北川村~徳島・大歩危
3日目のメインは、北川村「モネの庭」マルモッタン!ここは今回の旅のなかでもいちばん行ってみたかった場所。そして次の日に祖谷渓を散策するため、最後は大歩危まで移動する1日でした。
<3日目に立ち寄ったスポット>
- 黒潮工房
- 北川村「モネの庭」マルモッタン
- 赤野自転車道休憩所
- サンリバー大歩危
それぞれのスポットについて、詳しくは以下の記事でまとめています↓
3日目の移動ルート
総移動距離:243km、移動時間:4時間42分。どうしてもモネの庭には行きたかったので旅程に入れましたが、そのせいでまたまた移動時間が長くなってしまった…。
4日目:徳島・大歩危~祖谷渓~奥祖谷~香川
祖谷と奥祖谷のかずら橋をメインに回る1日。本当に山深いところで、秘境感たっぷりでした。そしてかずら橋は足元スケスケで怖い!
<4日目に立ち寄ったスポット>
- ひの字渓谷
- 小便小僧
- 祖谷のかずら橋
- 奥祖谷のかずら橋
- うどんさぬきや
- HOTEL AZ 香川東かがわ店
それぞれのスポットについて、詳しくは以下の記事でまとめています↓
4日目の移動ルート
総移動距離:142km、移動時間:2時間57分。この日は移動距離自体は一番短い日になったのですが、祖谷エリア(特に奥祖谷!)の狭い道の運転でとっても気疲れしました。
5日目:香川~徳島〜尾道
最終日の5日目は、大塚国際美術館にたっぷり時間を割いた日。しかし丸1日いても足りない場所でした。思いつきで立ち寄った四方見展望台、与島PAはどっちもすごく景色がきれいだった!
<5日目に立ち寄ったスポット>
- 四方見展望台
- 大塚国際美術館
- 与島PA
それぞれのスポットについて、詳しくは以下の記事でまとめています↓
5日目の移動ルート
総移動距離:234km、移動時間:3時間19分。海沿いの道&高速ばかり走ったので運転は一番楽ちんな日でした。
1日目:尾道~しまなみ海道~愛媛・宇和島〈2019・四国一周4泊5日のひとり旅〉
尾道スタート、宇和島がゴールの1日目。出発は11時過ぎぐらいとのんびり。愛媛方面に向かってしまなみ海道を渡ったのですが、ふと思い立って全部のパーキングエリア、サービスエリアに寄ってみたり、伯方島のカフェに寄ってみたりしました。以下立ち寄ったスポット順です。
①大浜PA下り
真新しいPAで、こじんまりとはしていますがお土産はそれなりに充実。フードコートでは尾道ラーメンやたこ天が食べられますよ。
ここから因島大橋に歩いて行けるのですが、自動車が走る道の下の歩行者・自転車・バイク専用の道を歩くことになり、眺望がイマイチなのが難点。しまなみ海道を歩いてみたいという方は因島大橋ではなく他の橋の方がおすすめ。
そしてはっさく大福の「はっさく屋」が近くにあって歩いて行けます。私が行った日は残念ながら店主の方が体調不良でお休みでしたが、5/15から営業再開してるようです。
②瀬戸田PA下り
自販機とトイレだけあるパーキングエリア。
カップヌードルの自販機(給湯器つき)があって、珍しい!と思って思わず1枚。
このPAからは、多々羅大橋まで歩いて行けます。ただ、パーキングエリアから橋まで700mあるのでなかなか遠かった…。
でもここは車道のすぐ横、橋の上に歩行者用の道があるので展望が良くて歩くのが気持ち良いです!
橋に向かう途中で、ご近所の方がやっていると思われる柑橘の無人販売がありました。立派なレモンが2個で100円!
そして橋の手前には、レモンの形のベンチが置かれた休憩スペースなんかも。主に自転車で渡っている方などが一休みされるようです。
あと、瀬戸田PA上りに行けるように、しまなみ海道の下を潜るトンネルもありました。上りのPAに行けば、お土産販売やフードコートもありますよ。
③上浦PA下り
自販機とトイレだけあるパーキングエリア。橋に歩いて行ったりもできないので、立ち寄る人も少なく空いてますが、人気が無さすぎるので暗くなってから一人で寄るのは止めておいた方が良さそう。
④伯方島・Patisserie T’s Cafe 玉屋
伯方島ICで一旦降りてPatisserie T’s Cafe 玉屋へ。ここロケーションがとっても素敵なカフェでした!パフェも美味しい。ずーっと居たくなる居心地の良さです。また行きたい。
⑤伯方島・船折瀬戸
船も折れるほどの激しい潮流ということで名付けられた海峡だそうです。確かに、穏やかな瀬戸内海とは思えないほどの潮の流れ。
そして「船折瀬戸最強時刻」という案内板が。干潮・満潮時刻の一覧なのですが、“最強時刻”っていうのはいったいどういう意味なんだろう??
⑥伯方島・鶏小島
鶏小島(にわとりこじま)という小さな無人島を間近に眺められるスポット。
上の写真の広場の左側に階段があって、降りるとキャンプ場に出ます。
そしてこのキャンプ場から見えるのが鶏小島。「元日の朝金鶏が鳴く」伝説の島だそうです。
このキャンプ場から海岸線に降りることもできて、そうするともっと間近に鶏小島を眺めることができます。この炊事場とトイレの間の道を下っていった先が海岸。
海の水が想像以上に澄んでいてびっくり。瀬戸内海の海もけっこうきれいなんですよね。
そして目の前に鶏小島。小さいながら灯台も立っている島です。
伯方・大島大橋のビュースポットとしてもおすすめな場所です。
⑦伯方島・どこでもドア
ネットで調べてみるとGW限定の撮影スポットと紹介されているのですが、5/8時点ではまだ置かれていました。一人で行ってるのでどう写真に撮ったら良いのかわからないまま、いちおう何枚か撮ってみた。
⑧マリンオアシスはかた
ヤシの木が植えられていて南国風の写真が撮れるという情報を見て寄ってみたスポット。ちょっと寂れた感じですが、お土産買ったりアイス食べたり、ご飯食べたりできるようでした。
⑨来島海峡SA
ここも新しい施設のSAで、上下集約型なので上り下りどちらからでも行けます。
展望テラスがあったり、
憧れの「蛇口からみかんジュース」が買えたり、しまなみ海道のSA・PAの中で一番充実しているスポット。
焼豚玉子飯など今治グルメが食べられるフードコートもありました。
お土産もSA限定のものがいくつもあったり、品揃えが豊富。しまなみ海道でお土産を買うならここに立ち寄るのが良さそうです。
⑩ホテルCORAL宇和島
この日はホテルCORAL宇和島泊。年季の入ったホテルではあるけれど大浴場付き(ずいぶんと小さな大浴場でしたが…)で、1泊素泊まり4,860円と比較的リーズナブルでした。
【「ホテルCORAL宇和島」の口コミ評価】
・楽天トラベル:☆4.16
1日目の移動ルート
総移動距離:238km、移動時間:3時間52分。宇和島が思った以上に遠かった!
2019・四国一周4泊5日のひとり旅の旅程はこちら
4泊5日の全旅程は以下の記事でまとめています↓
しまなみ海道一の展望スポット!隈研吾氏設計の自然に溶け込む大島・亀老山展望公園
しまなみ海道の展望風景が好きで、あちこち展望スポットを訪ねているのですがその中でもやっぱりここが一番!と思うのが大島の亀老山展望公園。くねくね山道を登った先に来島海峡大橋の絶景が待っています!
<目次>
- 大島にある標高307.8mの亀老山山頂の展望スポット!
- 展望台への道中に設けられたテラスからの展望も必見
- 生口島出身の画家・平山郁夫さんも描いた景色
- 亀老山展望公園へのアクセス・自転車はかなりハード!
- 尾道側のしまなみ海道ドライブもおすすめ!
大島にある標高307.8mの亀老山山頂の展望スポット!
亀老山展望公園は、広島・尾道〜愛媛・今治間を結ぶしまなみ海道がつなぐ島のうち、愛媛県側最後の島である大島にある展望スポットです。
なかなかの勾配の山道(島の山に続く道のわりには道幅が広いので、比較的運転しやすいです)を登っていくと、車が20台ほどは停められる駐車場にたどり着きます。ちょっとした売店と、トイレもありますよ。
そしてこの売店の左手の道を進むと、建築家の隈研吾氏が設計したという展望台へと登ることができます。この展望台からの景色が絶景なのですが、展望台自体もとても素敵なつくり。
なんでも、亀老山の景観を壊さないようにと、この亀老山山頂の地形に埋没する形で建てられているんだそう。近くまで行かないと目に入らないのは確かで、駐車場からですらこの展望台の存在に気づかないのですが、あえてそれを狙ってつくられた建物なんですね。
この展望台から、しまなみ海道をはじめとして胸がすくような360度の絶景が眺められます。
日陰がまったくないのでなかなか長居はできないのですが、それでもずっと見ていたくなるような景色が見渡す限り広がっています。
しまなみ海道のある海峡は波が少なく穏やかなので、潮流まではっきり見えるのもここならではの景色だなあと思います。
展望台への道中に設けられたテラスからの展望も必見
展望台の手前、道路沿いにいくつか展望テラスが設けられていて、こちらからの景色も絶景!(肝心のテラスが写っていないのですが、上の写真の道からしまなみ海道側にせり出す形でテラスが設けられています)
展望台からよりも、より間近に来島海峡大橋を眺めることができます。写真家である故安藤喜多夫氏の提案によりつくられたテラスだそうで、格好の撮影スポットですよ。
生口島出身の画家・平山郁夫さんも描いた景色
有名な日本画家・平山郁夫さんの出身地がしまなみ海道が通る島の一つ・生口島で、生口島には平山郁夫さんの美術館があるのですが、こちらで亀老山展望公園からの展望を描いた平山郁夫さんの作品を鑑賞することができるんですよ。
建物全体がゆとりのあるつくりで見事な庭園もあり、居心地の良い美術館なので、絵に描かれた亀老山の展望も見てみたいという方はぜひ、生口島の平山郁夫美術館にも足を運んでみてください。
亀老山展望公園へのアクセス・自転車はかなりハード!
亀老山展望公園までは公共の交通手段が通っていないため、車でのアクセスが基本です。前述した通り、島の山道の割には道路が広いので、運転に不慣れな方でもたどり着くのはそんなに難しくないと思います。
ちなみにサイクリンクロードとして人気のしまなみ海道なので、亀老山展望公園にも自転車で来ている人の姿がちらほら見受けられるのですが、かなり勾配があるので道のりはかなりハードだと思います…。頑張れる方はぜひ挑戦してみてください。
尾道側のしまなみ海道ドライブもおすすめ!
しまなみ海道観光を尾道側からスタートする場合、亀老山のある大島まで移動すると移動時間だけで結構な時間を費やしてしまうので、尾道側の島だけを半日でサクッとめぐるモデルコースを以下の記事で紹介しています。
亀老山ほどの展望ではないものの、しまなみ海道の展望スポットも含んでいますので参考にどうぞ。
広島・鞆の浦1日観光モデルコース!ポニョ&ノスタルジックな風景をめぐる旅
ジブリ映画「崖の上のポニョ」の舞台とされる広島・鞆の浦。ノスタルジックな風景が広がる港町で、ポニョの映画に出てきたスポット巡りと、古くからの名所や船で5分で行ける仙酔島をめぐる、鞆の浦1日観光モデルコースをご紹介します。
<目次>
- 午前中:龍馬も乗った船「いろは丸」でまずは仙酔島へ!
- ランチ:地元の名店で鞆の浦名物「鯛めし」のお昼ごはん
- 午後:ポニョスポットと情緒たっぷりの港町名所めぐり
- 鞆の浦での移動方法と1日観光ルートマップ
- 鞆の浦へ行くなら尾道観光もおすすめしたい!
午前中:龍馬も乗った船「いろは丸」でまずは仙酔島へ!
鞆の浦に着いたら、鞆の浦の町を散策する前にまずは鞆の浦のお向かいにある離島・仙酔島を観光しましょう。福山市営渡船乗り場から20分おきに出航している、龍馬がのった蒸気船「いろは丸」を再現した船に乗って向かいます。
仙酔島までの乗船時間はほんの5分程度。船で近くを通る弁財天がシンボルの無人島「弁天島」などを眺めながら乗っていると、あっという間に到着!
仙酔島に着いたら、島の散策をはじめる前に船着場近くの建物に貼られている島のマップをチェック!見どころはいくつかありますが、私のおすすめは鞆の浦の港を展望できる御前山と、五色岩など奇岩が見られる田野浦海岸沿いの遊歩道です。まずは船着場に近い御前山へと向かいましょう。
弁天島と対岸の鞆の浦を一望できる御前山へ
御前山までは林の中の道を通って向かいます。足元は舗装されてますし、多少アップダウンはあるものの緩やかな勾配なのでさほどキツくないですよ。
道なりに歩いていくと、こんな東屋に到着します。ここが展望スポットです。
ここまで鬱蒼とした林の中を歩いてくるので、この開放的な景色がうれしい!
そして船から眺めた弁天島と、その奥には対岸の鞆の浦の街も見えています。ここはなぜか訪れる人が少なくて、静かに鞆の浦の海を眺める場所としては絶好のスポットでした!
パワースポット!?五色岩が見どころの遊歩道も歩いてみよう
御前山からの展望を楽しんだあとは、海岸線の遊歩道へと向かいましょう。「国民宿舎 仙酔島」が建つ田ノ浦海岸という海岸から始まる遊歩道で、こちらもしっかり整備されています。
海沿いギリギリに設けられた遊歩道なので、海の水のきれいさを堪能するのにもおすすめの遊歩道なのですが、
一番の見どころはこちらの五色岩。五色あるかな?という印象ではありましたが、連なっている岩々なのに、確かに一色ではなくいろんな色が混じりあっています。なにやらここはパワースポットと言われているらしくて(こちらのサイトでは島全体がパワースポット!と説明しています)、神秘的なパワーがあるんだそう。私にはちょっとわからなかった…ですが、念を込めて触ってみると、いいことあるのかも!?
この五色岩を通り過ぎたら、まもなく遊歩道は終わり。最後まで歩いたら遊歩道を折り返して船着場へと向かいましょう。島の中の方を通り抜ける道で戻ることもできるのですが、そうすると遠回り&坂道を歩かないといけなくなるので、遊歩道を戻った方が楽ちんです。
船着場に着いたら再びいろは丸に乗船して鞆の浦へと戻り、ランチタイムにしましょう!
ランチ:地元の名店で鞆の浦名物「鯛めし」のお昼ごはん
ランチに食べたい鞆の浦の名物グルメといえば「鯛めし」!鯛めしを食べられるおすすめのお店が「衣笠」です。地元の人も多く訪れる老舗店で、ランチメニューは「鯛めし膳(2,000円)」や「鯛づくし(3,000円)」など、鯛をメインにしたお膳のほか、定食メニューなども。通常は白いご飯がつくメニューでも、プラス350円で鯛めしに変更が可能です。
こちらは「鯛めし膳」。左下の鯛めしから時計回りに、茶碗蒸し、魚のたたき、たこの天ぷら、鯛・マグロ・イカ・カンパチのお造り盛り合わせ、赤出し、お新香にほうれん草のおひたし、炊き合わせというラインナップ。
鯛めしは鯛のダシが効いていてとにかく絶品ですし、他のお料理も盛り付けからしてとてもきれいで、どれも丁寧に作られたお料理ですべておいしかった!このお料理に食後の飲み物(コーヒーなど)がついて、2,000円はとても良心的だと思います。
そしてジブリファンの方なら、レジ近くにある宮崎駿さんのサインにも注目ですよ!
こちらのお店を、以下の記事ではもう少しくわしくご紹介しています↓
午後:ポニョスポットと情緒たっぷりの港町名所めぐり
まずは鞆の浦バスセンターでポニョスポットをチェック!
鯛めしでお腹がいっぱいになったら、午後はいよいよジブリスポットと港町らしい鞆の浦の名所めぐりへ!鞆の浦バスセンターに、ポニョの映画に出てくるスポットをまとめた手書きのマップが貼ってあるので、まずはマップを確認しに行きましょう。
あくまでバスセンターの方が独断と偏見でまとめたと説明のあるマップですが、実際にポニョに出てきたような風景が見られる場所を丁寧にまとめてくれています。そして再び宮崎監督のサインに、こちらには高畑勲監督のサインも!
ちなみに、ジブリではどの映画もどの場所がモデルになっているということは名言しない方針なのだそうですが、鞆の浦については、宮崎監督が気に入って数ヶ月滞在していたんだそうです。そういう背景もあって、鞆の浦がポニョの舞台なのではと言われているんですね。
福禅寺対潮楼で絵画のような景色を眺める
ポニョのマップを見たからには早速ポニョスポットへと行きたいところですが、鞆の浦の名所も見逃せないのでまずはバスセンターに近い福禅寺対潮楼を訪れましょう。向かう道のりもなかなか趣があります。
対潮楼の見どころはなんと言ってもこの景色!写真はイマイチですが目の前に広がる海と弁天島と仙酔島の借景がすばらしく、すべてが見事なバランスで収まっていて、絵画のような景色とはこういうことを言うんだろうなあとつくづく。写真を撮るのが好きな方には特にオススメしたいスポットです。
鞆の浦のシンボル・常夜燈も外せない!
続いて向かうのは、港のすぐそばに建てられた常夜燈。鞆の浦のシンボル的存在の人気スポットです。常夜燈へと向かう道のりにも雰囲気ある建物が並びます。
そういえばこの通りには、バケツに入ったポニョを模したオブジェもあったので、ぜひ探してみてください!
通りを抜けてすぐ、常夜燈が置かれたひらけたスペースに出ます。近くにある建物含めてここも絵になる光景!
石造りの常夜燈はなんと江戸時代に造られたものだそうで、「金毘羅大権現」の石額が掲げられています。海の安全の神様として、鞆の浦の海を見守ってきたんだとか。
どこまでも穏やかな鞆の浦の港の景色も、この常夜燈のおかげなのかもしれないですね。
いよいよポニョスポットへ!まずは「宗介の家」から
常夜燈に続いて向かうのは、ジブリファンの方にはお待ちかねのポニョスポット。先に紹介したマップにもある通り、鞆の浦には映画に出てきた場所が複数あると言われていますが、そのうち2つのスポットをご紹介したいと思います。一つ目が、「宗介の家」のモデルになっているのではと言われている建物です。
その建物は高台に建っていて、またまたこんな狭い石畳の坂道を登っていくと左手にそれらしき家が!
確かに、映画に出てきた宗介の家は赤い屋根に黄色い壁の、こんな色合いの家でしたよね!
裏側から見るとより映画に出てきた家っぽく見えると言われているようなのですが、どうでしょうか?家の形も微妙に違いますしそっくりそのままではないものの、雰囲気は十分。海が見える高台にあるというところも同じですね。
ちなみにこちらの建物は、現在「楢村幸男美術館」として利用されている建物で、日曜日だけ開館しているそうです。
医王寺から映画冒頭に出てくる街並みを眺める!
続いて向かうのは、またまたポニョスポット。宗介の家のすぐ近くにある、医王寺です。ここから眺める港の風景が、ポニョの冒頭に出てくるシーンの風景に似ているのではと言われているんです。
その景色がこちら!すごく特徴のある風景ということもないので、なかなかピンとこないかもしれませんが、映画をじっくり見てみるとあ〜確かに!と思えるシーンがきっとあるのではと思います。この辺りも宮崎監督がよくお散歩してたそうですよ。
そして実はこの医王寺からさらに583段の石段を登ると太子殿があり、そこからの景色の方がよりポニョっぽいということでした。私は時間がなくて行くのを諦めたのですが、頑張れる方はぜひ太子殿を目指してみてください!
最後は1歩で渡れるささやき橋へ
鞆の浦観光の最後、港方面へ戻る方はついでに見ておきたいのがささやき橋。橋と言っても川にかかっているわけではなく、道路の途中にあります。
石畳の道の途中がなぜか少しだけ盛り上がっています。そう、これがささやき橋です!
なんでも、してはならない恋をした二人のささやき声が、橋のたもとで聞こえてきたという伝説がこの橋の由来になっているんだとか。知らなければ通り過ぎてしまうような小さな橋ですが、気になる方は見に行ってみてくださいね。
鞆の浦での移動方法と1日観光ルートマップ
今回紹介したスポットは、鞆の浦〜仙酔島までの船を除き、全て徒歩で移動できる距離にあります。車の場合も、各観光スポットに駐車場が併設されていない場合がほとんどなので、鞆の浦までたどり着いたら公営駐車場などに車を停めて、歩いて観光しましょう。
記事で紹介したモデルコースをマップにまとめてみましたので、参考にどうぞ。(「その他のオプション」のリンクをクリックするとGoogleマップに遷移します)
<午前中のルート>
<午後のルート>
鞆の浦へ行くなら尾道観光もおすすめしたい!
同じく広島の人気スポット・尾道までは、鞆の浦から車で40〜50分の距離。3月中旬〜11月中旬の土・日・祝日は鞆の浦から尾道までフェリーも運行してますし、せっかくなら尾道or鞆の浦に一泊してどちらも行ってほしいところ! 尾道を半日でめぐるモデルコースを以下の記事で紹介しているので、尾道にも興味のある方はぜひ読んでみてください。